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インタビュー

OBLIVION DUST (2014.12月号掲載 DI:GA interview)



OBLIVION DUST
2014.12.3 up

波乱万丈という言葉が誰より似合ってしまうバンド。OBLIVION DUSTの再始動(2011年)から現在に至るライブ・ヒストリーを2時間に凝縮したドキュメンタリーDVD『Roads To Oblivion』を君はもう見たか。ライブこそオブリの生きる場所。計測不能の強烈なパワーと熱気が画面をぶち破って飛び出す、会心の作品だ。


KEN LLOYD(Vo)「4年間のライブをバランスよく、小さなライブハウスでは荒々しさ、大きい場所では華やかさもある。インタビューもあるけど、これはRIKIJIの名言集だね。タイトルを『Roads To RIKIJI』にしたほうがよかった(笑)。たとえば?いや、俺が言っても響かないから、彼の口から聞いたほうがいい。彼にしか言えない言葉だから(笑)。ライブでは、オブリがカタマリになる感じがよくわかる。3人とも個性がまったく違うから、よくまとまるなって思われがちだけど、これを見てもらえば“なるほどね”とわかると思う。オブリというバンドをもっと細かく味わえる、いいDVDだと思います」


それにしても。20年近くに及ぶ歴史の中で、今が最もフレッシュでポップに感じられるバンドもなかなか珍しい。2年前のアルバム『9 Gates For Bipolar』収録曲は特に、これまで以上に入りやすくキャッチーな曲がぐっと増えた感がある。


KEN LLOYD「ポップを悪く言う人もいるけど、基本的に音楽をやっている中ではポップでキャッチーなのはいいことだと僕は思うので。ポップになるということはシンプルになるということで、長くやってると、バンドはだいたいシンプル・イズ・ベストに戻るんですよ。実験的なところも必ず通って、やっと自分たちの音楽性が見えてきた時、シンプルなところに戻る。それは逆に難しいことで、ポップってみんなよく言うけど、ポップというジャンルの中で本当にキャッチーなものや、本当に残る曲はたった数曲。それがだんだんできるようになってきたのかなと思うから、いい成長をしてるのかなという気はします」


そして例年以上にライブの多かった2014年を締めくくるのは、12月に行われる“Qhaos Tour 2014”。年末ギリギリ、28日の東京・渋谷CLUB QUATTROからは三日連続という超過密スケジュールだが、バンドはやる気満々だ。


KEN LLOYD「すごく忙しくて自分をプッシュする年を、最後にさらにプッシュして終わらせる。まあ間違いなくお正月は初詣には行かずに寝てると思うけど(笑)。楽しみです。タイトルの“Qhaos”は、Chaos(混沌)があって、クアトロだからQにしてる。1年の最後にみんな一緒になってぐちゃぐちゃになれればいいなというライブです。みんなDVDを見てるから、期待のラインが高まってると思うんですよ。それを超えないといけないから、体調万全にして挑みたいと思います」


2015年は、前作アルバムからそろそろ3年。新曲が待ち遠しいのは、ファンもバンドも同じ気持ちだ。最後にKENからの力強い“公約”をしっかりと書いておこう。


KEN LLOYD「来年は新しい音を絶対出します。今言っちゃったから、あとには引けないね。Qhaos Tourでバンドはさらに成長すると思うので、来年のOBLIVION DUSTに期待しててください」


インタビュー/宮本英夫


OBLIVION DUST “Qhaos Tour” 2014

2014年12月28日(日) 渋谷CLUB QUATTRO 16:15 開場 / 17:00 開演 スタンディング ¥5,940(税込)
一般発売:NOW ON SALE

OBLIVION DUST “Qhaos Tour” 2014 公演詳細はこちら


アーティスト情報

OBLIVION DUST「Roads To Oblivion」

LIVE DVD「Roads To Oblivion」
(DELICIOUS DELI)
NOW ON SALE




OBLIVION DUST (2014.12月号掲載 DI:GA interview)

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