2014年に4人になったDaizyStripperがギタリストを迎え、ニュー・シングル「ARREST」、それにまつわるワンマンツアーで5人体制が完全復活。迎えたギタリストは、もちろん“まゆ”。昨年、自らの意思でバンドを離れた彼が、公約通り胸を張ってバンドに戻ってきた。
——バンドを離れ、ロスで武者修行をしたりしていたなか、なんでまたここに戻ろうと?
まゆ(Gt)「離れたときはお互いライバルという意識で。俺はロスで切磋琢磨してきたけど、ロスから戻って4人で出した音源を聴いたら、俺がいた頃と較べて格段に肉厚なロック・サウンドになっててカッコよかったんですよ」
——ライバルとしては悔しかった……?
まゆ「悔しかった。俺よりもカッコよくなってた4人に刺激を受けたと同時に、ここに俺が入ったらこんなことができるというビジョンがすぐ見えて。4人の音にプラスできるものが俺にはあるって自信を持って思えたから“一緒にスタジオ入らない?”って声かけて。入ったら単純に音を楽しめたんですよ。本当に気持ちよくて。お~コレだって(笑顔)」
——で、感動して泣いちゃった(一同爆笑)。
まゆ「泣くっていうよりも、バンドやり出したときみたいに純粋に楽しくて。結成7年もたって、いまこれだけ純粋な気持ちで毎回ワクワクしながらステージ立ててるバンド、他にいるかって言いたいですよね」
——バンドに対しての自信が漲ってますね。
風弥~Kazami~(Dr&P)「5人で完全復活して、このバンドを始めて以来一番血の気が多いですから」
——ニュー・シングル「ARREST」はそれを表すかのようなスピードチューンでした。
風弥「シングルの中でテンポは最速です!」
夕霧(Vo)「4人になったときにすごく辛い、苦しい思いをたくさんして。そのときに、みんな追いつめられてたし、でも自分にも周りにも負けたくないから俺らはすっごく牙をむいてたんですよ。獣のように。その牙を5人になったからって抜くんじゃなくて、牙を持ったまま5人になれたんです」
なお(Gt)「まゆが戻ってきたから前のDaizyに戻すんじゃなくて、新ギタリスト・まゆが加入というイメージだから。俺らとしては」
——だからメロディアスな歌もの路線ではなく、4人体制の攻撃的な音のまま突っ走った。
Rei(Ba)「そういうことです。この曲はゴリゴリだけど温かさがあるというか。Daizyのよさってその両方がとれるとこだと思うんです」
——間奏でもメンバー各々のソロがあったり。アレンジも含め、高速チューンでも音の立体感を損なわないところもDaizyならでは。
風弥「音の立体感を常に心がけてるんで」
夕霧「この曲を作った風弥は音大行ってるから、音楽理論もしっかりしてますし。ま、親のお金で行ったんですけどね(一同爆笑)」
——では、今後開催するツアーに関して一言。
夕霧「『ARREST』は心停止という意味なんで、来てくれた人が心停止するぐらい激しいものを見せます。いまのDaizyは成熟した上ですごくフレッシュなので、観るならいまが旬!」
2015年4月29日(水・祝) | 赤坂BLITZ | スタンディング ¥4,500(税込) 2F指定席 ¥4,500(税込) |
17:00 開場 / 18:00 開演 |
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(PC・携帯・スマートフォン共通) 【受付期間】 1/22(木)18:00~1/30(金)13:00 |
※A-TYPE
(CD+DVD)
※B-TYPE
(CD only)
NEW SINGLE「ARREST」
(PLUG RECORDS)
1/21 SALE
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DaizyStripper (2015.1月号掲載 DI:GA interview)