wacci 橋口洋平(Vo&Gt)と吉田山田が語る、ふるさとの思い出。

スペシャル | 2018.01.26 18:00

インタビュー/永堀アツオ

wacci 橋口洋平(Vo&Gt)と吉田山田が語る、ふるさとの思い出とは?

イケコ
編集部:みなさんのふるさとの思い出を教えてください!

橋口洋平「青梅市」

橋口洋平(Vo&Gt) 僕は青梅市出身なので、東京だけど都心ではなく、都心まで1時間半くらいかかる場所なんですね。地元に帰れば地元の友達もいるし、そこには当時のままの風景があって。当時の自分と比べて、このくらい年をとったんだなとか、こういう経験してきたんだなとか、また都内で頑張ろうっていう相対評価ができる。ミニ上京物語を1時間半で得られるのはすごい贅沢なことだなっていうのを、最近、思うようになりましたね。自分と向き合う上でも大事な位置にあってくれたなっていう気はします。遠くはないけど、故郷があるっていう感覚が贅沢だなって思うようになってます。

吉田結威(Gt/Vo) 気温も違うよね、青梅。

橋口 うん、2〜3度違う。八王子からもう違うから、青梅に帰るとがっつりさがるので、「あ、冬がきてるんだな」ってことも感じたりしますね。

吉田山田「東京」

吉田 僕はこの年になって、割とお仕事で忙しくさせてもらってて。あんまり東京にいられない中で、去年の47都道府県ツアーで初めて、自分が住んでいる場所をふるさとと感じることができたんですよ。それって、なんなんだろう?って考えた時に、やっぱり人なんですよね。下手なんですけど、両親には実家に住んでた頃に比べたら、何百分の1しか会えてないけど、久々に会ったら、親父も照れ臭そうにしてたり、家の匂いを感じたりして。それって何が醸し出してるかっていうと、やっぱり人間なんですよね。雰囲気も匂いも。だから、場所として故郷があるっていうのはちょっと憧れるし、これからできたらなって思うけど、いまの段階では両親がいる場所、両親が暮らしている調布、あの実家の匂いに故郷を感じますね。

山田義孝(Vo) 僕も東京なんですけど、振り返って、過去のことを思い返すと特殊な環境だったなって思って。新宿だったんですけど、風呂なし共同トイレのアパートの一室が自分の家で。特殊な環境だったなって思うんですけど、それが自分の中の土台になってるし、それでも家族がいて、すごく幸せだったんですよね。そんな環境で育ったからこそキャッチできているものがたくさんあるなとも思っていて。「日々」も近所に住んでいた畳屋のおじいさんおばあさんの歌だったし。いまになってもそこが自分の生み出すものに影響してるなって感じますね。だから、ほかの人のように、甲子園で地元の県を応援するみたいな愛情がないのかなって思っていたけど、自分の住んでる場所の空気に愛着を感じているし、もっと年を取っていったら、あそこに戻るのもありだなとも思ってますね。

橋口 吉田山田の「東京」も聴いてみたいな〜。

 

イケコ
編集部:橋口さん、吉田山田のお二人のエピソードを聞いた後に、それぞれの楽曲を聴くと、思わずウルっときてしまいます。
素敵なエピソードをありがとうございました!

 

■wacci 「東京(新生活を歩み始めるあなたへver)」

■吉田山田「日々」