ニューロティカ 新宿LOFT出演300回 カウントダウンシリーズがスタート!第1弾、ピーズとの夏の夜の大激突をレポート!

ライブレポート | 2021.08.27 18:00

武道館deロックバカ やれるもんならやってみろ!
ニューロティカ 新宿LOFT出演300回 カウントダウンシリーズ 294回目(ゲスト:ピーズ)
2021年8月21日(土) 新宿LOFT

2022年1月3日(月)に初の日本武道館ワンマン“ニューロティカの『心燃会』 ~俺たちいつでもロックバカ!!~”を控えたニューロティカが、すでに武道館を経験している“武道館の先輩”を招いて行う対バンシリーズ『武道館deロックバカ やれるもんならやってみろ! ニューロティカ 新宿LOFT出演300回 カウントダウンシリーズ』をスタートした。“出演回数300回”という驚異的な記録を目前に、今回で294回目の新宿ロフト出演となったロティカ。トップバッターを飾ったのは、2017年に『30周年日本武道館』を開催したピーズ! あっちゃんノート(ライブの会場と日付、対バン、セットリストを書き続けてるノート)によると、ピーズとの初対バンは1988年1月。33年来の付き合いになるロティカとピーズが、夏の夜にロフトのステージで大激突! 暑く熱い夜になること間違いなし!!

「ロティカの武道館、行くぞおらー!」とはる(Vo&Gt)が叫び、1曲目「脱線」でテンション高めに始まったのは先攻のピーズ。間奏でアビさん(Gt)がギターソロを弾く中、「あっちゃん! あっちゃん!」とあっちゃんコールを送っていたはる。<散るより早く 枯らすより早く>なんて歌詞も、37年目にして初の武道館に挑むロティカへのエールに聴こえたのは考えすぎか? そのままの勢いで「プリティヤング」をブッ飛ばし、「今日はずっとあっちゃんあっちゃん節でいきます。お客さんの分も俺があっちゃんコールやるんで、お正月まで取っといて!」と声を出せない観客を気遣う短いMCから、ミディアムな曲調に憂いある歌声を聴かせた新曲①を披露すると、早くもロフトがピーズ色に染まる。

大木温之

安孫子義一

岡田光史

茂木左

「せーの!」と威勢よく始まった「ドロ舟」、「無力」で会場の熱を上げると、「今日は我がごとのように喜んでおります。誰かがお祭りやるってのはとてもいいですな。ライブハウス万歳!だよ。いいぞ!!」と、はるが嬉しそうな顔を見せる。「3度目のキネマ」の演奏後には「武道館は1度きりで十分だよね?」というはるに、「いや、3度くらいやりたいな」と答えるアビさん。観客から2度目の武道館を期待するような拍手が起きると、「いやいや、青春は1度きりでいいの。俺たちは人の武道館で青春を取り戻しに行くから!」と一蹴。「我が青春に悔いなし! いや、もう還暦か」と言って笑うと照れ隠しするようにギターを鳴らし、軽快で痛快な「サマー記念日」で踊らせた。

新宿ロフトのステージは初めてという4人ピーズ。ライブ後半は「実験4号」、「サイナラ」などの過去曲に織り混ぜて、新曲を惜しみなく披露。はるとアビさんがふたりでギターを鳴らすバンドサウンドは重厚かつ新鮮で、「生きのばし」などもまた違った印象で聴こえてきて実に良かった。そして何より、演奏している4人がとにかく楽しそうなのがすごく良かった。力強くスケール感ある演奏でしっかり魅せた「ブラボー」から、ラストは「焼めし」で<トび超えろ限界>と焼き飯バーニン燃やしてライブは終了。ロティカの武道館、ロティカとの対バン、そして4人ピーズで演奏することが嬉しく楽しかったようで、終始ご機嫌だったはるの姿がすごく印象的だった。帰り際に「武道館おめでとう、ロフト!」と言い間違えたはるが、「ロティカとロフトを間違えちゃったけど、同じ意味だよね? 大丈夫大丈夫」と言い残して去っていったのもなんだか良かった。

夏の夜の暑い会場をさらに熱くしたピーズからバトンを受け取り、後攻で登場したニューロティカ。「Yes、ニューロティカ!」のカタル(Ba)の合図でステージに飛び出して来たのは、スイカマン! 「夏・スイカ・27才」で♪パーパラッパパー!と、明るく楽しくライブをスタート。「ピーズ、ありがとう! 武道館で会おうぜ!!」と始まった「チョイスで会おうぜ」でさらにぶち上げると、「ニューロティカが日本のロックの中心だ!!」と高らかに叫んだあっちゃん(Vo)。再びステージから消えると、サーフボードから顔を出した姿で再登場。「夏・渚・17才」で、<やらせて~! やらせて~!>とカタルの身体をまさぐる。あっちゃん、今日も絶好調です!

