編集 K:ファンはもちろん、関係者からも大好評を得ているTHE MICRO HEAD 4N'SのGt.kazuyaさんのインスタライブ!(≫kazuya Instagram)
インスタライブで話題になったキーワードから、気になることを深掘りするこの企画。
今回選んだキーワードは、「BGM」
BGMについてkazuyaさんに色々お話を伺ってみました。編集 Kの心の声付きでどうぞ。
インスタライブで話題になったキーワードから、気になることを深掘りするこの企画。
今回選んだキーワードは、「BGM」
BGMについてkazuyaさんに色々お話を伺ってみました。編集 Kの心の声付きでどうぞ。
「BGM」

今ツアーから開場~開演までの間の時間にkazuyaさん作曲のBGMを流しているんですよね!私、とにかくBGMが大好きなので、ぜひBGMについて詳しくお聞きしたいと思いました。よろしくお願いします!
kazuya
BGMの話ですね、分かりました。よろしくお願いします!開場してから始まるまでの間、よく知らない外国の曲とか流れるじゃないですか?

良くありますね(笑)。
kazuya
僕、その事について考えたことがあって。

(BGMまで気にして考えてるんですね!)
kazuya
僕らが若い頃って、本当に好きな洋楽を流してたんですよ。例えば、ミニストリーっていうアーティストがいて、当時僕らの周りでは大ブレークしてましたけど。たぶんあの頃って今よりも「この音楽が好きだ!」っていう衝動がすごかったですよね。とにかくわからないけどこれかっこいい!それを共有したかったんでしょうね。

(後日聴いてみましたが、今の時代でもかっこいいと感じるサウンドでした!)
kazuya
自己ブランディングというか。今考えれば「僕洋楽知ってますよアピール」だと思うんですけど(笑)、それで流してたんですよね。

なるほど(笑)。(洋楽知ってみますよアピール、私もあまり知らないくせにやりがちです(笑)。でもそのアピール(!)から自分好みの洋楽に出会うこともあるんですよね~)
kazuya
要は、意思を持って流してたんです。けど最近ではそういう感じを受けないことが多いんですよね、会場の人に「なんか曲ない?」って流すバンドもいるので。あれ聞くとちょっとな!と。

ずっとアーティストセレクトで流してるものだと思ってました。すごくショックです!(会場のBGMを聴き込むのが好きだったから、その現実はかなりの衝撃…!)
kazuya
そうなんですよ、それ見てていやだな~と思って。じゃその30分の間、1人でいても、2人でいても、待ち時間が辛いじゃないですか。いまの時代の30分待ちって、待ってられない時間だと思うんですよね。

分かります~(私も実はその30分が嫌で、最近ギリギリに向かうことが多いですね…。)
kazuya
その30分の間、エンタメ作らないといけないなと。BGMを聴きながら、1人だったら「へーこれkazuyaが作ったんなんだ」、「あ、一周した!」って自分と会話したり、友達と来てるなら会話のネタにもなるものを作りたかったです。褒めてくれてもいいし、最悪ディスってもいいんですよ。要は、会話を生むものを作りたいだけなんです。

(会話が止まることが苦手な自分としては、すごく助かります!)
kazuya
あと僕自身がずっとやりたかったんですよね。作るきっかけにもなりますし、かと言って「kazuyaソロ!」ってやるのも好きじゃなくて(笑)。

ソロはダメなんですね(笑)。
kazuya
「会話のために作っただけなんで~」という謙虚なところのほうから入って(笑)。そこと個人的にやって見たかったことが一致しただけなんですよね。

(なんて控えめな入り方!(笑))
kazuya
2期の時も、待ってる間もエンタメをしたいから、その時のライブのコンセプトにあうように、クラシックを流しながら語りを入れたりして作ったんですよね。要はディズニーランドのアトラクションの待ち時間のように。今回はそういう物語性があるライブではないので、自分で音楽を作って、それを聴いて会話しながら待ってもらったほうが楽しいのかなと。単純にそれだけですね。

(BGMのことまで考えてるkazuyaさん、単純にすごい!)
kazuya
またうちのメンバーがやばい奴らなんで(笑)、BGMを聴いて「これ、曲にしようぜ」って言い出したりするんですよね。

