EGOISTのchelly、アーティスト“reche”としての初配信ライブを 12/25(土)に開催、初のオリジナル曲披露に向けた思いをインタビュー!

インタビュー | 2021.12.23 18:00

Photo by Taku Fujii ©️c*take ©️8ACHI 6OCKS!!

クリエイター集団supercellのryoが手がけるオーディションから生まれた アニメ「ギルティクラウン」の劇中アーティスト「EGOIST」のchellyが、10周年を迎えた2021年にリアルアーティスト“reche”としての新たな世界を描き出した。
そのrecheが2021年12月25日(土)に初の配信ライブ「reche 1st live online cloud 9+1」をライブを行うことが決定した。生バンドと共にライブ形式で撮影されたLIVE SHOOTINGで、recheの佇まいから息遣いまでもがオンラインにて体感できる正真正銘、初めてのライブなのだ。
さらにセットリストは人気の高い「reche JUKE BOX 」からのカヴァー曲はもちろん、アートワークが公開されたばかりの初のオリジナル曲「imagination」も披露されるのだから、無論気がおけないのである。12月25日クリスマスに一体何が起きようとしているのか、recheに話を聞いた。
──2021年は、10年間活動してきたEGOISTの“chelly”から、アーティスト“reche”として走りだした年でしたね。recheさんにとってどんな年と感じたのか、率直な感想を聞かせてください。

ゆっくりとではありますが、着実に次への一歩に向けて準備をした一年だったと思います。
もう少し早く様々なことを発表していけたらよかったなと個人的には思いますが、それは来年のお楽しみにとっておくことにします(笑)。

──それは楽しみです。ところで、recheとしての自分とchellyとしての自分とでは、使い分けていますか?

特に使い分けているという意識はないですね。どちらも自分であることに変わりはなく、ただ役職というかやるべきことが違うだけなんです。

──なるほど。

現場が交差するとたまに名乗る名前を間違えちゃったりすることもありますが、いつも自然に、根本は自分のままで在れたらと思います。

──recheとして走り出した直後は「自我が芽生えてきた」とおっしゃっていましたね。

もともと皆様が想像するより遥かに、自己肯定力が恐ろしく低い人間なんですが、そんな自分がやりたいと思うことを少しずつ自信をもってお出しできるようになってきた、という意味で自我が芽生えたと表現しました。

──その「自我」は今、順調に育っていますか?

本当に少しずつではありますが皆さまのおかげで育ってまいりました。

──ありがとうございます。さて、recheさんの活動といえば、クリエイターやプロデューサーを公募するなど、キャリアに囚われないフラットな音楽姿勢がとても印象的です。

キャリアなんてあってないようなものですよ。心は常に新人です。というか新人のときから変わってないです。実感があまりないというか(笑)。

──全国の音楽クリエイターの皆さんにとって理想的なマインドを持つアーティストとしてたくさんの支持を得られているかと思いますが、recheさん自身の中にどのようなマインドがあるのでしょうか?

まさに、クリエイターの皆さんの多くはきっとこのスタイルが理想なんだろうなと客観的に見ても思いますが、たまには俗世の流れに乗っていくことも大事だと思っています。そこは何か一つのやり方に囚われず、戦略をもって柔軟にやっていきたいです。

──「reche JUKE BOX #りしぇかば」では、ヴォーカリスト”reche”の表現力の深さを感じさせてくれました。曲はファンの皆さんからのリクエストでしたね。

ありがとうございます!このデジタル時代に紙で印刷されたリクエストをまとめたリストを渡され見たんですが、本ができるんじゃないかというくらいの曲数でした。

「KING」reche (original : Kanaria)【りしぇかば】

「月のワルツ」reche (original : 諫山実生)【りしぇかば】

──びっくりするような意外な曲はありましたか?また、「来ると思った!」というような曲はどんな曲ですか?

まだ今後もこの中から選ばなければならないので具体的な曲名は避けますが、意外なものから(わたしの好みを)よく理解ってるな、というものまでたくさんありましたよ!

──ちなみに、recheさんご自身が今の気分でどなたかの歌を口ずさむとしたら?

「Endwalker - Footfalls」 です。最近はほんとにこればかり聴いてるので、今に限らず常に口から漏れてます。

──他にも前例のない企画を次々と発表されるrecheさんですが、どのようにして企画が生まれるのでしょうか?

プロデュース業務を一緒にやっていただいているなかむーさんやハチロックスのみなさんと、会議を重ねながら、という感じですかね。まだまだやらねばならないことがたくさんあると思うので、また会議ですね(笑)。

──今月17日にファンクラブ先行で「命に嫌われている」(カンザキイオリ)も公開されています。他にも「reche JUKE BOX #りしぇかば」でのリクエスト曲の披露も期待できそうですか?

すでにいくつか録りためていてそれを順次公開している状態ですので、気長にお待ちいただければ幸いです。

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