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PAPER DI:GA

FAKE?(2013.4月号掲載 DI:GA interview)



FAKE?

2013.4.9 up

実に7年ぶりにKEN LLOYDとINORANが同じステージに立った、特別な一夜。FAKE?結成10周年を祝うため、2月23日にShibuya O-EASTで行われた“-Decade LIVE-”は、同窓会のような雰囲気とともに、FAKE?が今も進化を続けていることを強くアピールする、すばらしいライヴだった。

「なつかしいんだけど、昨日もやっていたかのようにすごく自然だった。10年やっていけるバンドなんてなかなかいないし、しかもこんなに好き勝手やってるバンドはいない(笑)。本人たちが一番楽しんでましたね」(KEN LLOYD)


FAKE?のライヴは、非常にアグレッシヴかつ肉体的、同時にロマンチックで精神的な高揚感を感じさせてくれるものだ。が、昨年11月に代官山UNITで開催された“ShowcaseⅢ”を持って第三期へと突入したFAKE?は、新たな変貌をとげつつある。


「今の音楽シーンを見てると、やれることはある程度出尽くしちゃってるのかな?と思うんですよ。そこで次に何をするか?というと、いろんなジャンルをミックスする現象が数年前から始まっていて、すごく面白い音楽が出てきてる。ダブステップとかね。“ShowcaseⅢ”ではクラブミュージックとロックをミックスして、今までの曲も全部クラブ・アレンジして、踊れるようにした。すごく新鮮でしたね。そうやって、いろんなジャンルをライヴでミックスして、新しいアイディアをどんどん出していくのが第三期のFAKE?です」(KEN)


現在OBLIVION DUST、ATOM ON SPHERE、FAKE?と三つのバンドを同時進行させるKENは、毎月別のバンドでライヴをやることも珍しくない。が、「自分にとっては普通のこと」とさらりと言う、そこにKEN LLOYDのアーティストとしての哲学がある。


「たとえばK.A.ZがVAMPSをやる時に、オブリのメンバーが“やられた!”と思う活動をしてほしいし、オレはオレで、FAKE?をやる時にはほかのメンバーに“やられた!”と思わせたい。オレがATOMをやってる時には、FAKE?とオブリに対して同じ感覚になるし、みんながそういう感覚でやってると、自然にお互いをプッシュして、“もっと行ける”ということになる。そこが一番大事なんですよ。それなりにいい曲とか、それなりにいいライヴは誰でもできるけど、それじゃ意味がない。常にプッシュプッシュ!でやっていくことが大事だと思うし、お客さんにとっても、“いいバンド”と“なくてはならないバンド”の違いがそこにあると思うんですよ。今の音楽シーンにはそこが足りないと思うから、FAKE?はそこを目指してやっていきます」(KEN)


次のライヴは、6月23日の代官山UNITにて。前回会場限定リリースされた『NAIL E.P.』の大好評を受けて、今回も会場限定の新作CDを制作中とのことで、それも楽しみだ。11年目を迎えた第三期FAKE?の全貌がきっと、この日明らかになるだろう。


「FAKE?のライヴは毎回実験があって、徐々にバンドが変わっていくところが見せれてるのかな?と思う。初めての人もまったく損はさせないし、ただバンドを見に来るのではなくて、周りの人と一つになれるライヴだと思うので、ぜひ来て、他では体験できないFAKE?の世界を楽しんで下さい」(KEN)


インタビュー/宮本英夫

FAKE? -Fallen Angels-

2013年6月23日(日) DAIKANYAMA UNIT 17:30 開場 / 18:00 開演 スタンディング:4,500円 (税込)

FAKE? -Fallen Angels- 公演詳細はこちら
一般発売日:4/13 ON SALE


アーティスト情報

■『NAIL E.P.』に続く会場限定CDを、6/23(日)DAIKANYAMA UNITで発売!

NEW ALBUM「FAKE?/2002-2012 〜Decade Selection〜」
(JAPAN RECORDS)
●NOW ON SALE





(FAKE? 2013.4月号掲載 DI:GA interview)

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