2014年の10月にデビュー15周年を締めくくった中島卓偉が16年目の第1弾Double A-sideシングル「続けろ/Please Mr.GUARD MAN」をリリース。“続けるおまえ めっちゃストロング!”とメッセージする「続けろ」はさまざまな局面を乗り越え、ロックし続けてきた卓偉だからこそ説得力倍増のパンクチューン。待望の全国ツアーも決定した卓偉に今の心境を聞いた。
――「続けろ」は続けていくことに伴う失敗や孤独も歌っていて、本当の強さを歌った曲だなと思いました。
「いつかリリースしようと思っていた曲で歌詞が書けたことが決め手になりましたね。デビュー15周年を超えて、さらにここから走り続けていこうというタイミングにピッタリなタイトルとメッセージなんじゃないかって。もちろん20周年、30周年と続けている方はたくさんいらっしゃいますけど、自分自身、少なからず15年あきらめずにここまで続けてきたという気持ちがあるので伝えたかったんですよね」
――卓偉くんの実感がこもっていると思ったし、続けていくことを全部ひっくるめて肯定してくれる歌に励まされます。
「“好きだからこそ、自分の夢をあきらめたくない”って思いながら続けてる人ってたくさんいると思うんですよ。そういう人たちの希望になる曲になったらいいと思ったし、自分もこんなふうに背中を押されたいという気持ちもありました」
――ソリッドでストロングなR&Rですね。
「ここ数年はドラム以外、全部、自分で弾いてるんですよ。作る段階で頭に音が鳴ってるのでこの曲はシンプルにって」
――「Please Mr.GUARD MAN」はソウルテイストの曲で歌詞にほっこりさせられつつ、この曲にも強さが感じられました。
「嬉しいですね。曲調はブラックミュージックの影響が強くて歌詞は物語的。駐車場の愉快なガードマンのことを歌っているんだけど、昔、僕が住んでいた福岡の街の図書館の駐車場にも“どんな本、借りたの?”って話しかけてくれるようなオジさんがいたんですよ。そういう、ほっこりする温かさを描きたかった」
――なるほど。12月31日にはカウントダウンワンマンライブを行ないますね。
「はい。15周年ツアーではファンが聴きたい曲をセレクトしたんですが、そこで選ばれなかった曲や自分が歌いたかった曲もあるので、そういう曲を織り混ぜたベスト的な選曲になると思うので、ぜひ」
――全国ツアーはどうなりそうですか?
「ここ最近はより僕の好きなブリティッシュ的な見せ方をしたいということもあって、ホームページやCDジャケット、ミュージックビデオなどレンガにこだわったアプローチを施しているんです。ツアータイトルの“WELCOME TO MY BRICK HOUSE(not yet!2015)” も俺のレンガの家に遊びに来てね”みたいな。“not yet”は未完成という部分を含んでいて、完成させてもまた壊していくという意味もある。ツアーでは新曲も何曲か演りたいと思ってます!」
2014年12月31日(水) | duo MUSIC EXCHANGE | 22:00 開場 / 22:30 開演 | スタンディング ¥5,000(税込) |
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2015年2月28日(土) | 新横浜NEW SIDE BEACH!! | 17:00 開場 / 17:30 開演 | スタンディング ¥4,800(税込) |
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2015年3月21日(土) | 渋谷CLUB QUATTRO | 16:30 開場 / 17:30 開演 | スタンディング ¥4,800(税込) |
【GET TICKET受付】 詳細は以下のサイトにてご確認下さい https://www.diskgarage.com/artist/detail/no010070 |
Double A-Side SINGLE
「続けろ / Please Mr.GUARD MAN」
(UP-FRONT WORKS)
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中島卓偉 オフィシャルサイト
中島卓偉 (2014.12月号掲載 DI:GA interview)