レッド・ツェッペリン「天国への階段」パクリ疑惑、ついに陪審裁判に

2016.04.1318:45

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レッド・ツェッペリン

1971年に発表されたレッド・ツェッペリンの代表曲「天国への階段」を巡り、米バンド、スピリットのギタリスト、故ランディ・カリフォルニアの代理人などが提訴している問題で、アメリカ・ロサンゼルス連邦地裁が、ツェッペリンの元メンバー側と両者による陪審裁判を5月10日に行うことが決定した。

今回争点となるのは、「天国への階段」と1967年に発表されたスピリットの「タウラス」のイントロ部分がそっくりだというもので、1997年にこの世を去ったランディ・カリフォルニアの遺産管財人のマイケル・スキッドモア氏が2014年より訴訟を起こし、今回アメリカ国内の陪審員に委ねることとなる。

原告側は以前より、2曲のイントロが非常に似ていることからランディ・カリフォルニアを作曲者として明記することを求めており、2008年時点で5億6200万ドル(600億円)ものセールスを記録している本楽曲の著作権の分配金の一部が故人のもとに約50年の時を経て支払われることも予想される。

1969年にレッド・ツェッペリンとスピリットは共にツアーをまわっており、生前ランディ・カリフォルニアがジミー・ペイジにギターフレーズを教えていたとの証言をしていたが、経済的な理由から訴訟を起こすことができなかった事情もあるようだ。ツェッペリン側は本件や2バンドのツアーの存在、メンバー間の接触なども「記憶にない」と否定している。

「天国への階段」と「タウラス」のイントロがそっくりという話題は、クラシックロックファンの間ではお馴染みではあったが、著作権問題がよりスポットライトを浴びるようになった近年までは「パクリ問題」の多くは放置されてきた。なお数年前にネット上で話題になった2曲のコード進行などを細かく比較した動画でも、イントロ部分の類似点は数多く指摘されている。

記事提供:AOL News