ユナイト、ファンとともに多幸感に溢れた煌めく光景を描いた結成8周年ワンマンライヴレポート!

ライブレポート | 2019.04.15 15:00

ユナイトが、2019年3月30日(土)に東京・日テレらんらんホールにて結成8周年を記念するワンマン<UNiTE. 8th Anniversary oneman live [-U&U’s oneworld-]>を開催した。バンドの周年をU’s(ユナイトのファンの呼称)たちと祝うことが、毎年の恒例行事となっている彼ら。今年のアニバーサリーも、彼らとファンのキラキラを思いっ切り詰め込んだ一夜となった。

SEが流れ、ステージに莎奈(Dr)、ハク(B)、LiN(G)、椎名未緒(G)、結(Vo)が登場。U’sたちは大きな歓声でメンバーを迎え入れる。“8周年、始めるよ!”という結の呼びかけと共に、始まった「ビリブオアノ」で、この日のライヴは幕を開けた。遊園地をテーマにした曲とあって、この場所にピッタリだ。U’sたちがまとっている、色とりどりのリングやブレスレットから放たれる光が、鮮やかにフロアに広がっていく。間奏にてステージ上手と下手に設けられたお立ち台の上に立ち、それぞれのプレイを披露する椎名未緒とLiN。フロアにタオルが舞った「無限ピクセル」、彼らの1stシングルである「U-smeh-」を立て続けにくり出していく。

Vocal. 結

メンバーを呼ぶ声がやまない中、“もっと(声を)聞きたいな! 聞かせてくれる?”と結。“8周年、お祝いする準備はできてますか?”と次の曲へ。「ナユタの秘密」では、椎名未緒がソロを響かせ、LiNとハクが向かい合うようにして音を奏でる。結が振り付けを先導した「ユキノシタ」、中華系の旋律×EDMサウンドが心地よいダンスチューン「隕石系スタジオパンダ」で、オーディエンスの熱量も高まっていく。

Guitar. 椎名未緒

このホールが、よみうりランドという遊園地にあることに触れ、“たくさんのアトラクションのように、いろんな僕らを見せたいと思います”という結の言葉から、シックなシティポップ調の「good night」や、結の切ないファルセットが鮮やかに広がった「栞」で、ユナイトの持つメロウな側面を堪能。疾走感あふれるイントロから始まる「Kud’」で、フロアは再び熱を帯びていった。

Guitar. LiN

そして、楽器隊がステージから去り、ひとりになった結。この日が初披露というピアノアレンジの「イオ」を力強く歌い上げると、オーディエンスからの惜しみない拍手が響き渡る。それに入れ替わる形で、楽器隊によるインストゥルメンタルナンバー「ユニコーン」が奏でられる。ドラマティックなイントロから、莎奈のドラミング、ハクがスラップを披露。そして椎名未緒が鋭いサウンドを、LiNが空間に響くようなギターを奏で上げていく。それぞれの音と音がぶつかり合い、高め合っていくような時間だった。なお、こちらの曲も、本日初披露。結いわく“みんなの反響によっては、音源化も夢じゃない”とのこと。今後が楽しみだ。

そして結が再びステージに登場し、ロックチューン「silence dreamer」や、目まぐるしい歌詞とサウンドで翻弄する「Romantic☆Trampoline」ではオーディエンスがジャンプしてフロアを揺らし、「ubique」では映像に合わせて椎名未緒のギターソロが始まるような演出など、さまざまな趣向をこらして観る者を飽きさせない。

Bass. ハク

ライヴは後半戦を迎えるも、“まだまだ遊び足りない”という結。“U&U’s”や“(メンバー名)カッコいい!”、“日テレ! らんらんホール!”といったコール&レスポンスで景気づけると、グルーヴィな「離見」へ。さらに「FCW」や「失望エミュレイター」といった激しいナンバーを投下すると、オーディエンスは拳を挙げたりヘッドバンギングで応えていく。結によるお馴染みの挨拶“イタダキマス”から、ユナイト随一のハードナンバー「ice」が始まると、バンドとオーディエンスもさらに盛り上がり、この曲のアウトロでは自分の吹いた水により、勢いあまってLiNが転倒するというハプニングも。

