HOTSQUALLプレゼンツ『ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2017-』5/20・21に開催記念!昨年に引き続き、出演バンド大座談会!<後編>

インタビュー | 2017.05.06 17:00

ONION ROCK FES座談会【後編】 1

アカマトシノリチフネシンゴドウメンヨウヘイ(以上3名、HOTSQUALL)
菊池信也(OVER ARM THROW)、KOJI(SWANKY DANK)
一成(NUBO)、RYO(SECRET 7 LINE)
途中参加:Sit(COUNTRY YARD)
最後だけ参加:TAKESHI(SECRET 7 LINE)
TEXT:兵庫慎司
PHOTO:村上龍介

HOTSQUALLプレゼンツのレペゼン地元千葉の野外フェス『ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2017-』、3回目開催記念DI:GA online出演者大座談会、後編をお届けします。前編、アツい座談会でしたが、後編もアツいです。各バンドそれぞれの思いをじっくり読んでいただければと思います。 なお『ONION ROCK』は今年は2017年5月20日(土)&21日(日)、千葉市・稲毛海浜公園内の稲毛海岸野外音楽堂にて行われます。みなさま、ぜひ!

──そういえば、チケット代わりのラバーバンド、毎年値上がりしてるとはいえ、それでも1日2,000円じゃないですか。

チフネシンゴ 最初は1000円で始めたんですけど、やってみて「あ、これは簡単じゃねえな」「きれいごとだけじゃダメだな」と。遠くから来てくれるバンドにはそれだけのものを返したいなと思うと、1000円じゃ限界があるなというのは1年目で感じて。で、2年目を1,500円でやってみて、それで帳尻を合わせつつ……でも難しくて、今年は2000円で。悔しいなと思うんですけど、ちょっとずつ値段は上がっちゃっていて。

菊池信也 え、1年目は1000円でやってたんだ? 安っ!

Sit 2000円でも、普通にライブハウスに行くより安いもんね。

チフネ だから、それがいいのか悪いのかわかんないけど、俺たちとしては来てほしいから、気持ちだけでそうやっちゃってて。3年目だし、そういうのもしっかりやっていきたいけどね。

菊池 でもすごいと思うよ、異常だよ。これでまた来年1000円に下げてほしいもん、逆に。

全員 はははは!

チフネ 「去年儲かりすぎちゃいました」って? 2000円で(笑)。

RYO でも、公営の施設だからドリンクの販売が難しいとか、そういうのもあるんでしょ?

チフネ あるある。初年度はそれで飲み物も出せなくて、水ぐらいしか。

RYO 逆に言ったら、それが、HOTSQUALLが用意する形がうまくできたら……どうせみんなコンビニで買って酒飲むわけだから。

チフネ そうなんだよね。

RYO それをHOTSQUALLが用意できるようになれば、チケット代1000円でも成り立つようになるかもしれないしね。

チフネ そうだね。1000円に戻す動き、やめてもらっていいかな。

全員 はははは!

RYO いや、2000円でもいいんやけど。

チフネ やっと去年からビールも出せるようになったから。千葉っ子たちに言わせると、「きみたち、けっこう革命起こしてるよね」みたいな。「あそこでよくビール出せるようにしたね」って。

 

菊池 そんな感じなんだ?

チフネ うん、行政だから。最初はあの場所でやることの許可自体、なかなか大変だったんだけど、中には話のわかる人もいて。

ONION ROCK FES座談会【後編】

左から、菊池信也(OVER ARM THROW Vo/Gt)、チフネシンゴ(HOTSQUALL Gt/Vo)

ドウメンヨウヘイ それで、1年ずつやっていくうちに、協力体制になってくれて、それでビールも出せるようになって。ちょっとずつ階段を上ってる感じはありますね。

アカマトシノリ 会場のゴミとかも、お客さんのマナーがよくて。俺たちがやってるフェスだってことを考えてくれてるみたいで。自分勝手に楽しむ奴がいなくて、マラソン大会やってるんだったらそれをじゃましないところで遊ぶとか。そのおかげで市も、「ああ、こいつらちゃんとやってんじゃん」って、いい感じで歩み寄ってくれるようになって。

──お客さんも当事者意識が強いんでしょうね。これを来年も楽しむためにデメリットになるような行動はしないという。

チフネ ああ、そんな感じはありますね。

アカマ あの、バンドって、俺らがちっちゃい頃、サッカーとか野球とかみたいに、自分の手元に転がってるもんじゃなかったんですよ。ほんとに特別なもので。それはすごくいいことなんですけど……でもやっぱ、『ONION ROCK FES.』やってると、親子連れもいて、普段ライブハウスで見てる景色とは全然違う客層で。子供が「イェーイ!」ってやってたり、大人のおじさんが盛り上がってくれてたり。そういう景色って、ほかではなかなかなくて。千葉で生まれた3人でやってるから……「サッカーもあって野球もあってバンドもある。これってかっこいいねえ!」みたいなのを、千葉のみんなが思ってくれて、「俺もバンドやりたい!」「『ONION』出たい!」みたいな感じで、何年か後にそういうバンドが出てきたらうれしいだろうなあと思いますね。
観ていたちっちゃい子供が「パンクってかっこいい!」って影響を受けて、バンドをやり始めたりしたら……あ、来た!

TAKESHI(Dr/Vo SECRET 7 LINE)が現れる)

菊池 家に帰ってねえな? おい!

一成 どこにいたんだよ!

KOJI 家からコンビニ行く時の格好だよ。

TAKESHI 渋谷で友達と飲んでて、そのままそいつの家へ行って「誰か呼ぼう」って、でも誰も来なくて……。

RYO 昨日、八戸から機材車で帰って来た時の格好やわ(笑)。クルマの中の格好。

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ONION ROCK FES -CHIBA DE CARNIVAL 2017-

2017年5月20日(土)21日(日) 稲毛海岸 野外音楽堂
両日 10:00 開場 / 10:30 開演
出演アーティスト
HOTSQUALL(※両日出演) / BACKLIFT / BUZZ THE BEARS / COUNTRY YARD / Northern19 / NUBO / OVER ARM THROW / SECRET 7 LINE / SWANKY DANK / アルカラ / 四星球
5/20 ラバーバンド(ブルー)引換券 ¥2,000(税込)
5/21 ラバーバンド(オレンジ)引換券 ¥2,000(税込)
※日割り発表は後日となります
※小学生未満の方はラバーバンドなしでご入場いただけます。(要 保護者同伴)

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