──もう1曲、「そうだ、僕らは」がホンダの原付バイクのCMソングに決定しました。
北澤ゆうほ
ついでに私たちも出てるんですよ。「再来週には乗ってないといけないから免許とってね」って言われて。まーちゃんは持ってたけど、私とみくは持ってなかったから、キャンペーンの間に勉強して。全国キャンペーンと被ってたから、免許を取りに行ける日が1日しかなくて。「この日に落ちたら終わる！やべえ!!」みたいな感じて行って（笑）。ちゃんと免許が取れたのも一安心だったし、CMのイメージもしやすかったですね。バイクとはまた違う原チャの愛嬌みたいなのが、ペギーズの曲の雰囲気とマッチするだろうなと思って。
石渡マキコ
撮影も楽しかったね。
北澤ゆうほ
めちゃめちゃ楽しかった。車道を走るわけじゃないので、大きい駐車場をぐるぐる走ってて。超自由なんで、すごい気持ち良かった。天気も良かったし。
──どんなCMになってるんですか？
北澤ゆうほ
ただの髪色の派手な人たちが原チャに乗ってる絵です（笑）。
石渡マキコ
初めてバイクに乗る人たちにお届けするっていう。
北澤ゆうほ
新生活に新しい自分みたいな感じで。「エンジンかかった、やったー！」みたいな。
石渡マキコ
初めて乗ってる初々しさを大事にしたいから、あんまり練習とかしなくていいよって言われて。めっちゃドキドキしながら乗ってました。
大貫みく
風も気持ちよかったです。天気も雨の予報だったんですけど、なぜか晴れて。ラッキーも相まって、普通に楽しかった。CM撮影だから、めちゃめちゃ決め込んで撮影するのかと思いきや、練習もしなくていいって言われるし、楽しめばいい撮影だったからよかったです。
北澤ゆうほ
私、撮影であんまり大きく笑うことはないんですけど、「わーって言ってください」って言われたから、「わー」って言ったら、自分でも見たことのない笑顔になってて。だから、レアです（笑）。笑顔がやばすぎて本当に恥ずかしい！
石渡マキコ
あはははは。いつこんな顔するんだろう？っていう表情をしてる。みくはいつも笑ってるけど、私とゆうほは、微笑むとかニコっていうくらいで、歯を出して笑う事はあまりないので、ファンの人は多分びっくりすると思う。
北澤ゆうほ
本当に自然体で撮影できて楽しかったです。ホンダの店舗にポスターも貼られるそうなのでぜひ見て欲しいです。
HONDA「バイクに乗っちゃう？」ロングバージョン
お客さんが一緒に歌ってくれたら泣いちゃうんじゃないかって、今からドキドキしてます（石渡）
──そして、4月からはツアーが始まりますが、もしかして原チャで回る予定ですか？
北澤ゆうほ
何度か話題には上がってるんですよ。会場から出て、出待ちの子達にバイバイって手を振って、原チャに乗っていなくなるっていうのをやりたいなって。
石渡マキコ
あはははは。でも、全国は無理だよね。今回は16本もあって、東京から始まって、東京でファイナルなので、最初と最後の変化を見て欲しい。私たちは今まで「最初と最後では全然違ってて面白いんだよ」って言ってきたんですけど、それをみんなに体験してもらえるチャンスだなって思ったし。クアトロでワンマンするのも久しぶりなので楽しみですね。でも、緊張するな～。
大貫みく
新曲が多いからね。ちゃんと見せられるように今、いっぱい練習してるんですけど。「Fortune」もライブだともっと生々しくなってカッコよくなったりするんだろうなって思って、私自身もすごい楽しみ！
北澤ゆうほ
本当に、たった5本のツアーでもすごく学ぶことが多いんですよ。いっぱい反省するし、自分はこういう時に間違えたり、こういう時に焦るんだなってわかる。それが16本ってなったら、ライブをやってる北澤ゆうほとしての新しい発見がいっぱいあるんだろうなと思って。それもワクワクだし、純粋に地方に私たちを待ってくれているファンがいるっていうことに喜びをいっぱい感じるので、今回また、行ったことのない場所でペギーズを聴いてくれてる子たちと会えるのが楽しみですね。アルバムに入ってた新曲もいっぱいやるので、音源と同じクオリティーで、音源とは違う魅力をみんなに届けられるように、1本1本噛み締めながらまわりたいです。
──いま、絶賛ツアーリハ中ですよね。手応えはどうですか？
北澤ゆうほ
まだセトリを決めてないから、新曲をバッチリ弾けるようにっていうところの段階なんだけども、改めて、新しい挑戦をした1枚だったんだなっていう実感をしてます。「super boy ! super girl !!」のツアーの時も新曲は多かったけど、ただ難しいことに挑戦したっていうよりは、本当に別の畑に行ってみた感じがするので、それをいかに自分たちのものにするかっていうことを試されてる感じですね。
石渡マキコ
あとは、みんなで歌える曲も多いので、「明日」をスタジオで練習している時にも、これ絶対にライブで楽しくなるだろうって感じてて。会場みんなで歌ってるのを想像しながら練習してるし、もし、ブリッツのファイナルとかでたくさんのお客さんが一緒に歌ってくれたら泣いちゃうんじゃないかって、今からドキドキしてます。ライブ映えする曲がたくさんあるので楽しみです。
──個人的に楽しみにしてることはありますか？
大貫みく
旭川に初めて行くから、美味しいものを食べて帰りたいし、3人で旭山動物園にも行きたい。
北澤ゆうほ
2日間しかいないので、朝早く起きてでも行きたい。思い出作っておかないとね。
石渡マキコ
お客さんと触れ合う、熱量を共有するのが楽しみです。待っててくれる人の笑顔をステージで見ると、「こんな顔して私たちのことを見てくれるの？」って感じるんですよ。キラキラした顔をたくさん見られるのを楽しみにしてます。
北澤ゆうほ
まーちゃんが最初に言ったように、東京で始まって東京で終わるのが、今回のツアーで大きい意味を持つんじゃないかなって思ってて。「行ってきます」っていう姿を見せてから、ひと回りもふた回りも成長した姿で帰ってきたら、きっと違う感動も生まれると思う。初めてだから、ブリッツでどういう感情が湧くんだろうっていう想像がつかないので楽しみです。それに、会場のキャパシティとしては、きちんと1つ1つは階段を上れている状態なので、今回のツアーで、「もう1回、来たい」って全員が思ってくれる状態をちゃんと私たちが作って、次のツアーでは2段3段飛ばして大きいところがきちんと埋められるようになるといいなと思いますね。
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