アコギをエレキに持ち替えて、ロックでエモい井上苑子、誕生!メジャーデビュー後初のミニアルバム『Mine.』で魅せる『私の中のエモ』

インタビュー | 2018.06.04 12:00

──続く高揚感たっぷりのダンスロック「ワンシーン」は恋愛ですか?

これも未練です(笑)。別れるって言われたときくらいですね。改札のところで別れようってなって、別れて。1回、整理しようと思ったけど、やっぱり忘れたくないっていう、フラれた女の子です。

──(笑)ピアノバラード「Chocolate」も失恋してるのかな?

これは失恋じゃなくて、告白する前にやめようと思ってる女の子ですね。チョコレートを題材に書いたんですけど、好きな人からもらったチョコがあって。ずっと家に置いてあるチョコを見てたり、持っていたりしたら、チョコはどんどん溶けるように、恋も終わっていってしまったみたいなイメージで書いてますね。基本的に妄想なんですけど、こんなに苦しいんだったらもう諦めようかなって思ってるんだけど、まだやっぱり思い続けていたいって葛藤している子だと思います。

──そして、ホーンが鳴り響く「TODAY」は明るいディスコポップになってます。

これは1日が楽しくなるようにっていうテーマで書いてて、私よりも年上の恋愛を想像してます。私はコーヒーなんて飲めないけど、大人の恋にしたいなと思ったので、普段使わない単語を入れてみたりしてて。サビの頭が<とびきりの一日>から<ときめき>になって、<楽しい時間(とき)>になって、最後に<最強の一日>になっていくところがお気に入りですね。だんだん気持ちが盛り上がっていく感じで、メロディにもハマってるし、ぐっとくるポイントかなって思ってます。

──ラストナンバー「踏み出す一歩が僕になる」はポップロックですね。

エレキでキュインキュインな感じですね。『ワンシーン』とこの曲は、flumppolさんやYUKIさんに楽曲提供されている百田留衣さんに書いていただいて。ロックなんだけど、ポップな感じがする。J-POPのど真ん中で活躍されている作家さんが書かれる曲って、こんなにキャッチーで覚えやすいんだ、さすがだなって思って。最初に聴いたときから力強くて、人の背中を押せるような曲だったので、歌詞は割とすんなり書けました。

──いわゆる応援ソングですよね。井上さんはこれまで「エール」や「スタート!」を始め、たくさんの応援ソング歌ってきましたが、この曲を通して伝えたかったメッセージというのは?

実は、今回はツイッターで<努力したけど叶わなかったエピソード>を募集したんです。いろんな方が寄せてくれたエピソードを参考にして、私自身の経験を重ねて書いていて。私も、夢に向かって路上ライブをしたり、がむしゃらにやってきたので、今、頑張ってる人たちと共有できたらいいなと思って。自分プラスみんなで1つの曲を作れたらいいなと思ってました。

──井上さんは夢を叶えてますよね。

今でも叶えてない夢はまだたくさんあります。この曲で私が一番伝えたかったのは<夢が夢で終わる前に>っていうところなんです。夢を見てるだけじゃダメだなっていうことというか。私、あんまり夢っていう言葉を言いたくないんです。インタビューでも<夢はなんですか?>って聞かれたときに、いつもあんまり大きいことが言えなくて。夢は自分の中で留めておきたいって思ってたんですが、それは自信のなさの表れでもあって。それを言っちゃうことによって、叶わなかったらどうしようって、不安に思っちゃう部分があったんです。そこで、じゃあ、夢までの目標を1つずつ立てていこうって思って、私はずっとやって。夢じゃなく、目の前の目標を叶えることで、夢を夢で終わらせないようにしてきたつもりなので、それが曲で伝わったいいなって思います。

──曲名や楽曲の第一人称に“僕”って使うのも珍しいですよね。

今まではずっと“君”と“あたし”で、“僕”はなかったんですけど、夢とか目標とか、自分の未来について考える時って。男女関係ないなって思って。それに歌詞の<踏み出す一歩が僕になる>っていう最後の1行が、一番人に伝わる部分、耳にも残ると思ったので、タイトルにしました。

──過去を振り返ってみて、やっぱり一歩ずつでしたか?

