兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第19回[11月の巻~前編~]

コラム | 2018.11.22 17:00

イラスト:河井克夫

音楽などのフリーライター兵庫慎司が、自分が観たライブをすべて、短い日記的な体裁で書いていく連載の2018年11月前半編。今回は8本、そのうちレポを書く仕事で行ったのが3本でした。

11月1日(木) ポール・マッカートニー @ 東京ドーム

ここだけ前回の続きです。ポール・マッカートニーの東京ドーム2デイズの1日目に行ったら、思いもよらぬトラブルがあって、結果、2日目も行くことになった、という話です。前回はこちら
さて2日目、無事開演に間に合う時刻に前の仕事が終わり、自分の席にもスムーズに到着できた。あたりまえなんだけど。数々の珠玉のビートルズの曲、ウィングスの曲、新曲などをたっぷり堪能しました。やっぱりモンスターだなあ、と改めて思う。そもそもこんなキャパでこんな長尺でこんなエンタテインメント性に満ちたライブを普通にやっている時点で信じられないし(76歳)。
なお、アンコールで、今日このステージで彼女にプロポーズしたい、というカップルがステージに招き入れられる、という一幕があり。で、男がプロポーズして、彼女が承諾して、ドームみんなで拍手喝采、ふたりはポールとハグしてステージを去りました。客席で「ステージでプロポーズをしたい」と書いたボードを掲げているのをポールもしくはスタッフか誰かが見つけて、「じゃあステージに呼ぼう」 ということになったのであろう、と推察します。いい人だなあ、ポール。客席で「見知らぬあんたのプロポーズ観に来たわけじゃねえよ俺は」などと(チケット代払ってないくせに)思っていた、私のような心の腐りきった奴とは正反対。

11月2日(金) 四星球 @ 東京キネマ倶楽部

これ、レーベルのオフィシャルのライブレポの仕事で観に行って、とうに書いて納品ずみなのですが、ネタバレ防止のため、ツアーが全部終わる12月中旬まではアップされないのですね。なのにここにあれこれ書くのは、ちょっと道義的にアレなので、後日、アップされたらアドレス貼ります。

11月3日(土) キツネツキ ゲスト:teto @ 渋谷CLUB QUATTRO

リアルサウンドにレポのご依頼をいただいて行きました。こちらです。

11月4日(日) カスタネッツ @ 下北沢CLUB Que

舌癌の手術のため活動を休んでいたボーカル牧野元の復帰ライブ。彼の病気が発覚して急遽手術になったため、7月19日下北沢CLUB Queのライブは、仲間のミュージシャン4名が集まって歌う、というステージになった。この連載でも触れました。こちら
で、めでたくこの日復帰、ハックルベリーフィンとGOMES THE HITMANを迎えての3マン。ただ、「復帰できてよかったなあ」というようなしみじみとした気持ちにはならなかった。牧野元の歌にも態度にも拍子抜けするくらい病後感がなかったから、というのもあるが、それ以上に、私がカスタネッツのライブをちゃんと観たの、ものすごく久々だったもんで、「うわあやっぱいいメロディだなあ」とか「すばらしい声だなあ」という方に、気持ちを持って行かれてしまったのでした。

  • 兵庫慎司

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