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2014年2月に発売したミニアルバム『PERFECT FANTASY』に続き、12月17日にニューミニアルバム『PERFECT RAINBOW』をリリース。虹色の如く彩り鮮やかな全8曲を収録した本作。12月30日には渋谷公会堂にて「LM.C LIVE 2014 PERFECT RAINBOW -Release Party-」を開催！年末にLM.Cのライブを観ると○○○になる!?『PERFECT RAINBOW』制作から渋谷公会堂でのライブに向けて話を聞いた。

——今作『PERFECT RAINBOW』は、前作『PERFEST FANTASY』からの流れを汲んだ作品なんですか？

Aiji（Gt)「もともと1枚のアルバムにしようとしていたものをセパレートしてミニアルバムという形にしました。今作には2010年に作ってた曲が入っていたり、この4年間が凝縮されてます」

——その間に曲の作り方は変わりましたか？

Aiji「自分的にはあまり変わらないですけど、“自分たちしかできないこと”っていうのは昔よりさらに意識していますね。LM.Cを始めた当初は“やりたい音楽性をいっぱい取り入れてアウトプットしよう”っていう気持ちでやってたんですけど、今はもう少し深いところ──自分にしかできない、自分にしか思いつかないメロディラインとかを意識して作ってます。何をやっても最終的にmayaが歌詞を書いて歌ったらLM.Cになるだろう、っていう安心感でやってますね」

maya（Vo）「曲を作るっていうところでは、ここ数年一番いい精神状態です。以前は締め切りに追われてる感じがあったんですけど、今はLM.Cとして最終的に形になるっていう確信があるし、この8年間で自分なりの手法ができあがったと思いますね」

——今作ではさらにmayaさんという人間っぽさが出た歌詞が多いなと感じました。

maya「基本的にどの曲も以前には生まれなかった言葉だと思いますね。最初の頃は1曲に言いたいことを詰め込もうとしたり、最大公約数的に受け止められる幅を広くしておいたり、とにかく誤解を恐れて生きてきたんです。まあ未だに恐れているところもあるんですけど（笑）。でも最近は積み重ねてきた経験から、武器だったり引き出しも増えてきて、“これでいいんだ”と思える気楽さもありますね」

Aiji「全曲、歌えるロックをやっているつもりなので、その人の人生と共にあったらいいなって思いますね」

——12月30日に渋谷公会堂で「PERFECT RAINBOW -Release Party-」が行われますね！

Aiji「気持ち的にはツアー初日のイメージなので、しっかり準備して臨みたいと思っています」

maya「渋谷公会堂はLM.Cにとってホーム的な大切な会場で。来年建て替えをするらしいので、きっとLM.C的には今の形の渋谷公会堂は最後なんですよ。ミョーなせつなさが……今きましたね（笑）」

Aiji「国民的には休みの人が多いと思うし、年末はいろんなところでライブがありますけど、何よりもLM.Cを選んでほしいですね。来年を幸せに生きるためにも（笑）」

——LM.Cを選んだら幸せになれると（笑）。

Aiji「“年末にLM.Cを観ると次の年はいいことがある！”って、都市伝説化していこうかと（全員爆笑）」

maya「最近ライブが良いんでね、さらに一歩二歩進めたライブをして来年へ繋げたいですね」