ROTTENGRAFFTY、JOIN ALIVEで壮絶なステージを披露。観客を狂喜乱舞させた圧倒的パフォーマンスに迫る

ライブレポート | 2018.07.27 17:00

今年も大盛況となった北海道の野外ロックフェスティバル<JOIN ALIVE>。7月14日、15日の2日間ともに、5つのステージには個性溢れるアーティストがラインナップされていたが、その中でもROTTENGRAFFTYは、2日目において圧倒的なパワーでインパクトを残した。今回、彼らの刺激に溢れたステージをレポートしたい。

JOIN ALIVEのステージのなかでも唯一の屋内にあるVELVET CIRCUSはその名の通りサーカスのような雰囲気を持ったステージ。ROTTENGRAFFTYが同ステージに登場したのは、ちょうど雨も上がり始めたお昼の時間帯だったが、VELVET CIRCUSに到着すると客席は後方まで埋まっていて、“もっとステージ前へと詰めてください”とのアナウンスが入る。開演前のフロアはほとんど身動きもできないほどになり、北海道における彼らの人気の高さを伺わせた。

ステージに登場するや否や「STAY REAL」をプレイ、疾走するヘヴィなビートにたたみ掛けるツインボーカルで会場を煽ってから、ロットン流ディスコメタルな「D.A.N.C.E.」を演奏。タイトなグルーヴからもバンドのコンディションの良さを感じることができた。だが、パンパンにふくれあがったVELVET CIRCUSのオーディエンスをガッチリと掴んだのは3曲目「PLAYBACK」だった。“お前らもっといけるやろ!?”というN∀OKIのかけ声から、お馴染みのオーディエンスをフロアに座らせてからのジャンプというパフォーマンスで、客席のボルテージは一気に最高潮に。たたみ掛けるKAZUOMIのギターリフから、NOBUYAとN∀OKIが歌うシンガロング必至のメロディ、侑威地とHIROSHIのリズムセクションと……エナジー溢れるロットンのサウンドに突き動かされるかのように、スタンディングエリアは激しく盛り上がりを増した。

“この曲でひとつになろうぜ!”とNOBUYAが叫ぶと、バンドは「夏休み」へと突入。簡単な振り付けによって、ロットンとオーディエンスは完全に一体化していた。このタイミングで筆者の横に座っていた、小さな女の子も立ち上がり、一緒に踊り始めたのが印象的だった。N∀OKIが“いろんな自然災害もあったけど、今、この瞬間を生きていこう”とオーディエンスに語りかけると、今日一番のヘヴィナンバー「THIS WORLD」をプレイ。KAZUOMI、NOBUYA、N∀OKIは客席へとダイブすると、オーディエンスも狂喜乱舞する。

唯一のパワーバラードナンバーとなった「「70cm四方の窓辺」」に続き、「響く都」の最中には、特大のコール&レスポンスを繰り広げる。N∀OKIが“最初で最後になるかもしれない10月3日の日本武道館のライブ、お前ら絶対に来いよ!”と叫ぶと「金色グラフティー」をラストにプレイ。最後の力を出し尽くすロットンに負けじと、オーディエンスも力の限り応える。声を振り絞るN∀OKIを取り囲むように、肩車の上にのったオーディエンスたちが呼応し、わずか1時間弱のステージだが、バンドもオーディエンスも出し切った感のある壮絶なライブとなった。

演奏時間の短いフェスティバルにおいても、ロットンはオーディエンスの心を巧みに掴みとり、そのハイエナジーなパフォーマンスへ取り込んでしまう。汗だくになりながらも満足げにVELVET CIRCUSを後にするオーディエンスたちの顔を見つめていると、改めてロットンのライブアクトとしてレベルの高さを感じることができた。

セットリスト

01. STAY REAL
02. D.A.N.C.E.
03. PLAYBACK
04. 夏休み
05. THIS WORLD
06. 「70cm四方の窓辺」
07. 響く都
08. 金色グラフティー

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