Base Ball Bearが新レーベル「DGP RECORDS」設立!新作、ツアー、現在のバンドのモード…小出祐介(Vo.Gt)が語る!

インタビュー | 2019.01.19 12:00

──全体的に音数が少なくて、低音がしっかり出ているのも印象的でした。ここ数年の海外のヒップホップ、R&Bなども“トラックと歌だけ”みたいな楽曲がトレンドになっていますが、そこは意識していましたか?

うん、めっちゃしてますね。僕らは“邦楽としてのギターロック”をやってきたわけですけど、ずっと停滞のムードを感じていて。90年代後半以降、日本のギターロックの作法や文法が出来上がってきて。Base Ball Bearもその一端を担っているバンドだと思うんですが、僕らは常にそのやり方に飽きていたし、新しいやり方をずっと試してきて。いま感じているのは、“世界の音楽のトレンドと邦楽ロックの乖離は何?”ということなんですよね。
海外ではヒップホップを中心に“歌が引っ張って、トラックの音数は少ない”というものが主流なんだけど、日本は音を盛り盛りにする楽曲が主流じゃないですか。
簡単にいえば“ガラパゴス”ということだと思うけど、不思議ですよね。

──本当にそう思います。

僕自身は、いままでの邦楽ギターロックには飽きていて、海外のサウンドを純粋に“カッコいい”と感じていて、“この距離感は何だろう?”という疑問もある。だけど、“海外の音をそのままやるのは違う”ということもわかってるんですよ。いまのスタンスとしては、“海外のトレンドを意識しながら、それを邦楽ロックのマナーのなかに翻訳して取り入れる”という感じかなと。「ポラリス」に関わってくれたエンジニアさんも同じ意識を持っていたので、そこはしっかりやれたと思いますね。

──ギターロックという軸を持ったまま、サウンド自体をアップデートさせるというか。

US、UKのインディーシーンもそうなってますからね。The 1975の新作(『ネット上の人間関係についての簡単な調査』)もそういう音作りだったし、アークティック・モンキーズは、オールディーズなことをやりつつ、最新の音への目配せも両立してますからね。

──「ポラリス」のタイトル曲「ポラリス」からも、似たような印象を受けました。エッジ―なギターロックなんだけど、サウンドは最新型というか。

そう思ってもらえたら嬉しいですね。この方向性は自分もおもしろいと感じているし、次回作以降、さらに突き詰めたいなと。難しいですけどね。邦楽ロックバンドらしさを消そうとは思っていないし、ドメスティックなバンドであることも意識してるので。

──EP「ポラリス」のDISC2には、2018年10月に行われた日比谷野外大音楽堂のライブ(『日比谷ノンフィクションⅦ』)の音源、さらに「17才」を新たにレコーディングした「17才(17th Ver.)」を収録。「17才」はBase Ball Bearを象徴する楽曲の一つですが、やはり思い入れは強いですか?

どうでしょうね?(笑)。バンドの代表曲という自覚はあります。あと、Base Ball Bearを解釈するうえでもわかりやすい曲だと思うんですよ。17才のときにはじめたバンドだし、“青春性”みたいなところも含めて。当時、一緒に制作していたagehaspringsの玉井健二さんも“スクール感”ということを言ってたんですよ。その極みだと思いますね、『十七歳』は。最初は“3人でどうやって演奏する?”という感じだったんだけど、実際にやってみたら、すぐに“大丈夫だね”って。

──逆に“これは3人では演奏できない”ということもあるんですか?

うーん、いまのところないかな。めんどくさくて触ってない曲はあるけど(笑)。4人体制の曲を3人でやるときは、まず、リードギターを身体に入れるところから始めるんですよ。リードギターはまったく弾いてなかったから、“こんなふうになってたのか”と初めてわかることも多くて。次のツアーでは、もうちょっと曲の幅を広げようと思ってます。

──2月から始まる全国ツアー(『LIVE IN LIVE~17才から17年やってますツアー~』)は、3人体制のBase Ball Bearが体感できるツアーになりそうですね。

“LIVE IN LIVE”は、アルバムのリリースツアー以外のツアーをやりたくて立ち上げたんですよね。アルバムのツアーは、“最新のモードを観てもらいたい”という気持ちが強いし、昔の曲を入れづらいこともあって。でも、ファンの人達は“昔の曲も聴きたい”と思ってるだろうし、それは自分たちも同じなので。今回もツアーも『ポラリス』の曲はもちろんやると思いますけど、いろんな時期の曲をやれたらいいなと。“アルバム『十七歳』の曲を触ろうかな、どうしようかな”と思ってるところです(笑)

EP「ポラリス」収録「試される」ライブ映像(2018.11.11 Ver.)

PRESENT

「ポラリス」ポスターを2名様に

受付は終了しました

公演情報

ディスクガレージ公演

Base Ball Bear「LIVE IN LIVE~17才から17年やってますツアー~」

2019年2月3日(日) 広島CAVE-BE
2019年2月10日(日) 仙台Rensa
2019年2月11日(祝・月) 岩手県 盛岡CLUB CHANGE WAVE
2019年2月16日(土) 静岡UMBER
2019年2月17日(日) なんばHatch
2019年2月23日(土) 札幌PENNY LANE 24
2019年2月24日(日) 帯広Rest
2019年3月2日(土) 金沢AZ
2019年3月3日(日) 新潟LOTS
2019年3月9日(土) 岡山IMAGE
2019年3月10日(日) 名古屋クラブダイアモンドホール
2019年3月15日(金) Zepp DiverCity(TOKYO)
2019年3月23日(土) 福岡DRUM LOGOS
2019年3月24日(日) 鹿児島SRホール
2019年4月6日(土) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心
2019年4月7日(日) 水戸LIGHT HOUSE
2019年4月11日(木) 京都磔磔
2019年4月13日(土) 高松DIME
チケット一般発売日:2019年2月16日(土)

XFLAG presents ツタロックフェス2019 supported by Tポイント

2019年3月30日(土)幕張メッセ国際展示場9・10・11ホール

VIVA LA ROCK 2019

2019年5月3日(金・祝) さいたまスーパーアリーナ

RELEASE

「ポラリス」

NEW EP

「ポラリス」

(DGP RECORDS / VICTOR ENTERTAINMENT)

1月30日(水)Release!
  • 森朋之

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