ミュージカルスターが一堂に会す新たなシンフォニーポップス公演がいよいよ開催。 小池徹平、愛希れいか、斎藤ネコ、服部英司が見所を語る!

インタビュー | 2022.03.22 18:30

©TBS

──そして小池さんといえば、2016年と19年に出演したミュージカル『キンキーブーツ』が、秋に再演されることが決定していますが、特に「Soul of A Man」は大切にされている曲ですよね。
小池自分の中ですごく大事にしている、特別感のある楽曲です。今までもこういうコンサートに出演する際にも、歌うかどうかすごく悩んで「今はやめておこう」という結論に至ることが多かったです。自分の中で押さえていたというか。でも一昨年(三浦)春馬君のパフォーマンスを収録した映像(「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」)が公開されたり、今年3回目の上演が決まって、スタッフと話し合って、今回、自分の中でも整理がついて、約一年半ぶりこの曲を歌おうと決めました。清々しい気持ちで歌いたいと思っています。

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」2019年公演より

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」2019年公演より

服部すごくストレートなロックで、劇中で歌うときよりももう少しリッチで感情的に高ぶるようなロックストリングスを入れたいと、ネコさんにお願いしました。この曲は原曲はコーラスが三声で入っているので、コーラス部分は、出演者の皆さんにお手伝いをお願いしました。
愛希大好きな曲なので参加できてうれしいです。この曲もそうですが、今回のコンサートは自分も大好きなミュージカルナンバーがたくさん並んでいます。
齊藤:オーケストラコンサートって、ともすると最初から最後まで重厚で濃厚な感じになってしまいますが、今回はバンドも入っていてリズムを活かす曲も多く、とにかく歌を立てる、スムーズに伝えることを大事にしていきます。
──小池さんと愛希は、ご自身が歌う曲以外で好きな曲、気になっている曲はありますか?
愛希私は小池さんが出演している舞台はほとんど観させてもらっていて、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』は3回観に行きました(笑)。でも『デスノート THE MUSICAL』だけ観ることができなくて、なのでここで聴けるのがすごく嬉しいです。
小池僕は、東啓介さんが歌う『僕こそ音楽 / Ich Bin, Ich Bin Musik』(ミュージカル『モーツァルト!』より)が大好きで、すごくテンション上げてくれる曲ですよね。この曲と愛希さんが歌う「On My Own」が続くんですよね?激アツゾーンだ(笑)
愛希ここ頑張ります(笑)
小池『Dear Evan Hansen』もめっちゃ好きなミュージカルなので、「Waving Through A Window」が聴けるのも嬉しい。
──東さんは、ソロでこの曲を歌うのはこの日が初めてとのことで、ファンの皆さんと同様、ご自身も楽しみにしているようです。
愛希「Waving Through A Window」、本当にいい曲ですよね。私も楽しみです。
──ラストはオールキャストで『レ・ミゼラブル』から「民衆の歌~ワン・デイ・モア」を披露することが発表されています。胸に迫るエンディングになりそうですね。
服部『レ・ミゼラブル』自体が、悪政や試練と戦う民衆の物語なので、この不穏な空気の中で暮らしている世界中の人達に向けて、公演として平和への祈りを込めたいと思いました。1995年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、インターナショナルキャストが集まったこのミュージカルの記念イベントのライブ音源を聴いた時、アンコールが『民衆の歌』からの『ワン・デイ・モア』という流れで、これに痛く感動しまして。音源では混声合唱団が入っていましたが、僕達はそこをキャスト全員の歌、コーラスと、オーケストレーションで補いつつ盛り上げていければと思っています。
小池生のオーケストラの素晴らしい音に包まれて、僕達の歌でみなさんに少しでも元気になってもらえると嬉しいです。

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