全曲作詞を松本 隆が担当。クミコ「デラシネ déraciné」第59回 日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞

ニュース | 2017.11.17 19:45

クミコと作詞家・松本 隆が、J-POPシーンを代表する気鋭のソングライターを迎え「ラブソング」を創り上げるプロジェクト“クミコ with 風街レビュー”の新作「デラシネ déraciné」が第59回 日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞した。

10月5日~9日 恵比寿 ザ・ガーデンホールにて5日間に渡って松本 隆の作詞家生活47周年記念イベント『風街ガーデンであひませう2017』が開催された。
10月5日の前夜祭は妻夫木聡、リリー・フランキーと松本 隆によるトークショーで開幕し、10月6、7、8日の3日間にわたって松本 隆ゆかりのアーティストたちによるフェス形式のコンサートが行われた。
そして、10月9日最終日には『デビュー35周年記念 クミコ・ザ・ベスト・コンサート 1982-2017』が開催され、
クミコの全時代のヒット曲と「デラシネ déraciné」全曲を網羅した選曲で構成された公演は、大盛況で幕を閉じた。

同公演後の11月2日には、秋の褒章にて学問や芸術等の向上発展に功績を残した人物に贈られる紫綬褒章が、松本 隆に授与された。そして今回、第59回 日本レコード大賞の優秀アルバム賞として「デラシネ déraciné」クミコ with 風街レビューが発表された。

 

「デラシネ déraciné」は、全曲作詞を松本 隆が担当した。
松本 隆が無名のクミコに“街角の歌姫”という称号を与え、アルバム『AURA』を世に送り出したのが2000年。
本プロジェクトはそれ以来、実に17年ぶりとなる松本 隆、クミコのリリース企画となり、作曲は、つんく♂、秦 基博、永積 崇、横山 剣など、日本の音楽シーンを代表する気鋭のミュージシャンが担当し、サウンドプロデュースは冨田恵一が担当した。
CDジャケットは、松本の意向で漫画家の近藤ようこ氏に依頼して制作された。

また、松本 隆が全曲作詞を担当したアルバムで日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞するのは、1986年リリースの松田聖子「SUPREME」以来31年ぶりとなる。

クミコ with 風街レビュー New Album「デラシネ déraciné」

収録曲(全10曲)
01. 不協和音 (作曲:七尾旅人)
02. 消しゴム (作曲:吉澤嘉代子)
03. フローズン・ダイキリ (作曲:横山 剣)
04. しゃくり泣き (作曲:村松崇継)
05. さみしいときは恋歌を歌って (作曲:秦 基博)
06. 枝垂桜 (作曲:亀田誠治)
07. セレナーデ (作曲:フランツ・シューベルト)
08. 恋に落ちる (作曲:永積 崇)
09. 砂時計 (作曲:つんく)
10. 輪廻 (作曲:菊地成孔)
★全曲作詞:松本 隆。サウンドプロデュース:冨田恵一

CD:COCP-40092
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