レキシ、ツアー秋の陣、大阪・東京・沖縄へ、間も無く出陣!難関に挑み続けるライブでの心得を問う

インタビュー | 2017.09.07 12:00

今回の武道館もタイトルにヒントが隠されてるのかも?セットリストはもちろん二日間で変えますよ!

──さて、10月にはビッグマッチが続きます。まずは10月1日(日)に大阪城西の丸庭園にて行われる「お城でライブができる喜びを皆で分かちあおう~あれ?大阪、いつの陣?~」。大阪城でライヴをやるのはレキシとしても感慨深いことですよね。

それはもう、このためにレキシの活動やってきてるようなもんじゃん?自分のバックに大阪城がある。すなわち舞台セットが大阪城っていう。それだけでテンション上がるよね。

──今年の2月には「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録応援大使」にも任命されましたが、古墳を背負って大阪城を背負ってと、レキシもいよいよエライことになってきましたね。

本当にねぇ。まあ城があって古墳もあってとなったら、自ずとやる曲も決まってくるよね。何しろタイトルにも書いてあるんだから(笑)。そういう意味では、今回の武道館もタイトルにヒントが隠されてるのかも?

──10月10日(火)11日(水)に開催される武道館2days「不思議の国の武道館と大きな稲穂の妖精たち」を、“稲穂の日”と“キャッツの日”と、2つにテーマを分けた理由は?

そこは一応変えたいなと思って。むしろそれしか変わってないのかも?いやいや、セットリストはもちろん二日間で変えますよ!もしかしたら、どっちかは“稲HO~”しかやらなくて、どっちかは“キャッツ!”しかやらなくて。もしくはそれが逆になってるかもしれないから。稲穂の日なのに“稲HO~”やらないとか、なくはないよ!そんな感じで、いろんなことが起きるんじゃないかな。でも、なんで“稲穂の日”と“キャッツの日”にしたかは観ないとわからない!っていうのも、まだツアーの途中だから、ネタバレになるようなことは何も言えないんだよ。しかも一番ネタバレをしちゃいけないツアーなのに、コンサートプロモーターが出してる『DI:GA』があえて難関に挑もうとしてるんだから。でも、難関に挑むっていう意味では、今回のツアーとちょっと通じるところはあるかも(笑)。

自分が楽しむっていう意味で前回を超えたい……いや、超えたいっていうのとはまたちょっと違うんだよな。やっぱり衝動だから。

──え?どういうことですか?

自分でも、なんでこんな無理してまで難関に挑むんだろうって、今回のツアーでつくづく思った。今まで(アルバムのリリースタイミングじゃない時期に)ツアーをやるごとに寸劇やったり映画のパロディやったり、オシャレキシ(上原ひろみ)とコラボしてきたけど、お客さんに対してもそうだけど、自分が楽しむっていう意味で前回を超えたい……いや、超えたいっていうのとはまたちょっと違うんだよな。やっぱり衝動だから。

──いろんな意味で裏切りたいというか。

その裏切りっていうのも、お客さんを裏切ってる自分を笑いたい、っていうか。お客さんを裏切るためにも自分を裏切らないといけないってわけだから。

──そもそも池ちゃんにとっては、武道館でライブをやること自体はどういうものと捉えてるんですか?

客席まで遠いなとか物理的に感じるところ以外は、武道館だからっていうのは特になくて。あまりそういうことを言うと、武道館を目指してる人たちに対してちょっと失礼かなとも思うけど。武道館ってある意味で聖地みたいに捉えられてる部分もあるわけじゃない?

──実際、レキシが初めて武道館でワンマンをやった時も「いつだって新代田FEVERに戻る気持ちはあります」って言ってましたしね。

もちろん武道館でやる喜びもあるんだけど、どっちかっていうとそこにいるお客さんが楽しめるかどうかのほうが先に来るから。たとえば武道館って上に高くて、ステージから見てもすごく圧巻で感動的なんだけど、逆に客席から見たらどうなんだろうって。だから毎回、会場に入ったら客席からどういう感じで見えるか実際に客席まで確認しに行くし、この小道具を使ったところで一番離れた客席からわかるのか?とか、いちいちチェックしに行くし。

──へぇ~!そうなんですか。

たとえ米粒みたいにしか見えないのはしょうがないにしろ、やりようがあるっていうか。ステージに立ってる自分が、その感覚でいることが大事だからね。

──とはいえ、レキシの武道館ワンマンを何度か観させてもらってますが、距離を感じさせない面白さはありますよね。

逆に言うと、そこを気をつけてるからじゃないかな。お客さんとの距離感をね。自分がいくら感慨深くてもダメだなって、そういう思いの方が先に立っちゃう。あとはやっぱり、その会場でどう遊ぶかっていうことだよね。それは最初の方に話した、その土地ならではのことをやるっていうのと一緒でさ。土地と遊んでるようなものでしょ?武道館に関しても、同じような感覚はあるよね。

──その日その場所でしか楽しめないことをいかにやっていくかっていう。

本当にドキドキですよ。これまで回ってきたツアーが基にあっても、武道館はまた新規で作るっていう部分もあるから、ツアーの集大成でもあり、初日でもある。だから新規で観る人にはツアーでやってきた面白い部分も伝えたいし、すでにツアーを観てくれた人のことは裏切りたい。その潰し合いにならないようにがんばります(笑)。

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レキシツアー2017 不思議の国のレキシと稲穂の妖精たち

お城でライブができる喜びを皆で分かちあおう
〜あれ?大阪、いつの陣?〜

2017年10月1日(日) 大阪城西の丸庭園

不思議の国の武道館と大きな稲穂の妖精たち
《〜稲穂の日〜》2017年10月10日(火) 日本武道館
《〜キャッツの日〜》2017年10月11日(水) 日本武道館

不思議のウチナーのレキシと稲穂の妖精たち
2017年10月21日(土) ミュージックタウン音市場[沖縄]

▼バンドメンバー(全公演共通)
Gt:健介さん格さん(奥田健介 from NONA REEVES)
Piano&Cho:元気出せ!遣唐使(渡和久 from 風味堂)
Ba:御恩と奉公と正人(鈴木正人 from LITTLE CREATURES)
Dr:蹴鞠Chang (玉田豊夢)
Sax & Flute: TAKE島流し (武嶋 聡)
Trumpet: 元妹子 (村上 基 from 在日ファンク)

関連リンク

RELEASE

2nd シングル「KATOKU」
(伽羅古録盤)
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※通常盤[CD]、初回限定盤[CD+レキシ特製オルゴールサウンドメッセージカード]の2形態
※画像は通常盤
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