シクフォニ(SIXFONIA)、初ワンマン開催!正真正銘の初ライブとなった1部の模様をレポ

ライブレポート | 2024.03.25 19:00

SIXFONIA 1st One Man Live - Desperate Track –
2024年3月20日(水・祝)東京ガーデンシアター(有明)

VOISING所属の2.5次元アイドルグループ・SIXFONIA(以下シクフォニ)が、3月20日に東京ガーデンシアターにてグループとして初となるワンマンライブ「SIXFONIA 1st One Man Live - Desperate Track -」を開催した。同ライブのチケットは1部、2部ともにソールドアウトで、総動員数は約14,000人。会場は彼らの勇姿をこの目で見ようと駆けつけたファンで溢れた。このレポートではシクフォニにとって正真正銘の初ライブとなる、1部の内容をお届けする。

6人の活動の軌跡を描いたオープニングムービーを経て、デビューと同時に公開された1stオリジナル曲「J0KER×JOK3R」でライブをスタートさせる。堂々としたダンス&ボーカルパフォーマンスで魅了すると、続いての自己紹介ソング「SHALL WE GONG!?!? -1st battle-」では6人それぞれが個性を発揮し、さらに迫力ある空間が生まれた。

「ライブでしか味わえないシクフォニの世界観を味わってください」とMC担当のいるまが呼び掛けると、掛け合いなども盛り込まれたキャッチーなポップソング「僕らはその手を離さない。」で観客と戯れるように一体感を作り上げる。曲中でメンバーも観客へ声出しを促すなど、楽曲を披露しながらライブならではの遊び方を実践した。

メンバーがステージから去ると、モニターにはシクフォニのYouTubeチャンネルでもおなじみのゲームマスター・Xが登場。観客に声出しを求めたり、ライブの楽しみ方をレクチャーする。ペンライトの色をメンバーカラーに変える練習では「今日泣きそうな人は誰?」や「余裕ぶっこいてそうなメンバーは誰?」というユニークな質問で楽しませた。

モニターに夜の遊園地からサーカスに迷い込む映像が流れると、メンバーカラーのジャケットを羽織り、右半分にピエロの仮面をつけた6人が登場。「アンダーリズムサーカス」へとなだれ込む。会場をたちまちミステリアスなムードに包み込むと、「d0gmq」ではさらにダークでクールなパフォーマンスを見せる。6人の声の個性が花開けば開くほど不思議な調和が生まれ、観客をさらにシクフォニワールドの奥深くへと引き込んだ。

ここからは『Six ‐n0te‐』に収録された、各メンバー作詞ソロ曲のパフォーマンスを含むセクションへ。雨乃こさめは軽やかなダンスとステップでステージを隅々まで歩き、キャンディボイスでキュートなエレクトロサウンドの「Rainy Journey」を歌う。途中降りる階段を通り越して慌てた様子もご愛敬だ。いるまはキレのあるダンスと落ち着いた色気のあるボーカルで「Villainous」を届け、「今日この場所でお前に向かって歌うためにこの曲を書きました」とメッセージを残した。すちは「盛り上がってるかガーデンシアター!?」と勢いよくステージに現れ、ロックナンバー「Breaking down」を歌唱。曲中に歌うのをやめ「全員で声出して一生の思い出にしようぜ!」と語り掛け、全身全霊で歌を届けるなどの熱いパフォーマンスで観客を魅了した。

雨乃こさめ

いるま

すち

ステージに6人が揃うと、シンフォニックな要素やスキャットなどを取り入れた「SCRaP&ReV0LuT1oN」、和の要素を含んだドラマチックな「六幻」と、ダークでファンタジックな楽曲を続けて披露する。6人は楽曲の世界を細部まで作り込むことに集中し、その気魄に会場も酔いしれた。

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