すさまじく濃いエモーションが込められたアルバム『THE FACES』!激動の季節を乗り越えたDragon Ashの姿が伝わる、リアルで切実な作品である。それを携えてのツアーを前にした彼らは、パッションを静かに燃やしている様子だった。
Kj(Vo&G)「このアルバムは、初期段階でできた<The Show Must Go On>が演劇から来ている言葉ということもあって、イントロダクションから始まってカーテンコールで終わる、ひとつの舞台を気高く完結させるイメージで作りました。3年ぶりだけど、バンドのここ1年の成長や方向性が出てるんじゃないかな」
桜井誠(Dr)「前に進むためにみんなが試行錯誤した感じが出ていて、しかもバランスがうまくとれてるアルバムだと思います。まだまだ成長できるな、と思いましたね」
——この1年はどんな感じでした?
ATSUSHI(Dance)「すごく良かったと思いますよ。いい意味で泥臭く進んできた感じがあるし。ライヴやりながら、レコーディングしながら、酒飲みながら(笑)」
HIROKI(G)「サクちゃん(桜井)が言ったみたいにみんな成長してるから、歳が上の俺はその流れに取り残されないようにしなきゃなと思って、頑張ってきましたね。感性も鈍っちゃいけないし、そこは負けないようにしたいです」
BOTS(DJ)「そうですね……自分は二十歳の時からこのバンドでやってきて、かなり恵まれていたと思うんですよ。でもそこで当たり前だと思ってきたことが、実は当たり前ではなかったという現実を突き付けられたわけです。そのぶん、昔よりもこのバンドに対して真摯に向き合ったと思う。それを踏まえて、自分自身が立ち上がることができた1年でした」
DRI-V(Dance)「俺は必死でしたね。とりあえず自分が今できること……練習だったり、ライヴに向けてのスキルを上げることをしっかりやりたいと思いました。集中したいというか、すべてをそっちに捧げたい!という思ってきた1年でしたね」
Kj「俺は個人的には、間違いなく人生で一番頑張った年です。人生で一番ムリしたし、一番楽しんだし、歯をくいしばったし、やったことないことにも挑戦したし……ほんとに自分をギリギリまで追い込めた。BOTSくんも言ってたけど、当たり前だと思ってることは、実は当たり前じゃないからね。いなくなってしまうとか、あるんだなって……」
——それだけ多くの感情が込められてるアルバムだと思います。ツアーはどんなものになりますか?
桜井「シアター(劇場)っぽい装飾だったり、ステージの造り込みを考えています。今までとちょっと違う照明や映像を使って、このアルバムの世界観を構築できたらなと」
——そして5月には武道館が決まってます!
桜井「なにげに初めてなんですよね。まあ<記念で1回はやっとくか>みたいなノリです(笑)」
Kj「そう!そうなんだよな(笑)」
桜井「それでもやっぱり武道館って名前は大きいわけですからね。アリーナをスタンディングにしますし、やるからにはカッコいいものを見せたいですね!」
2014年2月1日(土) | SHIBUYA-AX | 18:00 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥5,900 |
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2014年2月7日(金) | Zepp Tokyo | 18:00 開場 / 19:00 開演 | スタンディング ¥5,900 |
2014年3月9日(日) | CLUB CITTA' | 17:00 開場 / 18:00 開演 | スタンディング ¥5,900 |
2014年5月31日(土) | 日本武道館 | 16:00 開場 / 17:00 開演 | アリーナスタンディング ¥6,825 指定席 ¥6,825 |
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対象公演:5月31日(土) 日本武道館 受付期間:2月20日(木) 10:00~2月27日(木) 13:00 |
New Album「THE FACES」
(MOB SQUAD)
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Dragon Ash(2014.2月号掲載 DI:GA interview)