戦国時代-The age of civil wars-、2ndアルバム『疾風迅雷』をリリース!全国ツアーへの意気込みを語る。

インタビュー | 2019.11.06 15:00

“『疾風迅雷』リリース後のツアーはチャレンジする場になると思う”(Date)

──続いて、『疾風迅雷』のプレイ面について話しましょう。それぞれ本作のプレイや音作りなどでこだわったことは?
Kz(Vo&Gu)ギターは、最近は家で録っています。宅録だけど、アンプで鳴らして、マイクを立てて録っていて、ライン録りはしない。アンプで鳴らした音のほうが好きだし、弾いていて気持ちいいんですよ。だから、そこはこだわっていますね。エンジニアさんに、ラインも録っておいてくださいと言われましたけど(笑)。じゃあ、それは次回から…みたいな(笑)。アンプはレイニーで、ギターは基本的にレスポール。あとはPRSですね。PRSはシングルコイルの音も出せるので、そういう音がほしいときとかに使っています。
──レンジの広さとソリッドさを併せ持った良質なギター・サウンドを味わえます。本作はギター・ソロのある曲が多いことも特色になっていますね。
Kz(Vo&Gu)ギター・ソロは、弾かなきゃな…という感じです(笑)。僕は、昔からギター・ソロを弾いてきたギタリストではないじゃないですか。だから、“絶対ギター・ソロはないとダメだよ!”みたいな考え方ではない。でも、ギター・ソロが似合うバンドだし、必要なときは弾くべきだなという使命感があるんです。それで、じゃあ弾くか…みたいな。それくらいの感じです(笑)。
──とはいえ、聴き応えのあるギター・ソロが並んでいます。「銀狼」の長いソロは、起伏のある流れが光っていますし、「宵花火 霞隠れ」のブルージーなテイストなども魅力的ですし。
Kz(Vo&Gu)「宵花火 霞隠れ」は、自分でもいいソロが弾けたと思います。まぁ、昔はソロを弾いていなかったとはいえ、もう30年以上ギターを弾いているので、ある程度は弾けますよね。あとは、僕はソロもメロディアスな方向になるというのがあって、それがいい方向に出ているのかなという気はします。
Date(Ba)僕もKzのギター・ソロは好きですね。それこそ僕みたいにSIAM SHADEの彼を知っている人間からすると、こんなにいいソロを弾くんだ…みたいな。それに、時代的に今はギター・ソロを入れるバンドは少ないというのがあって。そういう中で、このバンドはどんどんギター・ソロが長くなってきているという(笑)。それも、いいんじゃないかなと思います。
──同感です。楽曲にギター・ソロがあるということは、ギターをやりたいと思う子が増えることにつながると思いますので。
Kz(Vo&Gu)そうですね……。がんばります(笑)。
Date(Ba)アハハ(笑)。今回のベースに関しては、自分の曲はほぼシンベなんですよ。シンベと生ベースがダブルになっている曲もあるけど、基本はシンベ。Kzは熱量が伝わるギターを弾くじゃないですか、リフにしても、バッキングにしても、ソロにしても。S.N.D(=淳士 ex.SIAM SHADE)もわりと自由に叩くので、ベースはそこに余計な体温を入れないほうがクールに聴こえるだろうなと思って。それで、自分の曲は極力シンベにして、シーケンスとの縦のラインをしっかり揃えるようにしました。あとは、Kzの曲は彼のデモのベースをなるべく忠実に再現しようと思って、フレーズはそのまま活かすことが多いです。Kzの曲は彼が手弾きで弾いているベースがデモに入っていて、歌うフレーズがすごく多いんですよ。この曲のベースはこれじゃないとハマらないねという究極のラインを彼が弾いてくる。自分なりに違うフレーズも試すけど、そうすると曲の良さが少し減ってしまう気がして。なので、Kzが弾いてきたものを再現するようにしています。
──シンベにしても、フレーズにしても、いいものはいいとフラットに思えるところに貫録を感じます。それに、Dateさんの生ベースは、ファットなウネリが気持ちいいです。
Date(Ba)そうですか?
──はい。あれ? 自分では、あまり意識は……。
Date(Ba)していない。だから、そう感じてもらえたなら良かったです。僕も、もっとがんばります(笑)。
──お二人とも謙虚ですね(笑)。さて、『疾風迅雷』は戦国時代-The age of civil wars-の最新の魅力を味わえる一作に仕上がりました。アルバムのリリースに加えて、本作を携えて11月から12月にかけて行う全国ツアーも楽しみです。
Kz(Vo&Gu)今度のツアーは『疾風迅雷』の曲がメインになるので、新曲をたくさんライブで演奏することを楽しみにしています。今回の自分の曲はライブを想定して書いたから、ライブ映えすると思うんですよ。それに、メンバーそれぞれのテーマ曲を作ったから、それをライブでどう生かすかという楽しみもあるし。観応えのあるライブをする自信はあるので、いつもライブにきてくれている人はもちろん、戦国時代-The age of civil wars-に少しでも興味がある人は、ぜひ会場に足を運んでほしいです。
Date(Ba)ツアーは僕も楽しみにしています。戦国時代-The age of civil wars-はやっぱりSIAM SHADEというイメージが強いんですよね、KzとS.N.Dがいるから。このバンドを立ち上げた当初は“SIAM SHADEありき”という見方をするお客さんがほとんどで、自分の位置みたいなものを決めかねていたところがあったんですよ。でも、今までと同じJu-kenじゃ面白くないなということもずっと思っていたから、すごくダークサイドに振ってみて、ダースベイダーみたいな感じで、甲冑だなんだといろいろ試してみた。そういう中で、この間HYDEさんのときにお世話になった特殊メイクの人と久しぶりに会ったら、“戦国時代-The age of civil wars-のライブの映像とかを見ましたよ。おとなしくプレイに集中している感じは、僕が好きなJu-kenさんじゃないです”と、はっきり言われまして。それで、そうかと思って。自分はすごく考えて、なおかつボーカルが目立つことを意識して立ち位置を作ってきたつもりだったけど、それが逆に仇になったのかなと考えるようになった。それを、どういうふうに昇華していくかというところで、今度のツアーは自分の中でチャレンジする場になるんですよね。それを楽しもうと思っているし、今までとはまた違うDate像を見せられると思うので、期待していてください。

公演情報

DISK GARAGE公演

『戦国時代-The age of civil wars- 2019 秋の陣 疾風迅雷-shippujinrai-』

2019年11月11日(月) 宮城・仙台HooK
2019年11月14日(木) 大阪・Zeela
2019年11月28日(木) 長崎・DRUM Be-7
2019年11月30日(土) 愛知・名古屋 CLUB 3STAR IMAIKE
2019年12月07日(土) 東京・赤羽 ReNY alpha

チケット一般発売日:2019年10月19日(土)

RELEASE

『疾風迅雷』

2nd ALBUM

『疾風迅雷』

(NMEファクトリー)
2019年11月6日(水)SALE
  • 取材

    村上孝之

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