けいちゃん、小説のようなアルバム『円人』をリリース。「音楽史に残る人間になりたい。いずれは東京ドームも」

インタビュー | 2023.12.12 18:00

──アルバムジャケットのコンセプトは?
いままでずっと黒い衣装を着てたんですけど、白にしたいといって。ちょっとスピリチュアルで神聖な、神ではないけどなにかの使い。そういうイメージです。
──いままでは意識的に衣装は黒いものを選んで着ていたんですか?
そうです。これも戦略なんですけど。ずっと同じ色=黒を着ることによって、名前は憶えてもらえなくても「ああ〜。あの黒いピアノを弾く人か」と憶えてもらいたくて。だから、YouTubeを始めた頃からずっと黒い衣装で統一してやってきました。それで、ある程度認知度が上がったので、ここら辺でたまには白いのを着たいなと思って白を着ました。
──クラシックにポップス、ジャズ、ボカロ、本当にいろんなジャンルの音楽がミクスチャーされた、自由度の高いアルバムになりましたね。
いままで聴いてきたもの、インプットして蓄えてきたものを出し惜しみなく出したいなと思って、出したらこうなってしまいました。なので、ジャンルがすごく難しいですよね。
──CDショップのどの棚に入れるのかが。
それ、いつも困るんですよ。
──けいちゃん自身、クラシック以外にもいろいろ音楽を聴いてたんですね。
はい。クラシックだけ聴いてたのは小学生ぐらいまでで、普通にポップスとか洋楽とかボカロとかいろいろ聴いてました。大学に入って、ジャズやポップスもピアノで弾くようになった感じです。
──ジャズとかポップスを弾くようになって最初に思ったことは?
「自由だな」って思いました。
──では、音楽総合表現者としてのけいちゃんが目指している夢を教えて下さい。
音楽史に残る人間になりたい。いずれは東京ドームもやりたいです。
──2023年2月には今作を掲げたワンマンライブが東京、大阪で開催となりますが。こちらはどんなものになりそうですか?
内緒(微笑)。バンド編成はドラム、ギター、ベースの3人で、映画を観ているようなライブにしたいと思っています。
──映像を使って?
いや。『円人』自体が小説のようなものになっているので、その小説を映画化したようなライブにしたいなということです。
──『円人』以外の曲はどうなりますか?
カヴァーもやるし、過去のオリジナル曲、いろいろやる予定です。
──ペンライトを振りながら、声援も添えて。
ライブは声を出した方が盛り上がるので、僕のライブは喉が枯れるぐらい叫んで欲しいです。汗をかきながら。
──けいちゃんもステージでは汗だくですよね?
僕、汗かかないんです。新陳代謝悪すぎて。なので、みなさんだけ汗だくになってください(微笑)。
──それでは、最後にライブに向けて抱負をお願いします。
どれだけハードルを上げていただいてもかまいませんので、それを超えるライブをやります。みなさんいらして下さい。

PRESENT

けいちゃん、サイン入りカップキャンドルを1名様に!
(2023年10月1日 けいちゃんピアノリサイタル『Rubato Circus ~play grandioso~』にて販売)

※転載禁止

受付は終了しました

SHARE

けいちゃんの関連記事

アーティストページへ

最新記事

もっと見る