UquiとMAHが、“Muvidat”としてライブハウスに帰還!「みんなと一緒に進みたい」

インタビュー | 2018.11.22 19:00

──このまま全曲の解説をお願いできますか?4曲目の「Dilo Dilo」は?
MAHこれも5年前にあったやつですね。ディロディロしてる曲です。
Uqui仮タイトルがそのまま正式なタイトルになって。まだ発表してないんですけど、Kirqué(キルケ/UquiとMAHによるブランド)で架空の航空会社のグッズを作ったんですよ。これはキルケエアラインズのテーマソングで、フロアを叩き続けたい気持ちで歌ってます。
──「ミイラのピアノマン」には「トラ」と「ウマ」が出てきます。
Uquiこれはずっと残ってる、私のトラウマですね。小学生から高校生までやっていたエレクトーンで初めて味わった挫折というか。今でも思い出すし、残っているし、子供の時のことなのに、消えないんだなと思って。浄化すればいいなっていう気持ちで歌ってるけど、発表会で演奏を途中で止めてしまった時の屈辱はあの時のまま、残ってますね。結局、自分では、鍵盤では何かになれないなって感じちゃって。高校2年のときに東京に行こうって決めて。鍵盤をやめて、違うものになれたらいいなって思ったきっかけといえば、きっかけですね。
──その挫折がないと19年前にバンドを初めてないわけですから。
Uquiそうですね。ただ、そのあと、SHAKALABBITSを始めてからも鍵盤はずっとやってなかったんです。誰かに弾いてもらったんだけど、途中からどうでもよくなってやるようになって。ライブやツアーでたまに弾いたりしてますけど。なんか自分には合わないものって、未だに勝手なトラとウマがあるんですよ。でも、こういう曲になってよかったなって思います。
──続く、「タンジェリン」にはどんな思い出が込められてますか?
Uquiこれもいろんな場面が入っていますね。今年の5月にアメリカ行って、好きなバンドがいっぱい出てるフェスを見て。好きなバンドを見てから、レコーディングできたのもすごいよかったなって思います。あと、SHAKALABBITSに「マリーゴールド」っていう曲があるんですけど、それは、親戚のおじちゃんが住んでた家に咲き乱れてたマリーゴールドのことなんですね。そのおじちゃんに、あの家、すごいよかったねって言ったら、「俺は何も覚えてねえ」って言ったんですよ(笑)。あの時の記憶だけごっそりねーんだって。衝撃で、それ以上、言えなかったけど、おじちゃんが覚えてなくても、私が覚えてるからいいのかと思って。ライブやバンド活動も同じだなっていう気持ちがあったんですよね。かつてSHAKALABBITSを好きになってくれて、今はただ懐かしいバンドとして思ってる人たちにも、私たちがライブ一本一本を覚えていればいいかなと思って。逆に、私が覚えてないことをみんなが覚えてくれてたり、MAHが覚えてくれてたりするんだったらそれでいいんじゃないかなって。あなたのその時の行動や言葉も誰かが見てるし、誰かが覚えてるし、心の中にあるからいいんじゃないっていう気持ちです。MAHはこの曲を聴いてよく泣いてますね。
MAHグッとくるんですよね。特に<その瞳に映ってしまったら>っていうフレーズ。ファンの皆さんの目の中に自分が入ったらっていうことなので、それはもう奇跡でしかないなって思ってます。
──そして、最後に新プロジェクト名をタイトルにした「Muvidat」が収録されてます。
MAH去年の11月4日が終わって、さぁ、やるぞって、一番最初に作った曲ですね。
Uquiこれは本当にMuvidatの曲だと思って。ライブでも話したことあるんですけど、イラストレーターの宇野亜喜良さんと演劇のお仕事をやったときに、初日で始まる30分前くらいに、衣装の一部がまだできてなくて。アシスタントの直子さんが、「大丈夫?時間ないよ、間に合うの?」って言ってて。私たちはどうするんだろうっていう気持ちで宇野さんを見守っていたら、「大丈夫。僕はいつだって夢中になれるから」って言って。もう、その一言が衝撃的で、かっこいい!ってなっちゃって。その場でも口に出して言ってみたんですよ。「僕はいつだって夢中になれるよ」って。もっともっと雷が落ちて、鳥肌が立って。その後も、自分たちのライブや人前に出る前に、すごく思い出す言葉として残っていたので、Muvidatという二人組の名前を決めた時も、そういう気持ち——一瞬にしてその世界に入り込めるっていうことを歌詞にもいれたいなと思って。そのまんま、宇野さんの言葉として「」をつけて、入れました。

