水曜日のカンパネラ・コムアイが語る、地元のこと。

スペシャル | 2018.05.23 18:00

編集部:コムアイさん、地元の思い出やエピソードを教えてください。
地元って自分にとっての原風景だったり、帰れば友達がいるみたいなイメージじゃないですか。あとは安心するとか?私、そういうのがまったくないんですよ。神奈川県の宮崎台ってところで育ったけど、地元感覚が一切なくて、「地元」って言ったこともない。寂しい記憶というか、なんかえらいところで育っちゃったなって感じで(笑)。小学生くらいのときから思ってたかな。だから、旅行が好きになったのかもしれないし、いろんなものを探すことに一生懸命になったのかもしれないです。しっくりくる面白い場所と人を探してた。

中学くらいのときに渋谷のミニシアターに行けるようになったのが嬉しかったり、それに紐付いたトークイベントとかも。人や文化に触れてる感じがしたんですよね。あとはピースボートの事務所に通い始めたのが中3くらいで、それが大きかったと思います。周りの大人に学校の先生とサラリーマンの親しかいないのがもう無理!ってなって、援交とかに走る可能性もあったくらいなんで。たまたまピースボートのことを知って事務所に行ったら、迷いながら生きてる大人がいっぱいいて、歳もバラバラで。ああ、いろんな人生があるんだって。むしろ、地元みたいな愛着はそこにすごく感じますね。高田馬場のほうが(笑)。

編集部:幼い頃から感じていた違和感に対して、自分の目で見て、人と話して、感じる、能動的な行動を起こしていたんですね。
そこから湧き出るものを様々なかたちで表現する様に、水カンのライブに通じるものを感じました。
コムアイさん、ありがとうございました!

水曜日のカンパネラ『メロス』

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    田山雄士

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