3年ぶりのライブツアー「SWAG,SWAG,SWAG」の開催が決定したPUFFY。昨年末に初のディナーショーを開催し、今年6月にはこれまた初となるビルボードライブを行うなど、18年目にしてなお、新たな挑戦を続ける彼女たちに、ツアーにむけた意気込みを聞いた。
——3年ぶりのツアーが決まりました。
大貫亜美「ライブ自体はコンスタントにやってるんですが、ツアーとなると3年ぶりということで、非常に感慨深いですね」
吉村由美「毎年、夏フェスには出てたし、イベントやなんだかんだとあるから、自分たち的には止まってた感じはなくて。ただ、フェスやイベントだとどうしても名刺変わりの曲が多くなってしまうけど、ツアーでは自分たちで流れを作れるので、いろんなことができるんじゃないかな〜っていうのが、楽しみではありますね」
——どんな内容になりそうですか?
由美「ディナーショウ、ビルボードと、大人っぽい、落ちついたものを見せてきたので、ちょっと派手にした方がいいのかなとは思ってて」
亜美「もっと速い曲あるよね!っていう気持ちもあったからね。それを直球でやれたらいいかな」
由美「激しい曲が好きな人にはライブハウスに足を運んでもらいたいし、ゆっくり観たいわっていう人には違う場所を用意したい。今後はどっちもやっていきたいので、ぱきっと変わった方がいいよねって思ってて。選曲はこれからなんですが、『アジアの純真』はセットリストから1回も外したことないよね」
——大ヒットしたデビュー曲を歌うことを嫌がる方もいますが。
由美「いや、求めてくれる人がいるんだったら、やった方がいいじゃないですか」
亜美「いい曲だもんね。そりゃー、セットリストを見たときは、また入れちゃったよって思いますよ(笑)。でも、イントロがはじまると、『きたきたきたー』っていう気持ちになっるし、やっぱり盛り上がるんですよね。『アジア』はやります!」
由美「あとは、どんな曲が聴きたいのか、みんなに聞いてみたいですよね。『PUFFYと言えば、これを聴かないとはじまんない』っていう曲を教えて欲しい。曲がいっぱいあるから、結構、悩むんですよ。年々、選びにくくなってるもんね」
亜美「もう誰かに選んで欲しい(笑)」
——(笑)詳細を詰めるのはまだ先だと思いますので、このタイトルをつけた理由だけ聞いてもいいですか?
亜美「どうしてつけたか?……そういうとき、どう答えたらいいかな?」
由美「『ノリで』とは言えないよね」
亜美「ふふふふふ」
由美「『ツアータイトル、どうしましょう?』って話し始めてから、すぐに決まったよね。『ちびっこたちの間では、この言葉が流行ってるんだぜ』っていう単語が何個が出てきて。その中で、これでいいじゃん、これでいこうっていう」
亜美「じゃあ、3つ並べちゃえてって」
——あはははは。ノリ以外の何者でもないですね。海外では「いいね、イカしてるね」っていう意味で使われてますよね。
亜美「私たちとしては、『3年ぶりのツアーですが、今の飾らないPUFFYを見てもらえたら』っていう感じかな。『私たちが今、できることを詰め込みました』っていう意味で捉えてもらえたらいいな」
由美「この機会を逃すと次は何年後か分からないですからね、迷ってる人は、絶対に見といた方がいいと思う。歌ってる内容はカニとかパンダだから、人生が変わるほどの影響力はないかもしれないけど、絶対に楽しい気分にはなると思う」
亜美「そうだね。その日の嫌なことくらいは忘れられるライブがしたいですね」
2014年11月8日(土) | EX THEATER ROPPONGI | 17:00 開場 / 18:00 開演 | アリーナスタンディング ¥5,400(税込) |
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PUFFY(2014.8月号掲載 DI:GA interview)