「ピーズとの初めてのライブは1988年1月23日、新宿アンチノックでした。あれから33年、まだ髪の毛は元気です! ありがとうございます!!」のMCにぱらぱらと拍手が起こると、「髪の毛が元気だって言って、ぱらぱら拍手が起きて。そんなロックバンドいるかよ!」とナボ(Dr)がツッコみ、メンバーが爆笑。<来たぜ今年も地獄の季節だ>と始まる「OH! サマー」から、「夏・NANCY・16才」、「太陽族」と夏をさらに暑くするサマーソングがドタバタと続いた中盤戦。「シェリーは祭りが好き」で♪ワッショイワッショイと賑やかで能天気な祭り囃子で盛り上げると、「8月の夏の夜にこの歌を!」とちょっぴりセンチな「東京花火」を打ち上げる。

アツシ

カタル

ナボ

RYO

「本日はご来場ありがとうございます。ロックファン、お客さん、バンドマンにも熱いエールをもらってます。このエールを持って、ニューロティカは日本武道館に臨みたいと思います!」とあっちゃんが感謝と意気込みを告げ、始まった曲はピーズの「やっとハッピー」のカバー。<いつまでもバカのそばを離れないで>とファンや仲間に告げるように始まり、たっぷり気持ちを込めて歌ったこの曲。RYO(Gt)のギターがリードする、全体的に明るくアグレッシブな印象のロティカっぽいアレンジも抜群! <やっとハッピー>のコーラスに乗せた、あっちゃんの<愛してるぜ~!>の叫びがやけにエモくて泣けてきたロティカのカバーに、観客から大きな拍手が起きる。歌いきった後は「心臓バクバク、大和田獏!」と照れくさそうにしていたあっちゃん。「よく頑張りましたね。愛してるぜとか、言ってたよ?」と茶化すカタルに、「それはやめよう!」とムキになったのも笑った。

ライブ終盤は「悲しきラガー」、「永遠ピエロ」と続き、声が出せない中でもみんなで振り付けを合わせて一体感を生んだ「絶体絶命のピンチに尻尾を高く上げろ」で楽しく本編を終えたロティカ。アンコールで再びステージに登場すると、「あっちゃん、今日はロフトからお知らせがあるらしいよ!」とカタルが告げ、きょとんとするあっちゃんの前にロフトの柳沢店長が現れる。「これからもロフトに出演して頂くアーティスト様、お客様、ロフトの未来が輝き続けるように。」と本日の公演に合わせて導入されたステージ上の『LOFT』ロゴ看板の電飾が点灯!さらに、「新宿ロフト出演回数300回ってことで、そんなバンドどこにいるんだ!? ということで。あっちゃんにプレゼントをお渡ししたいと思います!」とサプライズで渡されたのは、出演300回記念の金メダル! 「わぁ、凄い! 人生初めての金メダル!!」と大喜びするあっちゃん。「歴代の出演者、ロックバンドのみなさん、ありがとうございました!」と感謝を告げると、ラストはロフトで何百回歌っているか分からない「ア・イ・キ・タ」を全力でぶっ放す! 

最後に「このまま武道館まで、待ったなしで行きたいのでよろしくお願いします!」と改めて挨拶し、観客から大きな拍手を受けたあっちゃん。『カウントダウンシリーズ』第1弾となったピーズとの夏の夜の大激突は愛と笑顔に満ち溢れた、暑く熱い夜となった。

SET LIST

ピーズ

01. 脱線
02. プリティヤング
03. 新曲1
04. ドロ舟
05. 無力
06. 新曲2
07. 3度目のキネマ
08. サマー記念日
09. 新曲3
10. 実験4号
11. 新曲4
12. サイナラ
13. 生きのばし
14. ブラボー
15. 焼きめし

ニューロティカ

01. 夏・スイカ・27才
02. チョイスで会おうぜ
03. 夏・渚・17歳
04. OH! サマー
05. 夏・NANCY・16才
06. 太陽族
07. シェリーは祭りが好き
08. 東京花火
09. やっとハッピー(ピーズカバー)
10. 悲しきラガー
11. 永遠ピエロ
12. 絶体絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!

ENCORE
01. ア・イ・キ・タ

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