the pillows 山中さわおが初めて立ったステージは?中学2年生のとき、学園祭で先輩バンドのベースに大抜擢!

スペシャル | 2018.11.22 12:00

編集部:山中さん、人生で初めてステージに立ったときのエピソードを教えてください。
中学2年生の時の学園祭です。すごくお世話になった先輩がブラック・サバスのコピーバンドをやってて、そこにベーシストがいなかったので、頼まれて弾きました。僕はギターしか弾けなかったんですけど、「ギター弾ける奴はベースも弾けるだろう」とめちゃくちゃなこと言われて(笑)。まあハードロックなのでルート(弾き)で、そんなに難しくないですからね。でも中学生でブラック・サバスですよ?その頃だとディープ・パープルとかレインボー、あとマイケル・シェンカー・グループが流行ってたのに、その先輩はちょっと変化球のやつばっかり聴いてたんです。大ヒットする前のデフ・レパードとかね。
で、小樽市の銭函中学という学校だったんですけど、当時は中3じゃないとステージに立てないことになってて、僕は抜擢されたような感じだったんですよ。その頃は岩田くんという友達(=岩田晃次/HERMIT)と、ギター2本の架空のバンドをやるだけだったから、学園祭でちゃんとしたバンドでやれて、すごくうれしかったのを覚えてます。本番はたぶん緊張したんだろうけど、中2でステージに立てて、友達たちからは「山中、やるなあ」みたいな感じだったから、自分も誇らしげだったんじゃないかな。
次の年、中3の学園祭では自分でちゃんとバンドを組みました。その時にやったのはSHEENA & THE ROCKETSの「プロポーズ」と、キーボードの奴と約束した手前やることになっていたYMOの「ライディーン」。そう、歌がない曲です(笑)。ベースがいなくて、そこをキーボードに弾いてもらってたんですね。あとRCサクセションの、CHABOさん(=仲井戸麗市)が唄う「チャンスは今夜」。今思うと、何で(忌野)清志郎さんの曲を唄わなかったんだろう(笑)。それと佐野元春さんの「ガラスのジェネレーション」の4曲です。それで佐野さんのマネをして四角いメガネをかけてライブやったんだけど、あれは当時の佐野さんが(エルヴィス・)コステロにハマってた時だったからで、そう思うと俺、知らず知らずのうちにコステロをパクってたことになりますね(笑)。白いワイシャツにネクタイで、メガネでした。しかもハードロックが大好きだったから、弾いてるのがフライングVだったという……めちゃめちゃですよね(笑)。でも楽しかったなぁ。

編集部:めちゃくちゃだけど(笑)とにかく楽しいエピソードでした!
夢中になったものに素直な衝動は、きっとこの頃から貫かれているのですね。
山中さわおさん、ありがとうございました!

「ニンゲンドモ」Music Video (short ver.)

  • 青木 優

    取材・文

    青木 優

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