ポルノグラフィティ“ファンにとっての神セトリ”を目指し、「今までで最高のライヴ」を掲げる東京ドーム2デイズ!

インタビュー | 2019.06.07 18:00

20周年イヤーを締めくくる東京ドーム公演を発表したポルノグラフィティ。「東京ロマンスポルノ'09 ~愛と青春の日々~」と題し、10年前にも東京ドーム公演を行っているが、今回は1日増えて2日間。デビュー記念日とその前日に当たる9月7日、8日の開催となる。「20th Anniversary Special LIVE “NIPPONロマンスポルノ'19〜神vs神〜”」と銘打って行われる、“神セトリ”のライヴ。20周年の集大成を見せてくれそうだ。
──アリーナツアー中、3月8日に横浜アリーナで10年ぶりの東京ドーム公演が発表されましたが、東京ドームという会場はやはり特別な場所ですか?
新藤晴一(Gt)国内の屋内会場としては最大ですからね。我々のようにデビューからメジャーバンドということを目標にしてきたグループにとっては、その象徴がドームなので。20年のタイミングでまたやれる、ポルノをドームのステージに立たせてやりたいというスタッフの気持ちも含め、期するものがありますね。
──10年前も東京ドームですから、区切りのいい会場というか?
岡野昭仁(Vo)10年前にドームをやるにあたって、僕らは嫌がっていたんですよ。音楽をする場所じゃないとか、他のアーティストのライヴを見に行ったら音響的に問題があるとか。でもそれは、裏を返せばビビっていたんだと思います。こんな大きな会場で僕らができるわけがないと思っていて。ただ、10年目はスタッフから、“ドームは10年で登りつめた最大級のハコだ、お前らの目標のひとつじゃないか”と言われて。当時は及び腰でしたけれど、実際にやってみて、スタッフの気持ち、ファンの気持ちがあそこに集約されていたと思います。
──乗り気じゃなかったというのは意外ですね。機は熟したように見えましたけれど。
岡野ドームをやろうと言われて、いや~って言ってた記憶があります(笑)。
──じゃあ、やる前の不安も大きかったですか?
岡野それもわかってなかったですね。あのハコに似合ってたのかどうかも。だから35曲というムチャな曲数で臨んで(笑)。
──35曲、4時間を超えるライヴでしたね。
岡野見ているお客さんも長かったと感じたでしょうね(笑)。物量で勝負、しか思い浮かばなくて。
──終わってみて、やり切れたという手ごたえはありました?
岡野疲れた、へとへとだった覚えがあります(笑)。でも、やり切れたと思います。

ドームというスタンプがポルノにあるというのは、何かしらの自信になっている(新藤)

──ドームでライヴをやり切れたという事実は、自信につながったんじゃないですか?
岡野ホントに必死過ぎて、どうだったのか記憶がほとんどないんです。とにかくいっぱい曲数やったぞという。
──一瞬で過ぎていった?
岡野そういう感じですね、映像にも残ってなくて。
新藤覚えているのが、3曲目ぐらいで振り向いたら、本間(昭光)さんがいて。“一回、肩の力を抜け”というジェスチャーをされていたんです。だから、オープニングから力が入っていたんでしょうね。その場面は覚えてますね。いい演奏をしたいという気持ちはあるけれど、ドームにたくさん人を集めておいて、ただ会場がデカくなっただけだと何のことかわからないから、この会場でやる意味をしっかり感じてもらえるようにしないといけないという不安はありましたね。
──この会場でやる意味というのは、10年間の感謝ということですか?
新藤そうですね、例えばホールでのライヴだと、まだ来てくれる人の汗とか熱気を感じられるキャパですけど、ドームだとそうはいかない。10年応援してくれた人に対して、ドームでポルノがライヴをやるイメージは何なのかというのを感じてもらえるようにしたいとい考えていました。
──実際にやってみて、その手ごたえは得られました?
新藤ドームというスタンプがポルノにあるというのは、何かしらの自信になっているというか。印はもらったという影響は何かしらあると思います。
──前回のドームで印象に残っていることというと?
岡野マニアックな曲もやっていますね。これ以来やってない曲もありますからね。この1回だけとか。
新藤ドラムは村石(雅行)さん、ベースは根岸(孝旨)さん、キーボードは本間さんといった方々がバックを固めてくれていて。もちろん、サポートとしてはこの上なくしっかりやっていただいて、感謝しかないんですけど、世代もスキルも違い過ぎて、音楽的な会話で置いて行かれているところもあったんです。そういうところからも、自分的には借りてきた猫のような感じがあって。でも、そこから10年たって今のメンバーとは共通言語もあるし。そういう意味では、後ろから支えてもらうだけじゃないイメージがあります。
──その辺も踏まえて、サポートメンバーとの一体感を高めていきたい?
新藤そうなると思いますし、その辺の自信はありますね。
岡野確かに、当時は立たせてもらっている、という感覚はありましたね。僕らも前回から10年の経験がありますし、今のサポートメンバーと世代が近いというのもあるので、理解の深まったメンバーと回ってきた手ごたえがありますね。最近のアリーナツアー(「UNFADED」ツアー)で、あえて僕らにはこういう一面もあるということで、「アゲハ蝶」「サウダージ」といったシングル曲だけじゃない曲をいくつか取り上げたんですけど。ファンの方はパブリックイメージとかポルノといえばこれだけというイメージで見ることをしないで、広い間口でポルノを見てくれているのがわかったので。もちろん、ドームをやるからには必死でやりますけれど、前みたいな気負いはないかな。前回は“やるならやるけどどうなるかわからないですよ、当たって砕けろになるかも”だったのが、そういう感じではないですね。
──一度、ドームのステージに立つと違いますからね。10年ぶりとはいえ、二度目ですから。
岡野その違いはあると思います、でもあまり覚えてない。本当に当たって砕けろだったから(笑)。オープニングの装置が壊れて、思ったようにいかなかったんですよ、直前でトラブルになって。でもその時はみんな笑ってました、しょうがないねって。僕が三点倒立してポップアップで出ていったらいいんじゃないか、とか(笑)。それでいいんじゃない?ってみんなも笑ってました。しかも、2曲目でヘアメイクを直したり。それぐらい当たって砕けろでしたから(笑)。ま、しょうがないですね、一日しかなかったし。時間もなかった。

公演情報

ディスクガレージ公演

『20th Anniversary Special LIVE“NIPPONロマンスポルノ'19〜神vs神〜”』

2019年9月7日(土)8日(日) 東京ドーム
開場14:30 / 開演16:30 / 終演19:30(予定)

▼チケット料金
座席指定券引換券
1日券(指定席) ¥8,640(税込)
2日通し券(指定席) ¥16,000(税込)

※演出・ステージ及び出演者が見えづらい可能性のあるお席が一部含まれます。予めご了承の上、お買い求めください
※4歳以上はチケットが必要(0〜3歳児はご入場頂けません)

≫ チケット先行情報ほか詳細はNIPPONロマンスポルノ’19〜神vs神〜 特設サイトにてご確認ください。

チケット一般発売日:2019年7月27日(土)

  • 岡本 明

    取材・文

    岡本 明

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