タイタニック・イン・コンサートがいよいよ上陸!その魅力をLiLiCoが熱く語る!

2016.02.2418:00

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LiLiCo

1997年に公開され、世界歴代興行収入ランキング、日本歴代興行収入ランキングともに第2位を記録、アカデミー賞11部門を受賞する快挙を成し遂げた映画史に燦然と輝く不朽の名作『タイタニック』。そんな本作のシネマ・コンサートがこの春、日本に上陸。大スクリーンでの映画上映にオーケストラ&アイリッシュバンドの生演奏による音楽(作曲:ジェームズ・ホーナー)、そしてグラミー賞も受賞した主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も生で鳴り響く!このあまりに贅沢な本企画の応援大使に就任したのは映画コメンテーターのLiLiCoさん。「エンタテイメント業界が変わる!」と大興奮のLiLiCoさんに話を伺った。

──『タイタニック』について、1997年当時覚えていることを教えてください。

実は私、当時ミニシアター系が大好きで、小さな映画を観に行くのが大好きだったんですよ。なので、映画館では観ていないんです。その時なぜか「流行りに乗らない!」いうのが流行りで(笑)。自分の中のくだらないブームなんですけどね。あと、ラブストーリー映画というものに、「そうは簡単に上手くはいかないわよ!」という目線で観ていたというか、ちょっとひねくれた性格だったんです(笑)。

でもこの作品は、(ジェームズ)キャメロン監督がラブストーリーを作るということ、またラブストーリーを描くといっても『タイタニック』は実話ですから、そういう意味でも興味がありました。公開から1年くらい経ってVHSで観て、3時間もあって2本テープがあるので途中で入れ替えないといけなかったんですよ(笑)。でも今まで4~5回は観たのかな~。この映画はずっとそこにある作品というか、年間500本くらい観るんですが、『タイタニック』は毎回フレッシュな気持ちで観直すことができる作品ですね。

──LiLiCoさんの中で印象的なキャラクターは誰ですか?

今はキャシー・ベイツ(モリー・ブラウン役/実力で成功した成金。上流階級の中からは成り上がり者として見下されていた)ですね。あれ実在の人物なんですよ。彼女はローズ(ケイト・ウィンスレット)と同じようなタイプで、すごい器の大きい人だったと思うんです。じゃないと上流社会に馴染まないジャック(レオナルド・ディカプリオ)に食事のマナーだったり、息子の礼服を貸し出したりと、陰でいろいろと支えてあげたりはしない。彼女はちゃんと“生きている人”だなと、共感しますね。あと、私当時、ローズの婚約者(キャルドン役のビリー・ゼイン)がすごいイケメンだと思って、私ゼインさん大好きだったんですよ!ああいう“濃い顔”が好きで、「ローズが彼と結婚しないんだったら私が彼と結婚します!」みたいな(笑)。

LiLiCo

──ゼインさんだったとは(笑)。レオ様とだいぶタイプが違いますね。でも当時レオ様を本作で知った人も多かったと思いますが、LiLiCoさんはどうですか?

私は『ギルバード・グレイプ』ですね!(93年の映画。レオが主人公の弟で知的障害者の役を演じ、その演技がアカデミー賞®助演男優賞にノミネートされた)。あまりにも演技が凄くて「誰だろうこの人」って驚きました!そこから注目していて、「この人は化けるな」と思いましたね。彼は本当に何でもできる役者さんなんですよね。たぶんあの頃は好青年の役が多かったと思うんですが、でも若干本人がうんざりしていたのか、それ以降すっごい狂ったような役ばっかりやってましたからね。最近なんてもう好青年の役なんかひとつもないですから(笑)!ただ、それが一番上手いんですよ!

──今まで4~5回観たとのことですが、観るたびに見方や感想も変わってきましたか?

