新しい学校のリーダーズ、新曲「オトナブルー」を配信リリース!SNSをバズらせている彼女たちの、ニューシーズンに向けた展望とは?

インタビュー | 2020.05.01 12:00

“エンドレス青春”と大声で叫ぶ4人組のダンスパフォーマンスユニット、新しい学校のリーダーズがニューシングル「オトナブルー」を配信リリースした。数多くのステージをこなしている彼女たちだが、リリースはH ZETT Mがプロデュースした2ndアルバム『若気ガイタル』から1年ぶり。YouTube、TikTokをバズらせている彼女たちの近況と、気鋭のトラックメイカーを迎えた新曲から始まるニューシーズンに向けた展望を聞いた。
──インタビューでお会いするのは1年ぶりになります。2ndアルバムをリリース後はどんなことを考えてましたか。
SUZUKA常に『若気ガイタル』の威力を感じてましたね。どんどん曲のイメージが変わっていくので、それを認識していく作業があったんじゃないか、と思います。『若気ガイタル』を進化させてきた日々でした。
MIZYUそうかもね。以下、同文なんですけど、私たちもめちゃくちゃ進化してきて。新しい学校のリーダーズ自体、もともと自分たちでも「濃いな〜」と思っていたんですけど、さらに濃ゆくなりすぎて困ってます(笑)。そして、TikTokやYouTubeも始めて。曲をリリースして、ライブをするだけじゃない、いろんなことに挑戦してますね。砕けてもいるし、成功してもいるかなと思います。
KANON自分たち発信でやることが増えたので、4人で集まって話すこともすごく増えて。前よりもリーダーズのことを考えている時間が多くなったし、ライブもどんどんアップデートしていくし、成長という感じですね。その中でも、TikTokを始めたのは自分たちの中で大きくて。今、14万人のフォロワーさんがいるんですけど、始めるまでは、そんなたくさんの人には知られてなかったので、始めてよかったなと思います。
RINこの1年がすごく早く感じてますね。ライブも結構な本数をやったんですけど、その中でも主催ライブ「はみ出しフェスティボー」の本数が増えたり、崎山蒼志君との2マンライブもあったりして。主催ライブが増えたことで、ホームの場が広がったなって感じているし、たくさんのライブをした分、自分たちの曲をいろんな方向から見せたり、繋ぎ方を変えるだけで違う見え方があったりするんだっていう発見も多かったなと思います。
──新曲もリリースは1年ぶりになります。
MIZYUそんなに経ったのか……。
SUZUKA『若気ガイタル』はすごく強かったので、1年かけて新しい解釈、発見があり、歌唱や表現方法が大きくアップデートされました。それを思うと本当に必要な時間やったなと思います。
それを経て今回は、若きトラックメイカーのyonkeyさんにやっていただきました。
RIN今までがあったからこそ、今回の曲がより斬新に見えるなって思ってます。
MIZYUコントラストだね。
SUZUKAそうやな。常にベースが『若気ガイタル』かもな。あの前提がなかったらこれもできないし。全部の軸になってる。
MIZYU今、yonkeyさんとお仕事でご一緒できるのはありがたいですね。
──どんなトラックをお願いしたんですか?
SUZUKA歌謡曲の感じは残しつつ、打ち込みで新しい風を吹かせたい、と。あとは、yonkeyさんの曲を好きな世代の女の子や男の子たちが、「オー・マイ・ガッ」って言いながら体が動かしたくなっちゃう感じのやつができたらいいな、みたいな話をして。
MIZYU今までのリーダーズの楽曲とyonkeyさんがやってきた楽曲はかけ離れてて。だからこそ、化学反応もあるなと思ってます。次世代シティポップのyonkeyさんの視点から見たリーダーズをそのまま作ってもらった感じですね。
RINすごく癖になる曲なんですよ。同世代の人も、そうじゃない人も、新しいけど懐かしいって思ってもらえるものになったんじゃないかなと思ってて。AメロBメロをSUZUKAが歌って、サビを3人が歌ってる感じも特徴的だし、サビのフリも首をずっと動かしてるシュールな感じなので、みんなも癖になっちゃえっ!って思ってます。
KANONあはははははははははは。10月くらいに初披露したんですけど、お客さんも真似してやってくれてて。ライブに必ず入れる曲になってるし、みんなノリノリになっちゃう曲ですね。
────ファンキーな歌謡ディスコになってますよね。
SUZUKAみなさん、感じると思うんですけど、和田アキ子様が入ってるんですよ。だから、最初の<わかってる ほしいんでしょ?>のところでは、腰あたりをペイ〜ンとやってて(笑)。
KANONレコーディングの時にSUZUKAが和田アキ子さんの写真を検索して、譜面台に置きながら歌ってたんですよ(笑)。
RIN「もうちょっと和田アキ子さん意識で」って言われて。わかりました!って調べて、置いてた。
SUZUKA和田アキ子さん導入液です。入れて入れまくりました!でも、そのままガッツリ、ワイルドにいくのもあれやから、青春の味も入れて。
MIZYU大人の恋がしたくてませたフリしてるけど、心の中はピュアで頑張ってるのよっていう。
RINサビでピュア感を出してますね。あと、「大人ぶる」と「オトナブルー」もかかってる。
MIZYU基本的には強がってるんですけど、SUZUKAのひとりボーカルと、3人のボーカルで、感情が分けられてて。ライブでもSUZUKAは100パーセントどこにでもいくわっていう表情をしてて、私たちはどちらかというと無機質なんですよ。それはお客さんに言われて気がついたんですけど、歌ってるときの表情も対照的だからこそ引き立ってるなって思ってて。心の中を歌ってる3人と、全開全力で強がってるSUZUKA。
──本音担当の3人はどんな思いで歌いました?
MIZYU可愛くなることを心がけました。
KANONピュアな気持ちになりますよね。だって、<そのうちじゃなくて/今すぐがいいの>ですよ。何それ!みたいな、あはははははははははは。
SUZUKA絶対に裾を掴んでるな。
RINうん。裾を掴むタイプの女子。
MIZYUサビは3人でハモっていて。コーラスっぽい感じなのも私は好きですね。
SUZUKA透明感あるよね。
RINSUZUKAのレコーディングの後だったので、対比が出しやすかったですね。自分でこんなに優しく歌っていいの?って思うくらい優しく歌いました。ただ、SUZUKAは音源よりも生の方がさらに強いので、ライブで見ていただきたいなって思いますね。

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