WATARUが初めて立ったステージは?

スペシャル | 2017.11.10 12:00

WATARU

イケコ
編集部:WATARUさんが初めて立ったステージを教えてください!

「渋谷NoStyle」

自分たちが中学生の頃にサークルがすごい流行ってて、“サー人”とかいって、学校でも先輩がパー券配ったりしてたんですよ。そこで「歌う?」って誘われて、初めて歌わせてもらったのが17歳の時、渋谷のNoStyleというところです。その時は一人じゃなくて、9TRIBEっていうユニットを組んで二人でやりました。

歌を作ろうと思った時、どういうふうに作っていいかわからなかったから、知り合いに音楽プロデューサーを紹介してもらったんですよ。その人のスタジオに遊びに行ったら、トラックがいっぱいあって、“1曲持って行っていいぞ”って言われて。今はものすごく有名な方ですけど、その人にはすごくお世話になりましたね。それまで自分は空手をやってて、「押忍!」っていう世界にいたのに、いきなり音楽を作ることになって、「YO!」とかやらなきゃいけなくなって、いや無理でしょって(笑)。もう無理なのに、一生懸命自分なりに書いたものをトラックに合わせて歌ったら「ヘタクソ!」とか「リズムが遅れてるの、わかんねえの?」とか、すごいキツイんですよ。「書き直して1週間後にまた来い!」とか言われて、こいつマジむかつくとか思いながら(笑)。でも書き直して持って行ったら今度は「いいじゃん。自分でも良くなったのわかるでしょ?」とか、超アメとムチなんですよね。それで1曲できて、その音源を持って歌ったのが初ステージです。

初ステージは、あんまりアガらなかったです。だって、空手の試合に出る時はいつも一人だから。たとえば学校のバスケの試合に出る時も団体プレーが楽しくて、「こんなの遊びの延長線上じゃねえか」とか思ってたんで。もし一人でステージに出るんだったら緊張したかもしれないですけど、年上の相方がいてくれたから、もうかっこつけてやっちまえって。たぶん「YO!」しか言ってなかったと思いますけど(笑)。「おめえら聴いてんのか、YO!」とか、ヒップホッパーになりたい若造みたいなステージだったと思います。19歳ぐらいの映像が残っていて、この間久々に見たんですけど、もう恥ずかしすぎて笑っちゃいますね。ダセえなーと思うけど、でも知識もないのに堂々とやってるなと思ったし、あの頃があるから今があるんだと思います。

イケコ
編集部:「押忍!」から「YO!」へのエピソード、とても興味かったです。
19歳頃のライブ動画、観てみたいですね!
WATARUさん、ありがとうございました!

 

■「波に乗ろう」Full ver. PV

 

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