■生形 真一
David Sylvian + Robert Fripp
1993年10月16日(土)東京・渋谷公会堂
洋楽のライブで初めてっていうことで言うと、高校生のときに渋谷公会堂で観たデビッド・シルヴィアン(ジャパン)とロバート・フリップ(キング・クリムゾン)のライブで。シルヴィアン&フリップとしてアルバム『ザ・ファースト・デイ』(1993年)を作ったときの日本でのライブだったんですけど。友だちがすごい好きで、チケット取ったからって連れていってもらったんです。ただ、当時はロバートフリップがどんな人かも知らないで観てたから、今思うともったいなかったなって思いますね。もっとちゃんと知ってから観ておきたかったなって。でも、それでも俺が初めて生で観た海外のギタリストのはロバート・フリップなんです。それはいまだに自慢できる(笑)。ディヴィッド・シルヴィアンもボーカリストなんだけどギターもすごくうまいんですよね。
キング・クリムゾンはNothing’s Carved In Stoneをはじめた頃に毎日のように聴いていたバンドなんですけど、その当時はまだキング・クリムゾンも知らなかったから。今思うと、10代のときにあれを観れたことはすごいことだったなと今でも思う。
■村松 拓
フィーダー
2005年11月8日@東京・SHIBUYA-AX
18か19歳の頃に観たBRAHMANのライブは覚えてますね。とにかく強烈で。僕は元々 THE BLUE HAERTSとかも好きだったし、何か見ちゃいけないものをステージで見せてくれる人が好きだったんですよね。BRAHMANも初めてそういうのを生で感じたバンドで。それに近づいていきたいっていう気持ちはあるかもしれない。
洋楽では、『プッシング・ザ・センシズ』(2005年)が出たときのフィーダーのSHIBUYA-AXでのライブですね。日本のライブだと、ベースのタカ(・ヒロセ)さんが観客に「ステージに上がってこいよ」っていうのが定番だったんです。今回も絶対くると思って身構えてて。アンコールでタカさんが「来い!」って言ったら、ステージに人がなだれ込んで観客でいっぱいになって。俺はタイミング悪くちょうどボーカルのグラント(・ニコラス)の真後ろに入っちゃったんです。
ステージ上でみんな興奮してるし盛り上がっちゃって、グラントが押されてマイクにギターがぶつかって演奏できないってなっちゃってたから、僕がステージ上で警備してました(笑)。最近このときの動画が上がってたので観たんですけど、ロン毛のやつ(村松)が頑張って観客を押さえてるのが映り込んでました。周りのやつらはすげえ楽しそうなんですけど、俺だけすごいつらい顔してます。
5月30日からスタートする、2マンツアー『Hand In Hand Tour 2025』も期待しております!
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