豊永利行が積み上げてきたアーティストとしてのキャリア。音楽活動の手応え、舞浜アンフィシアター公演への思いを語る!

インタビュー | 2018.06.05 18:00

数多くのヒット作品に起用される実力派声優である一方、自ら楽曲を手がけるシンガーソングライターとしても確固たるポジションを獲得している豊永利行。2018年3月には、セルフレーベル「T’s MUSIC」の第1弾アルバム「With LIFE」をリリース、4月から5月にかけて東名阪ツアーを開催するなど、充実した活動を続けている。2018年7月29日(日)には千葉・舞浜アンフィシアターでツアーの追加公演を開催。エンターテインメント性に溢れたステージをぜひ体感してほしい。
──2013年から音楽活動をスタートさせ、2014年12月にシングル「Reason...」でメジャーデビュー。アーティストとして約4年のキャリアを積み上げてきたわけですが、ここまでの手応えはどうですか?
音楽活動をはじめさせていただいた当初と比べると、だいぶ勉強させていただいたなと思いますね。いま振り返ってみると、初めの頃は考えが甘かったところもあるし、それから紆余曲折があって、自分のレーベル“T’s MUSIC”を立ち上げさせてもらって。もちろん4年前も100%全力でやっていたし、そのスタンスはずっと変わらないんですが、いまのほうがやりたいことが明確かもしれないです。メジャーになってからは、責任感が増しましたね。スタッフのみなさんの力を借りながら、より良いものを作らなくちゃいけないという気持ちが強くなったので。
──音楽性の幅も広がったのでは?
そうですね。これまで自分が取り組んでこなかった音楽ジャンルにもチャレンジしてきたので。自分のレーベルを立ち上げてから、ジャンルがさらに多岐に渡っている印象もあります。『自分の色を透明にしておきたい』というのが根本にあるんですよ。色をひとつに決めず、違う色をどんどん出していきたいっていう。
──そのぶん、表現の幅も大きくなるわけですからね。
はい。自分のなかのくだらない部分というか(笑)、おもしろいところもチョコチョコ出していけたらなと。それが自分の良さでもあり、ウリのひとつだとも思ってるので。そこを前面に出すパターンもあるし、それを封じ込めて“この曲にどこまで魂を込められるか”ということもあります。
──しっかり世界観を作り上げた曲もあれば、豊永さんの素の部分を活かした曲もあると。
パーソナルな部分を出せるのがシンガーソングライターの強味ですからね。カッコいいところだったり、熱さを見せるのは、個人名義の活動ではあんまりやらなくていいと思っているんです。そういう部分は俳優業や声優業で出せるので、自分の活動ではたまに出すくらいでいいのかなと。基本的には『聴いてくれる人の活力になりたい』という思いがあるので、エールソングは多いかもしれないです。悲恋、失恋のバラードもありますね。僕自身にもそういう経験はあるし、『あの経験があってよかった』と思えるような人生を送りたいので。そうやって作った曲に対して、聴いてくれた人が『救われました』みたいなことを思ってくれたら最高だなと。
──3月にリリースされたアルバム「With LIFE」も充実の仕上がり。まず、バラエティに富んだサウンドが印象的でした。
すべての作詞・作曲を手がけているわけではなくて、何人かの作詞家さん、作曲家さんに参加していただいて。それは僕にとって一つの挑戦だったんですが、いい結果につながって良かったし、ひとまずホッとしています。『自分ではできないな』という表現もありましたから。どうしてかわからないんですけど、自分で作った曲は難しいんですよ(笑)。歌うのも表現するのも。作家の方に作っていただいた曲を歌って『あ、歌いやすい』と思ったり、そういう経験はおもしろかいですね。あと、僕に対して『こんな曲はどう?』という感じで提案していただいた曲もあって。たとえば『I'll Be on Your Side』の後半にセリフをしゃべるところがあるんですけど、『自分だったら、こんなに長いセリフは書けないな』とか。役者や声優ではなく、自分自身としてセリフを話したことはなかったですからね、いままで。

公演情報

ディスクガレージ公演

With my LIFEツアー

2018年7月29日(日) 舞浜アンフィシアター

RELEASE

「With LIFE」

1st ALBUM

「With LIFE」

(T's MUSIC)
2018年3月7日(水) SALE
※初回限定盤[CD+DVD]、通常盤[CD]
※画像は通常盤
  • 森朋之

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    森朋之

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