“純情/妄想ミクスチャー・シンセポップロックバンド”、The 3 minutes、3月25日 東京初ワンマンに挑戦!全員を巻き込む全力ライブを仕掛ける!

インタビュー | 2018.02.06 18:00

フロアにひとりでもお客さんがいるなら、その人と一緒に楽しむために全力を尽くす

──コンポーザーのひろ坊さんがバンド内でいちばん派手な盛り上げ役だったことに驚きました。コンポーザーは少し後ろに引いてほかのメンバーを立てるパターンが多いから。

ひろ坊

僕にしてみると、自分の曲だからこそ自分がいちばん盛り上げ方をわかってるなと思ってます。曲を作るときも「ここでこういうことがしたいからこういうメロディを入れようかな」みたいに、ライブをイメージしてるし。

わたべ

ライブではキーボーディストというより踊り子だよね(笑)。

りょう

音楽でもライブでも思いついたことをどんどんやってみたいんですよ。過去にドラム音を同期で流して、なおきがドラムの上に立ったりフロアを走り回るというパフォーマンスをしたことがあって(笑)。どう考えてもかっこいいことではないんですけど、お客さんには「一緒にライブで楽しみたいんです」という気持ちは伝わったんじゃないかな……と思います。
──1月15日のイベントではオープニングで5人が書き初めで「あけましておめでとう」と掲げるというパフォーマンスがありましたが、あれはあのときだけの演出ですか?

りょう

そうです。ひろ坊がずっと書き初めを使った演出をしたいと言っていたんですけど、新年東京初ライブだったので、あの日の本番直前にやることにして。登場SEもひろ坊が年始のライブのためだけに作ったんですよ。
──へええ。変な言い方かもしれませんが、30分尺の5バンド出演する対バンライブでそれだけ手の込んだことをするなんて。

わたべ

それは裏を返すと「ワンマンはもっとがんばります」ということです(笑)。

正しいのか正しくないのかはわからない、でも自分たちがそうしたいならそうするべきだと思う

──全員が主役のようなステージングもThe 3 minutesの特徴だと思いました。

りょう

The 3 minutesとして音を出しているので、目立ちたいなら行くしかない!とメンバー全員思っていますね(笑)。ひろ坊は普通のキーボードを片手で持って弾けるので、それをライブで使わない手はないと思うし、だからといってギターを殺すのもどうかなと思うから……「だったら戦えば?」という結論に行き着きました(笑)。メンバーが場所を取り合っていくようなライブは見え方的に面白いなといまのところ思っています。

わたべ

ラウドやメタルのベースは土台を支えることに徹することが多いんですけど、The 3 minutesはテンポが速いから、それをやったら負けな気がするんですよ(笑)。バチバチですね。

Ba.わたべ

りょう

なおきは身体が小さいんですけど、それでもばきばきに叩いていて。そういうのがThe 3 minutesのカラーに合っていると思うんです。なおきはちゃんと演奏することだけでなく、スティックを回すようなパフォーマンスもすごいので、派手ですね。小さな巨人という言葉がすごく合ってると思います。

Dr.なおき

Gt.たかひろ

なおき

「身体が小さくてもこれだけ音鳴らせるんだぞ!」と思ってめっちゃ爆音で叩いてますね(笑)。

りょう

それが正しいのか正しくないのかはわからない。でも自分たちがそうしたいならそうするべきだなと思うんですよ。ごちゃごちゃしているかもしれないですけど、見るところがたくさんあると思いますね。僕もボーカリストとして「The 3 minutesはりょうがボーカルだからいいよね」と言ってもらえないと負けだと思うし、楽器隊が派手なぶん僕という人間のオリジナリティをどこまで磨けるかが勝負だと思っています。ありがたいことにお客さんもライブの本数も増えていって、そういう光景を見るとうれしくて楽しくてどうしても笑顔がこぼれてしまう。そういう想いを伝えていきたいし、一言一言に嘘のないボーカリストでいたいと思います。
──りょうさんが20mという長さのマイクケーブルを使っているのは、二十歳の時に「いつかZeppのステージでも使えるように」という意味で購入したというエピソードも素敵だと思いました。

りょう

Zeppはまだまだ僕らにとって夢の舞台で。わたべくんはZeppでライブができるようになったら初めて親を呼ぶと言っているくらい(笑)、メンバー全員が意識しているステージでもあるんです。ケーブル……もしかしたらZeppのときはちゃっかりワイヤレスになってるかもしれないですけど(笑)。そのときはケーブルをステージの上に置いておきます(笑)。
──ははは。Zepp規模のバンドになったとき、どんなバンドになっているでしょう?

りょう

いまのスタイルを貫きたいですね。それがかっこいいと思うし、それが僕ららしさになればいいかなと思っています。
──東京初ワンマンである3月25日のTSUTAYA O-nest公演は、バンドの第一目標でもあるZeppへの道の一歩になりそうですね。

わたべ

ここを通らないとZeppにお母さんを呼べないので(笑)、O-nestは通過点だと思っています。去年8月の地元の名古屋ワンマンが150人キャパだったので、東京で300人キャパを乗り越えたいですね。

りょう

名古屋の人はシャイな人が多いぶん、自分たちのやり方次第でライブが変わるので、やりがいがあるんですよね。そのときにも「しっかりと想いを伝えれば心を開いてくれる」ということを実感したので、東京ワンマンもがんばりたいですね。東京はライブ慣れしている人も多いから盛り上がりやすいけど、いいバンドさんもめちゃくちゃ多いから、観てくれる人になにか傷跡を残せないと次につながらなくて。ワンマンも来てくれた人にどれだけ「あの日のThe 3 minutesワンマンやばかったよね、すごかったよね」と言わせられるかが勝負かなと思っています。名古屋のワンマンとは別の角度で挑戦していきたいですね。

たかひろ

僕はThe 3 minutesに入るまでライブの経験がほとんどなかったので、加入して3ヶ月でいきなり東京ワンマンなんですけど(笑)。お客さんを楽しませるエンタテインメントができるように本番までがんばっていきたいですね。

なおき

新しいことも取り入れたいですね。個人的にはドラムソロとかセッションとかやりたいなあと思っていて。イベントでは見せられない楽しみ方ができたらと思います。

ひろ坊

いちばん最初に東京でライブをしたのが3年前で。そのときはお客さんが1ケタで、東京でワンマンができるなんて考えてもみなかった。だからこそ東京初ワンマンは成功させたいですね。もう勝負は始まっているなと思います。開催は春だし、当日は桜の花びらでも撒こうかな(笑)。

ステージ前方マイクパフォーマンス!Vo.りょう、Key.ひろ坊

■The 3 minutes - ハルノウタ

PRESENT

オリジナル・グッズを3名様に!

受付は終了しました

公演情報

DISK GARAGE公演

ワンマンライブ~The3分にGo!~

2018年3月25日(日) TSUTAYA O-nest
※学生証提示で、当日学生割引¥500キャッシュバック
NOW ON SALE

DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2018 winter-

2月24日(土)
会場:TSUTAYA O-EAST・TSUTAYA O-WEST・duo MUSIC EXCHANGE
TSUTAYA O-Crest・TSUTAYA O-nest

NOW ON SALE

RELEASE

「Shiny Days / 妄想ヤンデレーション / ハルノウタ」

“Triple A-side” 2nd Single

「Shiny Days / 妄想ヤンデレーション / ハルノウタ」

(アップライズ )
NOW ON SALE
  • 沖 さやこ

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    沖 さやこ

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