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インタビュー
Rake(2013.5月号掲載 DI:GA interview)

Rake(2013.5月号掲載 DI:GA interview)

Rakeの公演情報

2013.6.21 up

——炎につつまれて走る「ランナーズ愛」のミュージックビデオは衝撃映像でした。CGではなかったんですね？

「どうしてもリアルなモノを追求したくて、CGもスタントの方もなしで、自らファイヤーアクションにチャレンジしました。実際にトライしたことで、現場の緊張感や僕自身の必死な表情など、映像としてすごく力のある作品が作れたと思っています」

——撮影で苦労された点など、エピソードを聞かせてください。

「安全対策として中に耐火服を着ているのですが、衣装は数回の着火で燃えてしまうので、同じ衣装を15着用意して撮影に挑みました。火をつけた状態は10秒くらいしかもたないので、着火しては走り…を40回くらい繰り返しました」

——「ランナーズ愛」で伝えたかったことは？

「自分一人で頑張り続けるのは難しいけど、大切な人のためならいつも以上に頑張れてしまう。そんな想いを歌ってます。あとはいつだって仲間がいて、ともに走っている。そのことも大切にしたいなって」

——歌詞に「どんなふうに生きていたい？」というフレーズがあります。こう問われたらRakeさん自身は、どう答えますか？

「自分の想いに正直に生きていたい。音楽が大好きで自分なりにがむしゃらに音楽を続けていたら、気がつけば今があって。いつだって自分の素直な感覚を大切にしていたなと」

——同じように「不思議とチカラ溢れだしてくる」という歌詞について。Rakeさんは、どんな時にチカラが湧いてきますか？

「やっぱりライブでオーディエンスのみんなと音を共有している時にチカラが湧いてきます。あとは暮らしている仙台で、川原をランニングしている時ですね。素になれるので」

——９月からツアー『Rake TOUR 2013 Free Bird』がスタートします。バンドスタイルと弾き語りという２種類のツアーだと聞きました。各ツアーの見どころを聞かせてください。

「バンドスタイルでは踊れるファンクな曲やエレキギターをかき鳴らしてロックなソロも弾きます。元々ギターリストになりたくてバンドをやっていたので、より力強くてソウルなRakeを感じてもらえると思います。弾き語りはみなさんとの距離も近いし、僕の家に遊びにきてもらってソファに座りながら聴いてもらっているような時間にしたいなって思っています。アレンジや選曲も大きく違うと思います」

——東京近郊では9/21の渋谷O-EAST（バンド）と、10/19の横浜BAY HALL。どんなライブにしたいと考えていますか？

「東京ではまだ初めて見る方も多いと思うので、ポップな部分だけじゃなくて、僕の持っているすべてを届けたいなと思っています。新曲も楽しみにしていてください」

——最後にツアーまでの今後の予定について教えてください。

「今年の夏もフェスにたくさん出たいなと思っています。まだまだ参加したことのない素晴らしいイベントがいっぱいあるし、みんなとの出会いを楽しみたいなと。あとは、新曲も生まれてきているので、夏には届けられるように頑張ります！」

インタビュー／伊藤博伸