——5月26日に池袋MANHOLEで、結成10周年記念ライブ「Back to IKEBUKURO 2003」を開催するNorthern19。10周年を迎えてというところでの心境はいかがですか?
笠原健太郎(G&Vo)「気付けば10年って気持ちもあるし、10年って長いなって気持ちもありますけど。やっぱり感慨深さはありますよね」
井村知治(B&Vo)「同じ3人で10年間やれたっていうのも嬉しいし、やっぱり特別な想いはあります」
馬場豊心(Dr&Cho)「10年の記念ではあるんですけど、ここが通過点だとも思っていて。また、イチからやっていくくらいの気持ちで、原点に戻ってというタイミングでもあると思うんです」
笠原「あと、池袋MANHOLEって、僕らが初ライブをやった場所でもあって。そこから始まったといっても過言ではなくて、今までも節目節目にライブをやってきたし。自分らが10周年という節目を迎えるにあたって、もう一度原点に戻ろうという気持ちはありますね」
——昨年リリースしたアルバム『EMOTIONS』を聴き返して、深みあるロックバラードも10年の賜物だと思うんですが。僕は逆に突き抜けたド真ん中な曲に、10年のキャリアを感じました。
笠原「そうかも知れないですね。最初はただ、無邪気に鳴らしていたけど、周りから音楽的な影響も受けたり、やりたいことが思うように出来ない時期も経て、今、やっとやりたいことが出来てる気はして。あと、出し惜しみしてたらイカンなというのもあって、最近は思い切り出し切れるようになっていて。『EMOTIONS』には、そういうところが出てるんだと思います」
——10年の活動は平坦な道だけではなかったと思いますが、3人いることが心強いですよね。
笠原「3人とも考えが違っても、Northern19としてやることはひとつなので。そこがバンドの強みだと思いますね。自分が100%のうちの5%しか力を出せていなくても、2人が90%の力を出せればNorthern19としてはアリだし」
——曲が出てこない時もあるでしょう?
笠原「僕の場合はほとんどがそうです(笑)。続けるほどに安易な引き出しは開けられないから、本当に絞り出さないと出ない時もあるし。その代わり、良い物が出れば昔よりもハネ返ってくる物も大きいし。その辺の苦労や喜びは、10年続けないと分からなかったところですね」
——2003年、結成したばかりの頃は10年後の自分たちを想像出来ました?
笠原「全く想像しなかったです。ずっと続けていければ良いかな?と漠然と思ったくらいで」
井村「僕は10年後、スタジアムとかでライブしてると勝手に思ってました(笑)。目標だけはデカかったけど、現実は甘くないですね」
馬場「でも、何度も迷って考えて、答えを導き出してきたからこそ、今があると思うんです」
——会場はスタジアムじゃないけど、10周年を迎えたことが何より素晴らしいと思います。
笠原「先輩バンドを見てると説得力も違うし、まだまだだと思うし。原点回帰じゃないけど、ここでまた気を引き締めて。多くの人にとってのオンリーワンなバンドになりたいですね」
2013年5月26日(日) | LiveHouse MANHOLE(池袋) | 18:00 開場 / 18:30 開演 | オールスタンディング: 2,500円 (税込) |
Northern19 / RIDDLE / Mr.JiNGLES |
---|
Northern19 オフィシャルサイト
Northern19 DISK GARAGE.com アーティストページ
<PR>