編集部：seekさん、初めて立ったステージを教えてもらえますか？
高校１年生の10月に、仲間と一緒に姫路の「MUSHROOM」というライブハウスに立ったのが最初です。
──ライブをするためにレンタルホールを借りたんですか？
ええ、そうです。だから、みんなでチケットを売って、友だちにたくさん来てもらったんですけど。初めてだから、ライブの仕方も分からなかったんですよ。だから、各バンドのリーダー3人が最初にステージに出てきて、挨拶をしました。
──だはははっ！ なんとも初々しい。
ライブの始め方が分からないから、とりあえず最初に挨拶はしたほうがいいだろうということになって、各バンドのリーダーが集まって挨拶をしたんです。
──seekさんもそのなかにいらっしゃったんですね。
そうです。それで、挨拶をしたら、これは先にいっておきますけど、別に仕込んだ訳ではないですからね。この日、MIMIZUQを一緒にやってるAYA君が最前列でその様子を観ていまして。僕らが挨拶を終えたら、各バンドのリーダーにAYA君が百合の花を一輪ずつ渡すという謎のコーナーがあったんですよ。
──それ、絶対に仕込んでましたよね？
違うんですよ。本当に。百合を渡してくれたその人と23年もバンドを一緒にやるとは思いもしませんでしたけどね（笑）。
──ちなみに、初ステージではどんな楽曲を演奏したんですか？
僕らはTHE BOOM、GLAYとか雑多な感じでしたね。メンバーは高校の軽音楽部だったから、みんなやりたい音楽が違ったんですよ。だから、メンバー各々好きな曲を選んでやるという感じでしたね。
──バンド名は憶えてらっしゃいますか？
“赤味噌風味”というバンド名でした。いまMIMIZUQで本当によかった（笑）。
編集部：AYAさんがが百合の花を一輪ずつ手渡すシーン、運命めいてますよね！
seekさん、ありがとうございました！
seekさん、ありがとうございました！
