佐久間レイ、日髙のり子、佐田詠夢、TAIRIKU座談会。「奇跡の瞬間をお見せできると断言します！」異なる個性と才能が集結する奇跡の一夜～四つ葉のクローバー 奇跡の四重奏～

──気になるのが前回はなかった「アニソン」の文字なんですが。

佐久間こういうタッグだったらきっと……

日髙聴きたい曲がおありになると思うので（笑）

佐久間かゆいところをかいてしまおうと（笑）

日髙新しい部分もお見せしたいけれど、私たちの過去の作品で大好きなものがあるからこそ来てくださる方もいると思うんですね。その方たちが来てよかったって思っていただけるようなことは意識的に作っていかなきゃなって相談していて。例えば、「トップをねらえ！」の曲を披露することはあっても、「らんま1/2」の曲はなかなか披露するところがないので、そういう意味ではらんまファンの方たちも期待していただいていいと思います。

──タカヤノリコとお姉さまことアマノカズミ、天道あかねとシャンプーの歌が聴けるかもしれないということですよね。さらに、夜の追加公演も決定しました。

佐久間ひと味違うって言ってるので、アニメの歌を変えるだとか～？

TAIRIKU僕らの曲を変えるとかー？

日髙朗読劇の内容自体は同じなので、2公演とも見る方はまた違った楽しみ方ができると思います。結末がわかった上で最初の2人の会話を聞くと、こういう話だったのか！って、きっと何か違う感じ方ができると思います。あとは2回公演を終えて、今思うことっていうのを4人で語ってもいいかなと思うんでうすよね。皆さんのご帰宅の時間が許す限り（笑）

佐久間やりたいねぇ。撤収の時間までアフタートークしたい（笑）

佐田楽しそう、それ。

佐久間池田さんも、もちろんお呼びして。

日髙ちょっとお話もできたら私たちも嬉しいよね。

佐久間そうなんです。本当に大好きな大先輩なので。

──メーテルが登場するシーンが目に浮かんでます。

日髙そうですよね。もうなかなかご一緒する機会がないですし、私はそれこそ映画『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』（1998年公開）以来の共演です。大昔です（笑）

佐久間喜んでくださってたよ。レイちゃんとノンちゃんとご一緒できるなんてって。

日髙私はアフレコを後ろから口開けて見ちゃうくらいの感じだったんですよね。それこそ野沢雅子さん（星野鉄郎）と池田昌子さん（メーテル）のダブルまさこ様の、神々のアフレコがすごすぎて。
日ごろはレジェンドの方たちって一堂に会することってないじゃないですか。ひとつの作品にお1人っていう感じなので。それがギュッと集まったものを見せられるともうまぶしくて画面が見れない！っていう感じになって。本当に私は野沢雅子さんのアフレコもびっくりしちゃったんですよね。どちらかというと、口が開くちょっと前に声が出てるくらいの感じで、やっぱりすごいんだなって感じで。でも、最近は私たちもなかなかご一緒する機会がなくなってきてしまったので、今回、池田さんと共演させていただけるのはうれしいです。

佐久間今回の朗読劇の台本を読むと、頭の中で池田さんの声が聞こえてくるんだよね。

日髙池田さんの台詞はたっぷり聞いていただけると思います。やっぱりそれぞれの場所で頑張ってる人たちが一緒にやると、何か違う輝きを放つというか。
その池田さんとステージで共演できるなんて、終わったあとに、いかがでしたかって聞くのが怖いくらいなんですけど（笑）

──どんな夢の時間を過ごせるのかをとても楽しみにしております。

佐久間ありがとうございます。とにかく奇跡の瞬間をお見せできると断言します！

日髙ふふふ。私もレイちゃんも、20代の頃はいろんな作品で共演していたんですけれども、こうやってガッツリレイちゃんと組んでお芝居をさせてもらうってことがものすごくお久しぶりですし、私たちがたどってきた声優としての歴史を歌を交えながら、皆さんに代表作の数々を聞いていただけるのも嬉しいなと思ってます。そこにまた、詠夢ちゃんとTAIRIKUくんが入ってくれて、きっと日ごろ聴くようなアニソンとは違う形で聴いていただけたり、私たちがアニメでお届けしているお芝居とは違った朗読という形で聞いていただけたり、今までお見せしてなかった部分もお見せできるんじゃないかということで、とてもワクワクしています。なので、夏休みはお忙しい方も多いと思いますが、よろしければぜひ夏休みのプランのひとつに『～四つ葉のクローバー奇跡の四重奏～』を入れていただけたら幸せです。よろしくお願いします！