25周年のアニバーサリーイヤーを迎えたJUN SKY WALKER(S)。その集大成として開催されるのが、来年1/11(土)の日本武道館ライブだ。今年、ニューアルバム「FLAGSHIP」をリリースし、さらに広がった音楽性とともに“2013年のジュンスカ”を強烈に印象づけた彼ら。バンド復活後、初となる武道館公演はジュンスカの過去・現在・未来が交差する、きわめて貴重なステージとなりそうだ。
——まず、今年の春に行われた25周年のアニバーサリー・ツアー、デビュー記念日(5/21)に開催された渋谷公会堂でのスペシャルライブの手ごたえについて聞かせてもらえますか?
宮田和弥「もちろん王道の曲もやったんだけど、2枚のアルバム(再結成後に発表した『LOST&FOUND』『FLAGSHIP』)の曲をツアーでやっていくなかで、自分自身も成長できたなっていう実感があって。ライブで演奏して、ファンの人に歌ってもらうことで完結するっていうか」
森純太「うん。スタジオ盤以上のムード、ニュアンスを出せたし、クオリティもさらに上げることが出来て」
宮田「ツアーを30本くらい回るなかで、25周年の地固めが出来たというのかな。その集大成を来年1月の武道館へ持っていけたらな、と」
——再結成後、初めての武道館ライブですからね。ちなみにジュンスカが最初に武道館のステージに立ったのは‘89年。そのときの印象はどうでした?
宮田「“ついにここに立てたか”って思ったかな。RCサクセションとかを見に来てた場所だからね」
森「えらい緊張したのを覚えてますね」
宮田「まあ、昨日のことのようでもあり、遠い昔のような気もするっていう感じかな…」
——当時と現在では、いろいろな意味で変化もあると思いますが。
宮田「芯の部分は変わってないと思うけどね。この前、“音楽のちから”っていう歌番組で『START』を歌ったんだけど、まわりの反応もすごく良かったし、シンプルなロックンロールは色褪せないんだなって再認識して。ブレない柱があるからこそ、いろんな挑戦が出来るんだと思うしね」
森「メンバーの性格もそうだし、大元は変わってないと思います。当時と違うのは、責任の重さじゃないですか。20代のときは“好きなことをやればいい”という感じだったけど、いまはそれだけでは済まないというか。ロックンロールをやり続けるためには、自分の責任を果たせなくちゃいけないんですよね」
宮田「そうだね。俺も消火器をまかなくなったし(笑)。あと、“ファンの人に支えられて、ここにいるんだな”ということを強く感じますね。最近は子供といっしょに会場に来てくれる人も増えてるし、武道館でもたくさんの人を巻き込んで盛り上がれたらいいな、と。個人的にはあと6kg体重を絞ろうと思ってるんですよ。当時の体重で武道館のステージに上がりたいなって(笑)」
森「(笑)新曲もやれたらいいですね。武道館は集大成だけど、そこで終わりじゃなくて、そこから旅立とうと思ってるので。ホップ・ステップ・ジャンプの“ホップ”なんですよね、自分にとっては」
2014年1月11日(土) | 日本武道館 | 15:00 開場 / 16:00 開演 | 指定席:6,500円(税込) 親子席(ペアー指定):10,500円(税込) |
【託児所を設置します】 ・お預かり時間 開場時~終演時間まで ・お問い合わせおよび予約電話番号 あいね03-5287-2229/月~金9:00~14:00、17:00~21:00 ・予約開始 6月3日(月) |
---|
受付期間:受付中〜8月31日(土) 23:00 ※受付は指定席のみ |
New Album「FLAGSHIP」
(アイビーレコード)
●NOW ON SALE
※通常盤
JUN SKY WALKER(S) オフィシャルサイト
DISK GARAGE.com JUN SKY WALKER(S) アーティストページ
JUN SKY WALKER(S)(2013.8月号掲載 DI:GA interview)