兵庫慎司のとにかく観たやつ全部書く:第9回[6月の巻~前編~]

コラム | 2018.06.22 16:30

6月8日(金) 『マゴーソニック』真心ブラザーズ×フラワーカンパニーズ @ 日本青年館

『マゴーソニック』の2週目、この日はバンド編でフラワーカンパニーズと対バン。
これは、レーベルが各ウェブメディアなどに送るニュースレポ原稿の依頼をいただいて行きました(依頼なくても行ったけど)。
エキサイトミュージックにアップされたそのニュース原稿です。

6月9日(土) 奥田民生 @ 中野サンプラザ

中野サンプラザ2デイズの2日目。この『MTRY TOUR 2018』を観たの、初日の4月14日三郷市文化会館以来。あの時点で初日感ゼロってくらい仕上がっていた気がしたが、さらにすさまじいことになっていた。楽器って奥が深いなあ、などという「今さら気づくことか!」みたいな思いが、観ながら、聴きながら、何度も頭によぎった。
この日はアンコールでサプライズあり。1曲終わったところで突然井上陽水が登場。お客さんみんな驚きのあまりざわつきまくる中、井上陽水、OTにひとこと。
「俺も若い頃、そういう髪形してた」
オーディエンスのざわつきが爆笑に変わりました。そして、ビートルズ(のカバー・バージョンが有名な)「Chains」と、ふたりで初めて書いた曲(と井上陽水が言い、奥田民生が「違うと思います」と訂正。正しくは1994年に小泉今日子に提供した「月ひとしずく」が初めてです)「アジアの純真」の2曲を、共に歌いました。
写真は、今回のツアーでロビーに展示されている「3DOT」。どこの会場でも記念撮影の長い行列ができています。

6月14日(木) 岡村靖幸 @中野サンプラザ

『2018 スプリングツアー マキャベリン』の中野サンプラザ2デイズの1日目。リリースとか特にないツアーだったけど(というのはめずらしくないことだけど)、半年前のツアーとはセットリストがいろいろ変わっていてとてもよかった。
あと、岡村靖幸ってワンマン・ツアーだと必ずアンコールでカバー曲をやるんだけど、その3曲とも好きな曲だったのが、何かうれしかった。1回目のアンコールで、バンド編成でスティーヴィー・ワンダーの「Superstition」、2回目のアンコールでエレピ弾き語りで町田義人の「戦士の休息」、またバンド編成でスティーヴィー・ワンダーの「All In Love Is Fair」、という3曲でした。「戦士の休息」、私が小4、岡村ちゃんが中1の頃のヒット曲です。『ザ・ベストテン』とかで観たのを憶えています。

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