T.C.R.横浜銀蝿 R.S. 嵐ヨシユキ お別れ会「横浜銀蝿のリーダーは永久に嵐ヨシユキ」

ニュース | 2022.10.18 20:30

7月4日に肺炎のため67歳で亡くなったT.C.R.横浜銀蝿 R.S.嵐ヨシユキのお別れ会が、本日、恵比寿ザ・ガーデンルームで開かれた。開会前には、メンバーの翔、TAKU、Johnnyが取材に応じ、思い出を振り返った。

翔は「100日過ぎて少し気持ちも落ち着くのかなと思ったのですが、あまりにも突然だったので、まだ自分の中に嵐さんがいて吹っ切れていないという状況です。今日お別れ会をして、前に進めると思うのですが、まだ辛い状況ですね。」TAKUは「最初は実感がなかったです。取材を受けたり、アーティスト写真が2人になっていたり、今回の追悼アルバムの裏ジャケットの2人の写真を見ると、実感が湧いてくる。」Johnnyは「コロナがあり、入院中してすぐにお見舞いに行けなかった。最後に嵐さんとお話しができたのは、4月17日ランドマークホールの嵐さんの生誕祭だった。その時、3曲歌った嵐さんの姿が目に焼き付いている。まだ信じられないが、今日を境に、前を向いて進んでいければ」と、それぞれ現在の思いを語った。

嵐さんの人柄についての質問に翔は「山の様なでかい人、とても心強いリーダー」、Johnnyは「絶対に弱音を吐かない人で。決して体調が万全でなくても“大丈夫”しか言わない、どんなに辛くても泣き言を言わない人」と答えた。

また、今後のバンド活動について翔は、「今後の横浜銀蝿をどうするかについては、気持ちが落ち着いていなくまだ考えられていない。横浜銀蝿のリーダーは永久に嵐ヨシユキなので、彼の意思を継いで音楽をやっていくことは間違えない。お別れ会が終わったらまた、気持ちを新たに頑張ります」と応えた。

T.C.R.横浜銀蝿 R.S.は、現在、翔とTAKUの2人で活動。10月26日には嵐さんを想い制作された追悼アルバム「All for RAN」が発売される。1曲目の「All for RAN」は、翔が“みんなが嵐さんのために”と作詞作曲した楽曲。翔は「生前の嵐さんが、何を思ってきたか、どう戦ってきたかを思い出して歌詞に入れました。銀蝿のメンバー全員で合唱している。42年間の感謝の気持ちを乗せました。ぜひ聴いてもらいたい」と語った。

祭壇の上。右の革ジャンは、1998年に嵐が立ち上げたシルバーレコードを記念したツアーで着用した衣装。青いスカジャンは、普段から嵐さんが着用していた愛用の私服。帽子とサングラスが掛かっている革ジャンは、2020年の横浜銀蠅40thで着用していた衣装

祭壇の上。横浜銀蠅40thで使用していたドラムセット

会場には奥様が選定した嵐さんの写真が展示

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