8TURN、日本デビュー!初の日本単独公演「8TURN 1st Fan Concert in Japan “TURN TABLE”」をレポート

ライブレポート | 2024.03.15 18:00

8TURN 1st Fan Concert in Japan “TURN TABLE”
2024年3月6日(水)Spotify O-EAST

3月6日(水)、韓国のボーイズグループ・8TURN(読み:エイトターン)が東京・渋谷Spotify O-EASTにて「8TURN 1st Fan Concert in Japan “TURN TABLE”」を開催した。
リーダーのジェユンを筆頭に、ミョンホ、ミノ、ユンソン、ヘミン、ギョンミン、ユンギュ、スンホンという8人で構成された8TURNは、2023年1月に本国でデビューするや否や、やんちゃさを感じさせる存在感と、男らしくパワフルなオーラ、キレのあるパフォーマンスに加え、幅広い楽曲と、メンバー自ら創作に参加して描くZ世代らしいメッセージで、国内外から“第5世代”K-POPルーキーとして注目を集めているアーティストだ。昨年、突如として『KCON JAPAN 2023』のステージに現れ、日本のK-POPファンのハートを鷲掴みにしていった彼らが、今年3月6日、ついに「RU-PUM PUM Japanese ver.」で日本デビュー。本公演は、この記念すべき彼らの日本デビュー日に合わせて行われた、8TURN初の日本単独公演となる。

ギョンミン
ミノ

メンバーをとらえた日本語字幕入りのオープニング映像に続いて、場内が暗転。黄色い歓声に包まれながら、ライブは「EXCEL」で幕開け。まるでZ世代の代弁者であることを示すように、この日の彼らはキラキラの青春感あふれる「制服」コンセプトのブレザー姿で登場!ギターリフが響き渡るハードコアなヒップホップチューン「EXCEL」が始まると、ブレザーの裾をなびかせながら手をクロスする振り付けとともに、僕たちは簡単には屈しないと強靭なダンスと強いメッセージをフロアに向かってブチかましていく。歌い終えた彼らは、横一列にキチンと整列。さっきまでのキメキメの表情から少年らしい雰囲気で「こんばんは、僕たちは8TURNです」と全員で挨拶をしたあとは、自己紹介のコーナーへ。ここでは、8人が自分のチャームポイントやメッセージを伝えていったのだが、そのすべてが日本語であったこと。しかも、それが一言で終わるものではなかったことに対して、日本のTURNING(=8TURNのファンネーム)は「ここまで日本語を勉強して練習してきてくれたんだ」と目をキラキラさせながら、冒頭から胸キュンが止まらない。そんななか、ジェユンの「レッツゴー!」の掛け声で、次の「WONDER」がスタート。ヒップホップなビートと美メロが共存するこの曲では、後半、メンバーが斜め2列に隊列を組み、クロスしていく大人数ならではダンスフォーメーションで、曲を盛り上げていく。8人がステージの床に寝転んだところから始まったのは、あの「SKETCH」。ここでライブの雰囲気は一転。ステージ後方にはパステルカラーの色が舞い、恋をしたときの移り変わる気持ちを多彩な色で表現。トロピカルな風が吹き抜けるビートに合わせて、舞台上ではユンギュ、スンホンが軽快なラップで楽曲の世界観をリードしていった。

ミョンホ
スンホン

このあとは、全員が椅子に座り「教えて!8TURN!QUESTION From TURNING♡」と題したトークコーナーへ。こちらは、ファンクラブに集まった質問にメンバーが答えていくというもので、このコーナーを通じて「僕たちのマニアになって」と1人がいうと「この中の“推し”を見つけてもらってね」「いや。ハコ押しがいいと思います」と日本語での掛け合いトークが自然と生まれる。初ワンマンでここまで日本語能力に長けているグループは、過去にもそんなに見たことがない。そんな彼らが「自分を動物に例えると?」や、「隣にいるメンバーのかわいいところを教えて」などの回答を、ファンではなくメンバーからのリクエストで、愛くるしい仕草とともに披露していくと、観客は大喜び。会場のあちこちから悲鳴が上がる。こうして、普段はサービス精神旺盛な彼ら。「好きな日本の曲」という質問が投げかけられたときには、ミョンホが優里の「ベテルギウス」、ジェユンがレミオロメンの「3月9日」、ユンソンがあいみょんの「マリーゴールド」を挙げ、各々がその一節を(日本語のまま)アカペラで歌唱してみせると、観客たちは彼らの予期せぬアクトに大きな賞賛の拍手を届けた。そうして、このあとは舞台にスタンドマイクを並べ、「Heartache」をエモーショナルに歌い上げる。ダンスだけではなく、8人8色の歌唱力も誇れる実力があることをこの曲でアピールしたあとは、「WE」へ。型にはまらない自由奔放でアグレッシブなダンスはキレッキレ。リスナーに“COMING TOGETHER”と力強い歌声で呼びかけ、ラグビーのハカを思わせる陣形を組み、一斉舞踏するシーンは圧巻だった。ライブだからこそ感じられる大迫力のステージングで、8TURNのワイルドで男らしい魅力をここぞとばかり見せつけていった。

