【夏フェスのススメ】2023年、新たな「好き」を見つけられる夏フェス、イベントをご紹介!

コラム | 2023.06.13 18:00

コロナ禍を乗り越え、新しいフェスや4年ぶりとなる大型イベント開催なども発表された2023年。いよいよ本格的な夏フェスシーズンが戻ってくる予感!
そこで、「今年は初めてフェスに行ってみようかな」という方はもちろん、すでに「フェス=夏の恒例行事!」という方にも、ぜひ読んでいただきたい「夏フェスのススメ」コラム連載です。

第2回目は音楽以外の様々なカルチャーも楽しめるフェス、ヴァーチャルアーティストのイベント、オンラインで気軽に楽しめるフェス・イベントのご紹介をします!
(DI:GA ONLINE編集部)

今年も夏フェスの季節が近づいてきた。

ライブの歓声や会場収容率についての規制も撤廃され、コロナ禍前のような活気を取り戻しているライブエンターテインメント業界。そんな今年も多くの夏フェスが開催されることが告知されており、ステージ数や観客数をパンデミック前に戻したりと、詳細が発表される春先の段階から例年以上の盛り上がりを見せている。

昨年から茨城県ひたちなか市より千葉県に開催地を移した「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」や東京と大阪で開催する「SUMMER SONIC 2023」、2019年と同じステージ数に再び拡大した「SWEET LOVE SHOWER 2023」など、続々と詳細が発表されている夏フェス。ロックフェスだけでなく、世界最大のアニソンイベント「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」(アニサマ)やこちらも世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」など、様々なジャンルの大型イベントが行われる予定だ。

音楽以外でも様々なカルチャーを感じたり環境問題について考えるフェス

更に、音楽以外のステージも設けることで様々なカルチャーを感じたり環境問題について考えるフェス、数年ぶりの開催となるイベントなど、今年の夏は様々な音楽イベントが開催される。

6月17日、18日にはやついいちろうが主催するやついフェスこと、「YATSUI FESTIVAL! 2023」が渋谷8会場で開催される。次世代型オンラインゲームセンター「GAPOLI」とのコラボや「ZOOM喫煙所」、サウナトークや芸人によるステージなど、様々なカルチャーを体験できるのがやついフェスの特徴だ。出演アーティストも次世代を担うソロアーティストやアイドルから、フォークバンドやロックバンドと幅広いアーティストが選出されており、音楽好き、カルチャー好きが新たな「好き」を見つけられるようなフェスになっている。

(イラストレーション:我喜屋位瑳務 / トータルアートディレクション:太田雄介)

7月8日に6年ぶりの野外での開催となるのはトクマルシューゴ主催「TONOFON FESTIVAL 2023 〜10th Anv!FINAL〜」。優河 with 魔法バンド、浦上想起・バンド・ソサエティ、田中ヤコブなどのアーティストが出演予定だ。様々な楽器や玩具などを使った実験的な音楽を生み出してきたトクマルシューゴ。当日はみらい楽器ラボ(from kajii)、鍵盤ハーモニカ研究所×おもちゃ楽器.comなどの出展も予定している。

7月15日~17日には静岡にて「ap bank fes '23 〜社会と暮らしと音楽と〜」が開催。音楽プロデューサー・小林武史とMr.Childrenのボーカル・桜井和寿らが主催するフェスで、今年で開催20周年を迎える本イベント。環境問題を考える場として始まったフェスということもあり、フードエリアでは身体に優しい食事、環境に配慮した商品の販売やワークショップなど、音楽とともに環境についても考えるイベントとなっている。

更に8月7日には「閃光ライオット」が9年ぶりに復活する。SCHOOL OF LOCK!とSony Musicがタッグを組んだ10代アーティストが集まる音楽の甲子園、閃光ライオット。これまでデビュー前のGalileo Galileiや緑黄色社会、ぼくのりりっくのぼうよみなども参加した、次世代のミュージシャンを発見できる注目のイベントだ。当日は3674組から選ばれたファイナリスト数組が登場するほか、2013年の閃光ライオットで準グランプリを獲得した緑黄色社会がゲストアクトとして登場する。

多数のバーチャルアーティストも夏のイベントを控えている

数々のイベントが控えるこの季節だが、多数のバーチャルアーティストも夏のイベントを控えている。

774inc.が運営するVTuber事務所、ななしいんくは6月10日と7月17日に2か月にわたってライブイベント「太陽と月とエトワール」をSpotify O-EAST、Zepp Shinjukuにて開催。日によって出演者が異なる対照的なコンセプトのライブとなるという。

【オリジナル曲】『BLUE CLAPPER』試聴動画 【雪花ラミィ, 桃鈴ねね, 獅白ぼたん, 尾丸ポルカ】

ホロライブは雪花ラミィ、桃鈴ねね、獅白ぼたん、尾丸ポルカの4人からなる5期生の単独ライブ「hololive 5th Generation Live “Twinkle 4 You”」を7月7日に開催。さらに英語圏向けVtuberグループであるホロライブEnglishは初の全体ライブイベント「hololive English 1st Concert -Connect the World-」をロサンゼルスにて開催する。配信も予定されているので、日本からも視聴可能だ。

星街すいせい - Stellar Stellar / THE FIRST TAKE

7月29日は「バズリズム LIVE V 2023」がSPWN、ニコニコ生放送、Moment Houseでの配信と池袋HUMAXシネマズでのライブビューイングにて開催予定。THE FIRST TAKEの出演で話題となった星街すいせいとフジファブリックのコラボ、Mori CalliopeとCreepy Nutsのコラボのほか、ヰ世界情緒やSODA KITなど、注目のバーチャルアーティストが多数登場する。

数々のフェスやイベントを控えている今年の夏。万全に暑さ対策をして野外の大型イベントに参加するもよし、音楽以外のステージも楽しめるフェスでゆったり楽しむもよし、バーチャルアーティストのライブを自宅から楽しむもよし。例年以上に楽しみ方が増えた今年の夏フェス、是非自分にあった形式のイベントに参加してみてほしい。

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