オーディション番組で大ブレイクした13歳の天才オペラ歌手に専門家が警鐘

2016.06.0620:00

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13歳少女オペラ歌手

アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」。最新シリーズで13歳の少女の驚異的なパフォーマンスが大反響を呼んでいる。

その少女とはラウラ・ブレタンさん。まだあどけなさが残る彼女だが、オーディションで「誰も寝てはならぬ」を熱唱。辛口の審査員全員が合格のゴールデンブザーを推す大絶賛となり、会場全体がスタンディングオベーションに包まれる伝説のステージとなった。

5月末にラウラの映像が公開されて以来、730万再生、Facebookなど他の動画サイトを含めると1億も有に超えると言われるこのパフォーマンスだが、専門家は「このままだとオペラ歌手としては通用しない」と警鐘を鳴らしている。

カーネーギーホールのヴォイス・ティーチャーを務めるクラウディア・フリードランダーさんは「クラシカル・シンガー・マガジン」への寄稿で「有望な声と本能的な音楽の才能を持っている反面、体がまだ成熟していない段階で体に負担をかける歌い方をしている」とし、「ビブラートが不規則で、舌と顎の筋肉が発達していない証拠」とコメント。才能は認めつつも正しい音楽教育を受けオペラ歌手としての肉体づくりを薦めている。

タレントショーで一躍有名になるパフォーマーは数多く、一般人がプロへの道へ進む登竜門としても知られるが、特に若い才能に関しては、メディアも視聴者もセンセーショナルに盛り上がることに終始してしまうケースが多い。

ラウラさんのような有望な新人がタレントショーに「消費」されないためにも、プロの厳しい目が必要といえるだろう。

記事提供:AOL News