そうですね。それこそ、みんな“王道のラブストーリー”ってよく言いますけど、アレ、奪い取ってますからね(笑)。大人の意見としてはダメです!(笑)。

でも・・・なんか「愛」って世の中で一番難しいことだと思うんですよ。婚約者を置いて好きな人と逃げる「愛」、そこまで愛する人がいるって本当に凄いコト。でもやっぱり、私大好きな人が「奥さんいます」「婚約者います」って聞いたら引きますよ。本当は「やっちゃいけないんですよ!」っていう冷静なLiLiCoもいるから(笑)。でもこういう“アバンチュール”を一度でも経験してみたいなとは思います。

歳を重ねると、映画は船の中の出来事を描いているけど、でもそれまでどれだけローズが嫌な思いをして生きてきたのか、そういう「前後」の「前」のストーリーも想像して観てしまいます。ジャックと出会って、テーブルの上で踊ったりツバを飛ばしたりとか、本当の彼女がどんどん出てきて、ローズの心情が変わっていく。そこがすごく細かく描かれているな、と改めて思いますね。若者だけの恋愛話じゃなくて、本当にバックボーンがしっかりしているんですよ。観る度に、いつもと違うところで感動できるところが、『タイタニック』がずっとみんなの中で生き続けるところなんだろうなって思います。

──物語もそうなのですが、この映画は改めて音楽の効果も凄い作品ですよね。

音楽は本当に偉大ですよ!セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」は改めて素晴らしいです。音楽って映画の中では登場人物の心境を現してくれるとても大事なツールで、この歌はエンディングに流れていますが、メロディラインは何回も劇中で流れるので、トゥルル~・・・って流れたら『あ、来た!』みたいな(笑)。あの曲の使い方が上手に煽ってくれますよね!よくあるじゃないですか、テーマ曲なのにエンディングでしか流れないっていう(笑)。そうじゃなくて、ちゃんとストーリーの中に盛り込まれているからこそ、作品も生きてくるんだと思います。

LiLiCo

──今回の企画についてはどのような感想をお持ちですか?

最初聞いた時にはエンタテインメント業界が変わるなって思いましたね。またみんなが「やっぱり映画ってスクリーンでみるのが素晴らしいな」って思ってもらえるように、もっともっと私たちも頑張らないといけないんですけど、こういう新しいスタイルで映画をスクリーンで観られるというのは、とてもありがたいですよね。特に『タイタニック』なんて皆が好きな映画ですから!以前は『ゴッドファーザー』(ゴッドファーザー・シネマコンサート)をやったようですけど、ちょっとシブいかな(笑)。

この大作&名作を皆と同じ空間で生の音楽で聴けるなんて・・・日本のエンタテインメント業界が大きな一歩を踏み出しましたね。これは観に行かなかったら損ですよ!「映画は体感できる」っていうけど、これが究極の体感なんじゃないかな。心臓もマインドも、耳や目と、体の穴という穴から全部楽しめます(笑)。だってオーケストラ、コーラス入れて130人ですからね!私が思うに、最初のオーケストラの音楽が流れると、鳥肌でみんなの髪がちょっとだけフワって立つと思います(笑)。

──個人的にこの企画で観てみたい作品はありますか?

『ドリームガールズ』(06年)!やってほしいですね。でも『ドリームガールズ』はミュージカルだから難しいかな~。誰かが歌わないといけないですからね。『タイタニック』はミュージカルじゃないからこの企画に最適だと思うんです。歌が入っている映画だと誰かが歌わないといけないし、そうするとセリフも生きなくなっちゃう。あとオーケストラって普通行かないじゃないですか?若い人が「オーケストラに行こう!」って思える企画だと思いますよ。そういう意味でも本当に、本当に大きな扉を開けた企画、小さな扉じゃなくて、西部劇に出てくるようなダブルの扉でバーン!!ですよ(笑)。楽しみですね。

タイタニック

TITANIC LIVE 2016 タイタニック in コンサート

2016年4月5日(火)6日(水) フェスティバルホール[大阪]
17:30 開場 / 18:30 開演

2016年4月10日(日) 東京国際フォーラム ホールA
14:00 開場 / 15:00 開演

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