「調子いいです。お客さんに届いてる感じが、すごくする」(渡辺雄司/Ba&Cho)「この4人でやればこうなる、というものが実感できるようになって」(岡田翔太朗/Dr&Cho)「お客さんを巻き込めるということを信じて、戦える位置まで来たなと」(山下拓実/Gt&Cho)「一つ一つのライブを勝ち取って来た積み重ねが結果につながることがわかりました。これからも絶対逃しちゃいけないライブが続くので、勝ち取って頂上目指します」(高津戸信幸/Vo&Gt)
4人の発言をつなげてみれば、言いたいことはただ一つ。DIRTY OLD MENはいまバンドとして最高に充実して、誰にも負けねぇぞという自信と野心に満ち溢れている。ドラムの岡田とベースの渡辺が加入してから約1年半、4人のコンビネーションはすでに鉄壁だ。
「本当にうまいんで、基本お任せでやれちゃう。全面的に信頼してます。目の前であんまり言いたくないですけど(笑)」(高津戸)
「3人ともパフォーマンスできる人たちなんで、オレが盛り上げなきゃいけないのかな?とか、過去のバンド経験ではあったんですけど、それが今は全然ない。ドラムの演奏に専念できるので、ドラマーとしてはすごい楽です(笑)」(岡田)
彼らの最大の魅力は、高津戸の作るメロディック、エモーショナル、疾走感、切なさをたっぷり含んだメロディと歌心。そして悲しみ、後悔、不安などネガティブな感情に光を当ててポジティブに転換させるパワーを持った歌詞。そこに百戦錬磨のリズム隊が加わり、サウンドが一気に強く豊かになったことは、3月に出たアルバム『I and I』を聴けばすぐわかる。
「手応えはありました。評判も良かったし、みんなと繋がってる気がしたので、次が大切ですね。仲間が増えてきて、力を貸してくれる人がいるので、僕らはいい音楽を作り続けるだけです」(高津戸)
その“次の展開”となるのが、10月11日から全国7大都市をめぐる対バンツアー「Don't Stop Music vol.3」。相手はカフカ、indigo la End、OverTheDogs、BLUE ENCOUNTというツワモノ揃いだが、お互い遠慮なしのガチバトルは必至だ。
「ジャンルにこだわらず、違うバンドのお客さんを取り込めるように。しばき倒します!」(渡辺)
そして2013年の最後に用意された大舞台は、12月20日の赤坂BLITZワンマンライブ。まさに乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負にかける、4人の意気込みは並大抵のものじゃない。
「今まで信じてついてきてくれた人に、最高のものを見せれるように。命かけてやります」(山下)
「人生が決まるような日ですね。気合入ってます」(岡田)
「ここで成功すれば、“DIRTY OLD MENやるじゃん”って思われると思います。いろんな方が力を貸してくれてライブができるので、その方たちへの恩返しも含めて、埋めるのが義務だと思ってます」(高津戸)
「やるしかないんで。やるだけです!」(渡辺)
当日は、ライブの模様を即日ダウンロードして聴ける「T2D」サービスを実施。「新曲もやります」(高津戸)ということで、2014年の彼らの動向もここで見えてくるはずだ。バンドの命運をかけた特別なライブに挑む、DIRTY OLD MENの明日はどっちだ?
2013年12月20日(金) | 赤坂BLITZ | 18:00 開場 / 19:00 開演 | スタンディング:3,500円(税込) |
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受付期間:受付中〜10月18日(金) 23:00 ※規定枚数になり次第終了 |
New Album「I and I」
(フォーチュレスト)
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LIVE DVD「I and I TOUR 2013 FINAL」
10月11日(金)よりライブ会場限定販売!
DIRTY OLD MENオフィシャルサイト
DISK GARAGE.com DIRTY OLD MEN アーティストページ
DIRTY OLD MEN(2013.10月号掲載 DI:GA interview)