私も曲にして良いと思います!
kazuya
このBGMを作るという企画を中心軸に、お客様は話すネタにもなる、要求にも満たされる、そしてメンバーも刺激うける。という3つが生まれるのですごくよいかなと思いましたね。

BGMだけで3つの効果ですね!でもkazuyaさんが作ったってなると、会場で待っているお客様はお友達と話さず、聴き込んでそうな気がするんですけど。
kazuya
最初は聴き込んでくれて、そのうち慣れてきたら、聴きながら会話してほしいですね。

なるほど、もっと会話も弾みそうですね。
kazuya
我々の職業って、曲の力で背中を押してくれる、とかもあるんですけど、ただ日常の会話の一部になってもらえればいいかなと。

(まさにエンターテイナー的な発言!さすがですわ~)私も待ってる間BGMを聴いて、今日は「激しいライブだろうな~」「今日はメロディアスな感じだろうな~」って想像したりしてますね。あとBGMで結構印象に残ったのが、Vo.以外のメンバーが、カラオケで自分のバンドの曲を歌ってるのを流してて。あれは笑っちゃいましたね(笑)。
kazuya
僕もそっちのほうが好きですね(笑)!要はこれをやりたいと思ってやってる人。意思があるもの。

そうですよね、ああして待ってたほうが楽しいですしね。
kazuya
待つって苦痛じゃないですか。スマホがあればいいんですけど。

いや、でも電波が入らない会場も多いですし、友達がいれば話せばいいんですけど、いなかったら…
kazuya
きついですよね(笑)。その時間をちょっとでも軽減してエンタメにして少しでも開演までの間をワクワクしてくれればと。

昔からそのBGMに対する思いがあったから、作ろうと思いついたのでしょうか?
kazuya
作ろうと思ったのは…もう勢いですね。

(い、勢いですか!(笑))
kazuya
あと、2期の途中くらいから考え方が変わって、すべての物事に対して「なんで?なんで?」という知的好奇心がすごく大事だと思うようになったんですよね。その「なんでなんで?」と繋がるものがいくつかあるんですけど。

ほぉ~
kazuya
例えば、ライブイベントの30分のために、地方とか遠くからでも観に来てくださる方も多いんじゃないですか?時間とお金をかけて来てくれた方に対して満足させたいし、自分らもベストパフォーマンスをしたいから、「フルコーラス長くない?」って思ったんですよね(笑)。

えっ!(笑)
kazuya
僕、1曲が聴けないタイプなので。イントロ長いとすぐ飛ばします(笑)。

(イントロ長いのだめな人、意外といるんですよねー)
kazuya
なので曲をショートカットして、ベスト盤みたいのを作って。で、ここから僕の美学ですけど、30分の間だったら29分50秒で終わらせたいですよ。30分ジャストに限りなく近づきたいですね。

(その考え方、作り方、すごいですね!そういえば今日の打ち合わせ時間も、ぴったりでした(笑)。)
kazuya
それの最高の成功例が、VISUAL JAPAN SUMMIT 2016ですね。あれ20分か25分だったんですけど、その時間を超えると全部電気が消えるんですよ。これはチャンスだと!めちゃめちゃ頭使おうと思って。尺をとって、MCの秒まで決めて、余裕を持たして20分の分量で作ったらばっちばっちで。もう本当気持ちよかったですよね!それで関係者からの反応もすごくよくて。そのライブを機に観に来てくれる方も増えました。

(ここまでやるアーティストさんはなかなかいないですもんね。)
kazuya
あと、その「なんでなんで?」でここにもつながるんですけど、「なんでバンドは5人組でないといけないだろう」と思ったんですよね。それでdefspiralと9BALL GAMESってバンド組んで、9人バンドにして。ビジュアル系の最大バンドメンバー数のギネス新記録を目指す!とか。そんなことばかり考えています(笑)。

あはははーギネス狙いとか!考え方が本当に面白すぎます!(ギネスは結局通ったのかな…気になります(汗)。)
編集 K:BGMの話からどんどん話が広まっていきますね(笑)!次回のテーマもお楽しみに…!
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