──ちょうど“RAZOR 2nd ANNIVERSARY ONEMAN TOUR Ⅱ -second-”の話が出たので、流れでいろいろ聞きたいと思いますが、夏のツアーが終わってから、あまり間を置かずに2周年のツアーに入りますよね。セットリストもガラリと変わるんでしょうか？
猟牙実は新音源を出すんですよ。
──そうなんですか！
猟牙だから2周年のツアーでは、新しい曲たちがセットリストに入ってくるんですよ。大変だけど、楽しみですね。
──ということは、夏の間にツアーをやりながら制作もしていたということですね？
猟牙そうです。ただ、曲自体は出そろってましたけどね。
──アニバーサリーのライブというと、ファンからのリクエストで構成するライブが多いですけどね。そういう内容とは全然違うと。
猟牙ぶっちゃけ、この夏のワンマンで、今ある曲はほとんど演奏しちゃってるんですよ。全開なんです。出し惜しみもナシで（苦笑）。まさにそこでベスト盤みたいなライブをしているから、どうせなら新しく未来を見せるライブをしようと。
──じゃあ、新しい音源を掲げたツアーみたいな感じなのかな。
猟牙そうですね。
──このファイナルが11月30日のマイナビBLITZ赤坂という、RAZOR史上最大キャパへの挑戦になりますが、意気込みはいかがですか？
剣BLITZをやるからすごい……じゃなくて、さっきのポスターの話と一緒なんですよね。やっぱり伏線がちゃんと張れているかどうか……。僕はそういうとらえ方をしているんですよ。いつも以上に新しい部分を少しでも見せられたらいいかなって。だから、“BLITZだから頑張らなきゃ”っていう気持ちじゃダメだと思うんです。やっぱり内容がすごく大事だし、それを見せることで次の規模に進めるんじゃないかなって。
哲也何かひとつずつ階段を上がっている感じがあるので、踏み外さないようにしたいです。ちゃんとマイナビBLITZ赤坂に向けて1本1本大事にライブしていきたいですね。
IZAなかなか東京に来られない地方のファンの中にも、“赤坂は行きます”って言ってくれてる子もいるんですよ。もちろん、友だちに連れてきてもらって初めてRAZORを見る子もいるだろうけど、いつも来てくれている人も含めて、“カッコよかった”って思わせたいです。それが、3年目の自信にもつながるんじゃないかな。あとは、緊張しないようにライブしたいですね（苦笑）。最近、やたらと緊張するんですよ。前は全然緊張しなかったのに。もちろん、その緊張が自分的にはいい方向に転んでいると思ってますけどね（苦笑）
──それも成長なんじゃないですか？
IZAあ、かもしれないです。
剣いいライブにしようと思うからこそ、緊張するんじゃない？
IZAそれはあるね。とにかく、ほどよい緊張で楽しくライブできたらいいなと思います。
猟牙まぁ、俺はやっとRAZORのスケールに似合うライブハウスでやれるなと。やっぱりBLITZぐらいがちょうどいいんですよ。もちろん、どの会場も関係なく、ライブしてきてますけど、キャパ云々じゃなくてステージが小さいんですよ。
剣わかる！ステージが狭いって感じることがある。狭いながらもライブの見せ方もありますけど、自分の能力を押さえられないっていうか（苦笑）
猟牙俺らがチャクラ全開でやれるのはBLITZぐらいからじゃないかって。だって、夏のツアーとかね、ツルちゃんも、IZAも衍龍も……狭いステージで暴れるから、みんなコワいですよ。
IZAああ、確かにコワいっていうのはあるかもね（笑）
猟牙もう俺の居場所もなくて、客席に突っ込むしかないですもん（苦笑）。だから、BLITZでは、すごく気持ちよくライブできる気がしますね。存分にRAZORが見せられると思います。
──猟牙さんのビッグマウス発言かと思いきや、意外と理にかなった内容でしたね（笑）
剣いや、ビッグマウスも必要ですよ。
猟牙ホントに。BLITZごときで悩んでてもしょうがないです！この先、もっとデカいところを見ていないといけないんで。
衍龍もちろん、BLITZは広い会場ですけど、俺はこれまでお客さんが見たことのない部分を見せたいですね。
──どんな一面なんだろう……。
衍龍ナイショです（笑）。だから、観に来てください。
──うまい！
猟牙俺はBLITZで、衍龍にはメチャクチャやってほしいな（笑）
衍龍えっ（苦笑）。それは……その時にならないとわからないですね。
──どうなってしまうのか、楽しみでしかないです（笑）
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