このあとは「RU-PUM PUM」のミュージックビデオ撮影時のビハインドムービーが流れ、その直後、8人が真っ白なテックウェアに着替え、グローブをつけてオンステージ。そこから「RU-PUM PUM Japanese ver.」をライブで初アクト。本国での最新曲であり、日本のデビュー曲ということで、8人の気迫が溢れんばかりの力強いパフォーマンスから放たれるオーラはまさに圧巻で、鳥肌もの。曲が終わったあともぼう然とした空気に包まれているフロアに向かって、ジェユンが優しく「初披露、どうでしたか?」と話しかけたあと、続けてユンギュが楽曲について「この曲は8TURNならではのかっこよさと自信を表現しました」と解説を付け加えた。そうして、この曲のサビにあるポイントダンスの振り付けをレクチャーしたあと、メンバーとTURNING全員で“ラパパンダンス”を踊って楽しんだ。TikTokのほうでは、この曲のダンス動画を本公演から10日間連続でアップして、日本デビューを盛り上げていくことがその場で告げられ、ファンは大喜び。

ヘミン
ジェユン

本格的な日本デビューをメンバー、その場にいたTURNING全員が噛みしめる中、ステージでは、彼らのファンソング第1弾となる「ING」が始まった。ここから長い旅路をともにするファンと、デビューの喜び、その先にある希望に満ちた未来を分かち合うように、8人は舞台のあちこちに散り散りになり、TURNING一人ひとりと誓いを交わすようにアイコンタクトしていく。続けて“ヘーイ、ホー”という楽しい掛け声とともに「Say My Name」が始まると、メンバーはさっきの誓いを忘れないでねとでもいうように、自身のサインを入れたカラーボールをフロアにいるファンに丁寧に投げ込んでいった。強くて男らしいオーラの裏にあるファン思いの温かい人柄も、隠すことなく素直にアピールしてみせた彼ら。こうして、8TURNとTURNINGたちの絆がさらに深まっていったところで、本編ラストの締めくくりとして「TIC TAC」をドロップ。イントロから「キターっ!!」といわんばかりの興奮気味の大歓声が場内に巻き起こる。“ナナナ~”という中毒性あるキャッチーなサビとともに、いま世界を、世の中を包み込む不確定な未来に惑わされていまを犠牲にするのではなく、この瞬間を気持ちのまま生きよう。そんなZ世代の心を勇気づけ、鼓舞していくようなリアルなメッセージをファンの心に最後に刻み込み、8人は颯爽とステージを後にした。

オープニングで着用していた制服衣装での撮影シーンなど、日本活動の貴重なオフショット映像が流れたあと、ファンのアンコールに応えて、8人はラフなブルーデニムのトップスとボトムに着替えて再登場。ミョンホは今日の公演について「日本でコンサートができてワクワクしました」と伝え、ジェユンは本公演を通して「僕たちのエナジーに注目してもらいたい」とコメントした。ミノは「日本で影響力のあるアーティストになりたいので、たくさん日本で活動します」と日本デビューへの意気込みを話し、ユンソンがこうして「日本で活動できること自体、光栄に思います」というと、へミンは今後の夢として「日本でドーム公演をしたいです」ときっぱりと宣言。「僕たちの音楽のエネルギーになってくれてありがとう。僕たちのエネルギーは届きましたか?」とTURNINGに話しかけたギョンミンに続いて、ユンギュは今後の日本活動についても「楽しみにしてて」と笑顔を浮かべ、スンホンは改めて「僕たち、日本でデビューできて嬉しかったです」と言葉を締めくくった。

ユンソン
ユンギュ

こうして全員がいまの気持ちを日本語でしっかりと伝えたあとは、メンバーが作詞に参加したファンソング第2弾「GLOW」を歌唱。“Yes、サー”のポーズもばっちりきまったところで、このあとは舞台にカメラマンを呼び込み、記念撮影を始めようとすると、フロアから一斉にブルーのスローガンに“日本デビューおめでとう!”と書かれたスローガンが上がる。このサプライズイベントにメンバーはそれぞれ「なんですかこれ?!」「すごーい!」と驚愕。祝祭ムードに包まれるなか、記念撮影を終えたあとは「RU-PUM PUM」をラフな雰囲気のままアクトするという超レアなパフォーマンスをプレゼント。最後に「以上、8TURNでした」と挨拶をするも、お辞儀のタイミングがなかなか揃わず、3回目でやっと全員が揃うという、いましか見られないような可愛らしいハプニングで、初の日本単独ライブを締めくくった8TURN。
今後の本国、さらには日本での本格的な活動に期待は高まるばかり。

SET LIST

01.EXCEL
02.WONDER
03.SKETCH
04.Heartache
05.WE
06.RU-PUM PUM Japanese ver.
07.ING
08.Say My Name
09.TIC TAC

ENCORE
01.GLOW
02.RU-PUM PUM

プレイリストはこちら

RELEASE

「RU-PUM PUM Japanese ver.」

日本デビューシングル

「RU-PUM PUM Japanese ver.」

2024年3月6日(水)SALE


MVティザー映像
https://youtu.be/SwyId4d9f3o
  • 東條祥恵

    取材・文

    東條祥恵

    • ツイッター
  • 撮影

    REALY (RAW Climb), Tomoya Tany Taniguchi

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