そうですね。飛び越えようとか、急に何かすごいものがふってきたりっていうことは、あんまり想像してなくて。やっぱ一歩一歩、自分がやっていかなきゃいけないっていうのが強く思ってたことだったなって思うし、それはこれからも変わらないと思いますね。一歩一歩の距離で新しい道を進んでいきたいなって思います。

──6曲そろって、ご自身にとってはどんな1枚になりましたか?

いろんな顔を見せられたので、私自身は満足してます。ライブでも早くやりたいです。最初にも話しましたけど、『リメンバー』がすごいエモいと思っていて。いろんな人のいろんなエモがあると思うんですけど、エモい部分をみんなで共有できたらいいなと思うし、ほかの曲もライブでもすごくアガる曲なかりなので、中高生の子も体感して欲しいなと思ってます。まだ3曲しかライブでやってないので、早く全曲をライブで披露したいです。

──2年連続で「いのうえ夏祭り」の開催が決定してます。

毎年続けられたらいいなと思っていたので、すごく嬉しいです。毎年恒例っていうのを、ずっとやりたかったんです。しかも、コラボをやりたい思ってて、今年もコラボしていただける方も決まって……。

──去年の「いのうえ夏祭り」から振り返っていただけますか? ハジ→さんとSUPER BEAVERの柳沢亮太さんとのコラボがありました。

ハジ→さんとはいろいろと共通点があって。まず、レコード会社の制作スタッフが一緒なんです。中学生の頃、「指輪と合鍵 feat.Ai」っていう関西弁の遠距離恋愛の曲が大阪ですごい流行ってて。私も大好きだったんですけど、あるイベントでご一緒させてもらってから、本当にお兄さんのように優しくしてくださって。夏祭りの話をしたら、すぐに出たいって言ってくれて。しかも、「指輪と合鍵」を一緒に歌わせてもらって。すごくいい思い出だし、そのあとのハジ→さんのコラボアルバム。私の中では、本当にいい初回のイベントだったな、と思いますね。柳沢さんは、高校2年生の時からお世話になってて。

──インディーズ時代の代表曲「線香花火」「赤いマフラー」を始め、多くの楽曲のプロデュースをされてますね。

柳沢さんにいただく曲を通して、作曲と作詞の勉強をさせてもらったなって思いますね。イベントでは、大好きなSUPER BEAVERの中でも一番好きな曲を歌わせてもらって。自分が一番楽しむステージになったと思います。

──今年はどうなりそうですか?

お祭り感はあるんですけど、コラボしていただける方が、私の中ではちょっとスタイリッシュというか、おしゃれなイメージなので、ちょっと私も頑張っておしゃれにしようと思ってます。去年とはまた違うコラボになればいいなと思います。

──そのコラボ相手というのは?

ピアノロックバンド、SHE'Sさんです! ヴォーカルが井上さんで、私のいまの実家がある吹田市の出身なんですよ。何回かお会いしたことがあって、一緒にイベントに出たこともあって、共通の友達もいて。共通点が多いし、井上さんの声が好きなので、私がSHE'Sで一番好きな曲の一番好きな部分を聴くのが楽しみだし、大好きな曲をコラボさせてもらえたらいいなと思ってます。とにかく、ライブというよりは、祭りにきたと思ってきてもらえたら嬉しいし、縁日も含めて、1日楽しめるイベントにしたいなと思います!

井上苑子 mini Album「Mine.」ダイジェスト映像

PRESENT

サイン入り「Mine.」ポスターを2名様に!

受付は終了しました

公演情報

DISK GARAGE公演

いのうえ夏祭り2018

2018年7月22日(日) 新木場Studio Coast
ゲスト:SHE’S
※場外にフリーエリアあり!詳細は後日発表

RELEASE

「Mine.」

1st MINI ALBUM

「Mine.」

(ユニバーサルミュージック)
6月6日(水)Release!
※初回限定版[CD+DVD]、通常盤[CD]
※画像は通常盤
  • 永堀アツオ

    インタビュー

    永堀アツオ

SHARE

井上苑子の関連記事

アーティストページへ