SKY-HI “ラッパーとしての自足自立自我ができた、楽しくて仕方ない!”と語る「RAGツアー」 、FINALはエッジーなゲストを迎えた2DAYS!

インタビュー | 2018.12.04 12:00

──では、12月12日。2日目のほうはどんな感じになるんですか?こちらはゲストの数がすごいことになってますよね?
だからこっちはね、不安でしょうがないんですよね(笑)。12日はマジ渋滞してて。俺のライブっていう感じしないもん。ぶっちゃけ(笑)。だから、こっちは祭っすね。そういうものになると思います。
──それぞれにゲストも違えば、内容も違う。そんなツアーファイナルで今年のワンマンを締めくくって。12月12日は、SKY-HIの誕生日でもあり、2年ぶりのオリジナルアルバム『JAPRISON』リリース日でもあるので、ここからはアルバムのお話を伺っていきたいと思います。今作は、かなり前にアルバムのタイトルだけ発表してましたよね?
制作の工程上、タイトルから作ったアルバムだから。今作は。
──そうなんですか?
うん。レコーディングは10月にしてるのに、9月2日には“SKY-HI、アルバム『JAPRISON』リリース”っていっちゃってたんだから(笑)。“JAPANESE RAP IS ON“で、『JAPRISON』なんだけど。だから、このタイトル作ったときは、もっと社会的な話をしちゃいそうだったんですよ。だけど、それが面白くなくて。もしも毎日に息苦しさとか、明日学校行くの嫌だなとか。スクールカースト、職場の人間関係、もろもろで毎日が嫌になっちゃった人がいたとしたら、その監獄(=PRISON)みたいなものはその人のプロブレムだから、ここで社会全体のことを政治がどうだ経済がどうだって、感じてるPRISONはいっぱいあるけど。そんなシニカルな話をいくらしたところで、その人が明日学校であう嫌な目を避けることはできない訳ですよ。
──日本という社会がPRISONから抜け出したところで個人のプログレムは抜け出せない。
それを考えたら、個人の話がどんどん増えていったの。今作がそうなっていったのも、すべては「New Verse」のお陰っすよ。

そういう人の痛い部分を隠さず書いたら、思った以上に痛かったんですよ

──おぉー!!今作はかなり重厚感があるアルバムで、人間にまとわりついてくる様々な檻について考えていくなか、たどりついた「New Verse」ではSKY-HIがパーソナルな葛藤や迷いまで吐露していく。それらすべてを大きな愛で包んでいく「Marble(Rerec for JAPRISON)」の救済感たるや。これがもうね、半端ないですよ。
俺もね、まったく同じことを感じてます。「Marble」(2017年にデジタルアルバムとして発売したタイトル曲)をよりよく聴かせるためにってことはいろいろ考えてはいたんだけど、「New Verse」でこんなこと書くとは思ってなくて。歌ってるうちに、こういう自分の痛み?みんなそれぞれ“黒歴史”ってあると思うんだけど。初めて書いた原稿を目の前で音読されたらキツいじゃないですか?
──そうですね。
中学の卒アルとか“見ないで”ってなると思うんすけど。そういう人の痛い部分、あんま触れないで欲しい部分が出てきてしまって。
──「New verse」では。
そいうことを隠さず書いたら、思った以上に痛かったんですよ。キューンと締めつけられて。ブースのなかで歌ってるときは無我夢中だったんですけど。
──その、痛かった部分というのは2バース目のラップパートのところですよね?
そう。レコーディングに向かうタクシーのなかで、こういうこといおうって思いながら書いてって。ブースに入って、それをラップにして入れてくという作業をやったんですけど。
──タクシーのなかで書き留めていた短いセンテンスを見ながらラップをしていったということ?
ううん。僕の場合、それが長くて。歌詞の3倍ぐらいある文章なんですよ。それを削ったりしながら、レコーディング当時にラップしてったらこうなって。要は、このバース、レコーディグ当日まではなにもなかった訳ですよ。
──えーっ!!
だから、ブースの外にいたスタッフにプレッシャーも感じながらラップしました。いつもはプリプロをしたり、事前に歌詞を送って“いいね。これでいこう”っていうのを経てレコーディングに向かうんだけど。
──「New Verse」の2バース目は生まれたてをそのままRECした様なもの?
そう!生だからよく聴くと“俺はいつもヒール”の“ル”とか“いや 俺自身が”の“お”とか、ちょっといえてない疑惑があるんですよ(笑)。でも、テイクとしてはこれがベストで。これがあったから「Marble」の歌を全部録り直したんですよ。感情が「New Verse」でこんなになっちゃってるのに、いきなりここで前の「Marble」のテンションだとおかしいだろうと思って。あと、1カ所だけ歌詞を変えたかったのもあるけど。それで歌い直しました。
──すべては「New Verse」のせい?
そう!

(つづく)

次回は「New Verse」が誕生した経緯、そこからアルバム『JAPRISON』がどう変わっていったのかを探ります。
SKY-HI アルバム『JAPRISON』で自らを曝け出し挑むツアー、「自分にしかできない“パワー・オブ・エンタテインメント”を提示します」

What a Wonderful World!! (Prod. SKY-HI) -Music Video-

≫ LINE MUSIC 12/11・12 豊洲PIT SKY-HI RAGツアー最終公演予習プレイリスト

PRESENT

【SKY-HI】直筆サイン色紙を1名様に!

※転載禁止

受付は終了しました

公演情報

DISK GARAGE公演

SKY-HI Round A Ground 2018

2018年12月11日(火)豊洲PIT
ゲスト:金子ノブアキ / Kan Sano / mabanua / MIYAVI / sleepyhead

チケット一般発売日:2018年8月25日(土)

2018年12月12日(水)豊洲PIT
ゲスト:eill / KEN THE 研究丸 / SALU / Ja Mezz / 田中TAK拓也 / NovelCore / HIDEYOSHI / 望月敬史 / RAU DEF / Reddy

THANK YOU! SOLD OUT!!

SKY-HI TOUR 2019 -The JAPRISON-

2019年2月3日(日) 東京都 昭和女子大学人見記念講堂
2019年2月9日(土) 千葉県 市川市文化会館 大ホール
2019年2月17日(日) 静岡県 富士市文化会館ロゼシアター 大ホール
2019年2月24日(日) 宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2019年3月1日(金) 福岡県 福岡サンパレス
2019年3月10日(日) 広島県 広島文化学園HBGホール
2019年3月17日(日) 北海道 札幌市教育文化会館 大ホール
2019年3月23日(土) 神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール
2019年3月30日(土) 長野県 長野ホクト文化ホール 中ホール
2019年4月6日(土) 石川県 本多の森ホール
2019年4月7日(日) 愛知県 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2019年4月24日(水) 大阪府 フェスティバルホール

チケット販売詳細:オフィシャルサイトにてご確認ください

RELEASE

「JAPRISON」

オリジナル4thアルバム

「JAPRISON」

(avex trax)
2018年12月12日(水) release!

参加アーティスト : Ja Mezz, HUNGER, 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)
参加プロデューサー : starRo, UTA, SUNNY BOY, Yosi, MATT CAB, MATZ, 亀田誠治, 蔦屋好位置

※写真は通常盤
  • 東條祥恵

    インタビュー

    東條祥恵

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