みんなと一緒に進みたいし、新たな出発を感じて欲しい(Uqui)

──この曲を含め、アルバム全体として、前に、次に進む姿勢が表れてますよね。
Uquiそれしかないなって思いますね。一番最初に出てきたのは<もう私そこにはいないよ>っていう言葉。去年のもじゃもじゃした気持ちというか、みんなして具合悪い感じの状況には、もういたくないし、はっきりともういないなと思えたので。<もう私そこにはいないよ/いないよ>っていう言葉からスタートした曲ですね。
MAHこれを聴いて、今もまだSHAKALABBITSが休止して悲しんでくれているみんなも、もう一歩、進んで欲しいですね。Uquiはもうそこにはいないし、僕もいないです。
Uqui進んでいきたいですね。そっちの方が絶対に笑顔になれるし、いいこともいっぱいあると思う。何が起きるかわからないのは当たり前であって、それを一緒に楽しめればそれでいいんじゃないかなと思って。一緒に進みたいし、新たな出発を感じて欲しいし、旅のお供になれるミニアルバムだなって思います。
──そして、リリースパーティーのツアーが決まりました。
MAHどうなるんだろう?Muvidatの曲だけではなく、よーく知ってるバンドのカバーも数曲混ぜようかなと思ってます(笑)。それでもいつもやってる時間には足りないので、CDを買ってくれた人と握手会をしようと思ってて。だから、まだワンマンライブというよりはイベントだよね。
Uquiプレオープンっていう感じですね。まだ30何曲はできないから、今後、曲を増やしていけたらいいなと思います。
MAH次の作品がグランドオープンになるかもしれない。まだ、どんな気持ちになるかわからないですね、ずっとへらへら笑ってるかもしれないし、泣いちゃうかもしれないし。
Uquiこれだなって思いながらやれるんだと思うけど、わからないね。でも、わからないのが楽しみですね。とにかく、早くみんなに会いたいなってずっと思ってる気持ちをぶつけたいなと思います。

PRESENT

『記念すべきMuvidat初のサイン色紙』を3名様に!

※転載禁止

受付は終了しました

公演情報

DISK GARAGE公演

1st Mini Album 『Muvidat』Release Party

2018年11月23日(金・祝) eggman[渋谷] SOLD OUT
2018年12月23日(日・祝) 京都MOJO
2019年1月19日(土) 大阪・アメリカ村DROP
2019年1月20日(日) 名古屋・ハートランド SOLD OUT

【MEMBER】
Vo.Uqui / Dr.MAH
【SUPPORT MEMBER】
Gt.Yasutaka Nakajima / Ba.REI MASTROGIOVANNI

チケット一般発売日:2018年11月4日(日)

RELEASE

『Muvidat』

1st Mini Album

『Muvidat』

(Hallelujah Circus Inc.)
※CD・ブックレット・ステッカーが特製ポーチに入った会場限定セット
※ライブ会場限定
※8曲入り/2,500円(税込)

▼配信情報(「Muvidat」より全6曲配信中)
【第1弾】2018年11月8日(木)
【第2弾】2018年11月14日(水)
【第3弾】2018年11月20日(火)
>>ダウンロードはこちら(スマートフォン専用)
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  • 永堀アツオ

    取材・文

    永堀アツオ

  • PHOTO

    中野修也

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