3年6か月ぶりのニューアルバム「9lives」のリリース(4月)、舞浜アンフィシアターでバースデーライブを開催(5月)、フランス・パリで行われた「JAPAN EXPO」に参加(7月)、そして、この夏には香港、台湾を巡るアジアツアー、9月24日にはミニアルバム「『TOKYO SHOKO☆LAND 2014 ~RPG的 未知の記憶~』しょこたん☆かばー番外編 Produced by Kohei Tanaka」のリリースを控えている中川翔子。10月からスタートする全国ツアー「ライブツアー2014“貪欲革命”」でも彼女は、“歌手・中川翔子”としての充実ぶりをストレートに体現してくれるはずだ。
――まずは9月にリリースされるミニアルバム「『TOKYO SHOKO☆LAND 2014 ~RPG的 未知の記憶~』しょこたん☆かばー番外編 Produced by Kohei Tanaka」について。「ウィーアー!」(アニメ『ONE PIECE』初代オープニングテーマ)、「ジョジョ~その血の運命~」(アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』第1部オープニング主題歌)など、田中公平さん(数多くのアニメソングを手がけたことで知られる作曲家)の楽曲をカバーしてますね。
「“田中先生リスペクト”の1枚ですね!『ウィーアー!』も『ジョジョ』もずっとカラオケで歌っていた曲なので(笑)、公認でカバーさせてもらえるのは本当にありがたいですね。田中先生には5月のバースデーライブでも音楽監督をやっていただいて、新曲をふたつも書き下ろしていただいたんです。特に『未知の記憶』では“いつかシャンソンをカッコ良く歌える女性になりたい”という夢を叶えていただいて」
――10月から11月にかけて行われる全国ツアーでも、中川さんの愛情が込められたアニソンを楽しめそうですね。
「『9lives』もあるし、ミニアルバムもあるので、多彩な曲を聴いてもらえると思います。ギザレンジャー(彼女のライブを支えるバンド)といっしょなのも心強いですね。ふだんは“ぼっち”で活動してることが多いんですけど(笑)、ギザレンジャーのメンバーがいてくれると“戦隊”みたいな気分になれるので。リハーサルで“この曲をやりたいです”っていきなり変更しても、笑顔で『いいよ』って言ってくれるし…。ライブは生きていることをいちばん実感できる場所だし、1本1本“ラスボス”と戦う気持ちで臨みたいです」
――人生の中心にあるのはやはり音楽なんですね。
「よく『本業は何ですか?』って聞かれるんですけど――この前、フランスでも『猫を食べる人ですか?』って言われたし(笑)――胸を張って“歌手です!”と言えるようになりたいなって。もちろん、いろいろな活動のおかげで音楽をやれていると思うので、10月のツアーでは、自分のすべてを見てもらえるようなステージをやりたいですね」
――“歌手・中川翔子”の表現をさらに高めるために、何かやっていることはありますか?
「最近は読書量を増やしてます。歌詞を書くことにも役立つと思うし、自分の好きなものを(他の人の)マネではなく、ちゃんと表現したいので。“ニワカ”って言われるのは悔しいですからね、やっぱり!」
2014年10月12日(日) | Zepp DiverCity Tokyo | 16:30 開場 / 17:00 開演 | 指定席 ¥5,999(税込) |
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2014年10月13日(月・祝) | Zepp DiverCity Tokyo | 15:30 開場 / 16:00 開演 | 指定席 ¥5,999(税込) |
2014年10月31日(金) | EX THEATER ROPPONGI | 18:00 開場 / 18:30 開演 | 指定席 ¥5,999(税込) |
2014年11月1日(土) | EX THEATER ROPPONGI | 15:30 開場 / 16:00 開演 | 指定席 ¥5,999(税込) |
MINI ALBUM「『TOKYO SHOKO☆LAND 2014 ~RPG的 未知の記憶~』しょこたん☆かばー番外編 Produced by Kohei Tanaka」
(Sony Records)
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DISK GARAGE.com 中川翔子 アーティストページ
中川翔子 オフィシャルサイト
中川翔子(2014.9月号掲載 DI:GA interview)