“時間が早く感じる”と結。同意するオーディエンスたちに“もっと声が出せるよね? ラストスパート!”と煽り、これぞユナイト!的な正統派ナンバー「ジュピタ」から、ファンキーな「-ハロミュジック-」まで、アグレッシヴなナンバーを投下。

Drum. 莎奈

そして、“8年間支えてくれてありがとう! 今まで一緒に作った思い出は、ずっと心の中で消えないから! これからも思い出を重ねて、ずっと僕らと歩いていこう!”と語りかける結。そして銀テープの降り注ぐ中、“終わらないバンド”という彼らのスタンスをこれ以上ない形で表現した「starting over」を届け、記念写真を撮影。チャイムと共にステージが暗転すると、スクリーンから告知映像がスタート。ニューシングルのリリース、そして夏の<みんなのおと>と、秋の<アンコール>、2本のワンマンツアーの開催が発表されると、オーディエンスからは、割れんばかりの歓声が巻き起こった。

“文字通り“みんなの音”でライヴが完成するツアーにしたい“という莎奈、そして夏と秋、年に2回ワンマンツアーをするのは久しぶりだという椎名未緒。“基本的にアンコールに応えないのがユナイトだけど、みんなの声に応えたい気持ちはずっとあったから、じゃあワンマンツアーをまるごとアンコールにしちゃえ”というアイディアから実現したのだという。

“8周年を迎えることができたのは、僕たちを信じて、応援してくれた君たちがいるから。本当にありがとう。9年目最初の曲を君たちに届けます。一緒に歌おう”と、結。オーディエンスの優しいシンガロングが響き渡った「ホワイトスイマ→」で、ユナイトは新たな未来へのスタートを切った。鳴り止まない拍手の中、渾身の力で感謝の言葉を叫び、“願わくば、9年、10年、20年後も、みんなと笑っていられることを願います”と、結が頭を下げ、メンバーそれぞれが満足げな表情を浮かべ、ステージを後にした。

セットリスト

01. ビリブオアノ
02. 無限ピクセル
03. U -s m e h-
04. ナユタの秘密
05. ユキノシタ
06. 隕石系スタジオパンダ
07. good night
08. 栞
09. Kud'
10. イオ -PiANO COSMiC-
11. ユニコーン ※instrumental
12. silence dreamer
13. Romantic☆Trampoline
14. ubique
15. 離見
16. FCW
17. 失望エミュレイター
18. ice
19. ジュピタ
20. small world order
21. -ハロミュジック-
22. starting over
23. ホワイトスイマ→

公演情報

DISK GARAGE公演

ユナイト 2019 SUMMER ONEMAN TOUR「みんなのおと」

2019年7月14日(日) 名古屋ell.FITS ALL
2019年7月15日(月・祝) 金沢AZ
2019年7月18日(木) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
2019年7月19日(金) 水戸LIGHT HOUSE
2019年7月26日(金) 仙台MACANA
2019年7月28日(日) 盛岡 the five morioka
2019年7月31日(水) 札幌COLONY
2019年8月1日(木) 札幌COLONY
2019年8月4日(日) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
2019年8月5日(月) 高崎club FLEEZ
2019年8月9日(金) 神戸VARIT.
2019年8月11日(日) 広島SECOND CRUTCH
2019年8月13日(火) 福岡DRUM SON
2019年8月14日(水) 福岡DRUM SON
2019年8月16日(金) OSAKA MUSE
2019年8月23日(金) 渋谷WWWX

チケット一般発売日:6月1日(土)

ユナイト2019 AUTUMN ONEMAN TOUR「アンコール」

2019年10月5日(土) 高田馬場AREA
2019年10月11日(金) 名古屋ell.FITS ALL
2019年10月13日(日) 広島SECOND CRUTCH
2019年10月16日(水) 福岡DRUM SON
2019年10月20日(日) ESAKA MUSE
2019年10月25日(金) 仙台MACANA
2019年10月28日(月) 札幌COLONY
2019年11月4日(祝・月) 渋谷ストリームホール

チケット一般発売日:9月1日(土)

mitsu PRESENTS「みつどもえ」

2019年4月26日(金) TSUTAYA O-WEST
ACT:mitsu
ゲスト:ユナイト / GOTCHAROCKA

TICKET ON SALE

  • 取材・文

    藤谷千明

  • 撮影

    MASANORI FUJIKAWA

  • PHOTO

    nishinaga "saicho" isao

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