SALU 『8th Grade Syndrome』 第1回

今月から3ヶ月間ここでは私、SALUのコラムが展開されていきます。宜しくどうぞ。
桜も散った品川駅を出て、もうすぐ新横浜。そう、新幹線に乗っています。

後、数日で3rdアルバムがリリースされ、私はようやくまた自分の存在理由を証明することが出来ます。リリースした瞬間からまた存在理由を問われる身に逆戻りする訳ですが。そもそもアルバムを出すことで証明される存在理由とは如何程のものなのか甚だ疑問ではありますが、それでも私にとっては雲を掴むようにやっとの思いで作り上げた「理由」。可愛らしくて仕方がありません。一旦リリースされれば私の元を離れ電波や回線に乗り、この恐ろしくも美しい世界へ巣立っていく。そうなる前に愛でるのが私の細やかな楽しみなのです。と、このように私は中二病全開の独りよがりな男なのですが今回のアルバムには珍しくたくさんのアーティストの方々が参加して下さっています。

歌声を聴いた瞬間に鳥肌が立ちいつか一緒に音楽がしたいと思っていたSalyuさん。彼女のデビュー当時から陰ながら(？)ずっとファンだった中島美嘉さん。スチャダラパーSHINCOさんのトラックの上では「あの方」のオマージュも。暗かった気持ちをパッと明るくしてくれた”talking to you”を聴いてすぐオファーしたところ、快諾して下さったmabanuaさん。中学生の頃からのヒーロー・NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDからはMACKA-CHINさん。水曜日のカンパネラからケンモチヒデフミさん。と、一言ではご紹介出来ないくらい多くの方にご参加頂いて居ります。

私のアルバムに私以外の声が入ることは初めてで、これまでの作品とはまた一味違った作品が出来ました。是非、一度御試食して頂きたいです。きっと美味しいはずですよ。
さてさて、太平洋見ながら天むすでも頂きますか！
ではまた来月(^^)v

（1回/全3回）